郵政民営化法案・・しっていて得する永田町事情1、辻野記者の郵政民営化支持論につづいて、小泉さんの賞味期限の期日は、正確にはいつだろうか?来年の、任期?ちゃうね。「持論の郵政民営化が法案化された時」なんだよね。について書きます。ボスネタ、辻野ネタもあるけど、オレの1次情報ネタもある。安心して読んでください。
 
 ポスト小泉は内輪争い?
 
  ポスト小泉を考えた場合に、自然と有力候補として名前があがってくるのが、安倍晋三幹事長代理だ。そして、もうひとり、小泉首相と北朝鮮政策で袂を分かった福田康夫前官房長官の存在。
 その背後にひかえているのが、ニュー・キングメーカーともいえる森喜郎前総理大臣の存在だ。いづれも、小泉首相の身内ともいうえべき、森派・清和会の面々なんだね。これ。ま、この隙をついて、野田聖子ちゃんっという手もあるけど、これは別で書く。
 
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ニューキンギメーカー森前首相の本音

 森前首相は体はでかくて、失言したり、無神経そうだけど、じつは非常に細心だ。小泉政権がなぜ?誕生できたか?田中真紀子?ちゃうちゃう。実は森前首相の細心な配慮があった・・・と以前、ボスがかいているけど、ま、これについては、今度、あらためて、私のおちゃめな名文で書く。

 実は、昨年暮れから、今年にかけて、森さんは、小泉首相と安倍幹事長代理のことで心を悩ませているという話がつたわってきた。
 簡単にいうと、
「二人とも虚像が実体と違う。つまり人気が先行して実績とは関係なくひとり歩きしている」ってこと。

 そうはいっても、小泉首相の場合は、良くも悪くも三年間の政権の経験がある。それなりにイメージも固定してきた。人気先行が実力になることもあるってこと。もっというと、いまさら森さんのいうことをきく小泉首相ではない。この点では森さんもすでに半ば諦めている。
 しかし心配なのは安倍氏のこれからだ。まだ五十歳そこそこなのに、もうポスト小泉の先頭に立っている。本人の実力や経歴よりも、安倍ブームがもっぱらもてはやされている。細心で心配性の森さんは、これが気になってしょうがないというんだよね。ま、気持ちはよくわかる。

 森前首相から見れば、安倍氏は森派の子飼いのプリンス。ぜひとも総理総裁にしてやりたい。その親心に燃えている。だからこそ、人気やブームだけでの買いかぶりが怖い。

 ことあるたびに「力量や政策以上に人気の力で党首を目指すのはいかがなものか」と苦言を呈し、クギを刺している。ことのついで「自民党は人材山の如し」とばかり中二階組のPRも忘れない。

 しかし党内の一年生、二年生クラスの大半は安倍氏が頼みの綱だ。年齢や政策、公約よりも、安倍人気に便乗して次の選挙に勝ちたい。というのが正直なところだ。ま、これが現実。
 一方の森さんは、実は選挙に強い。選挙に弱い一年生、二年生の悩みがよく分からないところがある。安倍氏の将来に期待しながら森氏は安倍個人を大事にし、若い世代は自分のことを第一に考える。このギャップは理屈ではどうにもならないってわけだね。

 この森さんがひそかに、ポスト小泉として考えている節があるのが、福田康夫前官房長官。

「小泉首相の独断専行はこまる。福田ならみんなとうまくやっていける」と、ぽつりともらしている。これはかなり本音とみていいだろう。さらに、自分のいうことを聞かない、小泉首相に、やや、辟易してい節もある。

 こうした動きをしってからしらずか、水面下で抵抗派といわれているグループと福田氏との接触が、年末から水面下でひそかにすすでいた。

 ひとつが、昨年の12月のことだ。
 12月14日。小泉首相から中二階とやゆされた自民党の堀内光雄氏と福田康夫氏が、農業政策の勉強会を発足させたのだ。ここに参加するのは、堀内派の金子一義氏、森派の玉沢徳一郎、小野晋也両氏のほか、 山崎派の亀井善之氏ら。11月に茨城県の農業研究施設を一緒に 視察したのをきっかけに「農業政策で集まろう」と意気投合したという。
 堀内、福田両氏は現在は無役だが、2001年に小泉内閣が発足した際、 総務会長と官房長官として一緒に働いた仲。経済通の堀内氏と外交に 詳しい福田氏が突然、なじみのなかった分野で手を組んだことに 「今後の政局の動きをにらんだものか」などと憶測が飛び交った。
 
 それもそうだろう。互いに小泉政権の閣僚だったとはいえ、堀内氏は、小泉首相の経済政策を「無策」と批判し、ポスト小泉に名乗りをあげる腹は十分にある。しかし、弱小派閥。単独で名乗りをあげる気はもうとうない。そして小泉首相の懐刀だった福田氏。互いの腹の内はよめている関係といっていいだろう。

 年が明けての1月。自民党の加藤紘一・元幹事長は30日、茨城県つくば市内で講演し、小泉首相との関係について「外交政策を中心に、考え方、政治姿勢がかなり違う。実質的に(首相と山崎拓首相補佐官との)『YKK』は終えんしている」と語った。
 かっての朋友からの離脱宣言だ。
 加藤氏は、
「山崎さんとは毎日のように電話で連絡を取っているが、(首相就任後に)小泉さんと電話で話したのは1回、会食は最初の年に2回だけだ」
 郵政民営化については、「自民党、マスコミなど国を挙げて議論するようなテーマではない」と、民営化に固執する首相の姿勢を批判した。

