フジテレビとライブドアの和解交渉。
 昨日、16日夜7時の、国営放送(NHK)が報じた。
 和解内容は、フジテレビがライブドア保有のニッポン放送株を1株6300円程度で全株買い取るほか、ライブドアの第三者割当増資を引き受ける。出資比率は最大15%。フジ側の資金負担総額は、最高で1400億円程度になる見込み・・・・
 
 
 なんといっても、国営放送だ。ま、我々も、世間もNHKについてあれこれいうし、視聴料はらっていなくても、文句いっても、会長のスキャンダルさがしたり、でてきたりするけど、ま、影響力はあるわけ。いい、悪いは別としてね。
 だから、視聴料はらっていなくても、7時のニュースはみるわけだな。ま、この辺が我が国の民主主義と、ジャーナリズムの現状を端的に表現しているんだけど、たまに遊びにいく日本外国特派員協会(FCCJ)で、寿司つまんで、ビール飲んで、下手くそな英語で、しゃべりまくるけど、聞かれると、やはり、「NHKの7時のニュースは、タス通信だよ」っていっちゃうわけ。

 ま、ホリエモン的には、政官財・マスコミ全部敵にまわしちゃったんだよね。宇宙旅行なんていっている間に。だから、前回、「寒気がしたはず」って書いたし、その前に「さくさくと手をうちなさい」っていったわけ。
 ま、干物になるまえに、撤退したっていうのは、賢いといえば賢い。捲土重来をきせるってわけ。ホントか?
 で、フジテレビの幹部に電話したわけ。
「ま、お小遣いあげて、去ってもらいましょう」
 だって。
 つい、先日までは冷や汗かいていたくせにね。
 業務提携に関しては、「ネットと放送の融合」事業の具体策を検討する委員会を、共同で設立することが盛り込まれる。っていうけど、この検討委員会っていうのは、政府みても、お役人みても、「何もしない、何も結論ださない、何も影響力ありません、形だけです」委員会っていうんだよね。

 さて、ここで一大逆転劇があるか?
 あるといいね。あるとおもしろいね。
「フジテレビ、ライブドア。トップ会談決裂!ニッポン放送、ライブドアの子会社へ」って報道なんだよね。
 ホリエモンそこまで、根性あるか?そこまでやったら、国営放送もあわてるんだけどな・・・・
 可能性は、消費税並みの5%。

文責・北岡隆志

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