 実は、この加藤氏の郵政民営化にたいする小泉首相の政治姿勢の批判は、福田氏と連携しているとみていい。

 実は、その1週間前の1月22日に福田康夫前官房長官が郵政民営化で小泉首相に注文をつけている。
 その内容は、
「小泉純一郎首相も党内の意見をよく聞かなければいけない。切って捨てるようなことをしてはいけない。法案をよくするなら、妥協ではなく、改善という形で受け入れることが必要だ」と4事業分社化などを柱とした政府の基本方針の修正も視野に党側と調整するよう求めたものだ。

 この両者の発言は、それまで森前首相がさんざんいいまわしてきたフレーズだ。
 さらに決め手もあった。
 それは、衆参代表質問での青木氏の質問だった。
 参院自民党え代表して、青木議員会長が質問第一陣に登壇した。青木氏は旧橋本派に属しているが、かつての同志野中元幹事長ほどアンチ小泉ではないが。民営化をめぐる党首と党の正面衝突を回避するため苦心してきた。その青木氏のフレーズも、森、福田、加藤と同じ内容だった。


安倍VS福田の確執


 福田康夫と安倍晋三の確執については、以前からいわれてきた。
 その典型例が拉致問題をめぐる対応だ。福田氏が官房長をさった理由のひとつにこの北朝鮮政策をめぐってだとされてきた。 

 拉致議連の一人がこう説明してくれる。
「よど号メンバーの元妻が有本恵子さん拉致を証言後、安倍官房副長官の音頭を受け拉致問題プロジェクトチームを立ち上げた。しかしこのとき、福田官房長官が
『やめてくれ』と噛みついたという話は有名です。
 北朝鮮問題については外務省のチャイナ・スクールの面々がリードしてきました。彼らの考え方は『拉致疑惑が日朝国交再開の障害になっている』という考え方です。
 そのため拉致問題プロジェクトチーム発足時には、田中均アジア大平州局長(当時)は『安倍先生のようなタカ派路線では解決しない』と言い放ち、福田長官に泣きついたのです。実は、福田氏はチャイナ・スクールのドンである谷野作太郎前中国大使と小学校の同級生でもあり、その意を受けて安倍副長官に噛みついたという話さえありました」

 外務省のチャイナスクールといえば、加藤紘一元幹事長もチャイナスクール出身。加藤紘一氏、福田康夫氏の外交路線にかんするスタンス、姿勢が一致してもおかしくない。

 しかし、小泉政権下では、安倍氏らの強硬派が、対北朝鮮外交のイニシアチブを握ってきたことは事実。その一方で、田中均に代表される外務省チャイナスクールの面々は、拉致問題の解決に消極的で、時には拉致家族からは「裏切り者」というレッテルさえはられている。

 外務省の関係者がいう。

「福田さんは、以前から、安倍さんらの強硬姿勢はいずれ破綻するとみていました。
『日本政府は経済制裁の発動はできない。なぜなら経済制裁の発動は、宣戦布告に等しい行為だからだ。しかし、日本の憲法は戦争を禁じている。戦争の覚悟も準備もない日本が、経済制裁を発動しても、北朝鮮に足下をみられるだけ。ほえるだけならだれでもできる。このままでは、安倍路線は外交的に行き詰まる』というのが福田さんや、加藤さんの本音です」


「ポスト小泉は、清和会の身内の内紛から火をふくだろう。抵抗派の堀内、古賀誠、亀井静香らは、ひそかに福田と接触している。抵抗派としては、みずからポスト小泉の候補たてて立ち向かうだけの戦闘能力は喪失した。しかし、清和会内の、反小泉のうごきには敏感に便乗するだろう。その背後にいる森前首相の存在が不気味な存在となるだろう」(政治部デスク)

 別の森派の幹部はこういう。

「安倍さんまで、ワンクッションというのが我々の考えです。森前総理は、安倍さんの北朝鮮外交姿勢を非常に危惧している。
 その一方で、小泉首相の対応能力に限界がみえはじめているのも事実です。
 抵抗派、中二階といわれている人達に元気がないのも事実。しかし、このまま小泉にまかせておけないとなれば、福田さんの出番でしょう。しかも、これは禅定はありえない。 加藤紘一、堀内光男、古賀誠、亀井静香らが、小泉政権打倒のために、福田をたてる。この時の、森前総理の態度しだいでしょう。森さんだって、これだけ小泉首相をたてているのに、すこしも言うことをきいていくれないという不満は相当にたまっている。これによって、青木幹雄氏もうごく。
 独断専行の首相から、話し合いのできる首相へというのが、キャッチフレーズになるかもしれない」
 清和会から、明智光秀がでる?
 それは、福田か?いや、ひっとすると森前首相だったりする可能性もある。
 小泉首相の安泰としていれない。


 民主党にいって、ぱっとしないとはいえ、政界を見る目は独自のものがある、小沢一郎氏はかねてからこういっている。
「自民党は外部の敵には一致して立ち向かうが、内部の造反にはもろいところがある」

 さて、その福田さん。最近は、抵抗派を一線をかくしてきている。しかし、政界は、ちょっと長いスパーンでみないと、見えなくなる。

文責・北岡隆志