「ブログ調査分析報道!なんてぎょうしょうしいタイトルはやめて、もっと肩の力をぬいて、ブログ本来の目的であるWeb日記にかえましょう」

 ボスからの通達である。

 で、いろいろと、あれこれ、著作権の問題とか、名誉毀損の問題とか、裁判対策なども、真剣かつ30秒ほど熟考して、結論に達した。

調査分析報道!」なんて、報道なんてつけるから、ハレーションを起こす人がいたり、いきり立つ人がでてくる。だいたい、このブログは、俺・・・北岡が趣味の範囲で勝手にたちあげたものだ。ま、俺ひとりだと、さびしいので、ブログもHPもよーわかっていないボスを巻き込んだ。ま、この人は、あたらしもの好きだから、「うん?いいじゃない?いらん金かからんよな?」というわけ。

 ところが、やはり肩に力がはいっていた。「調査分析報道!」なんて仰々しいタイトルをつけてしまった。「報道」ってうたったものだから、この業界はせこい足のひっぱりをする輩もいるから、密告に、ちくりに、いやがらせが、続出するのである。うちとは、性格も戦力もちがうけれど、有名ブログである、「きっこの日記」にしても「サイバッチ」にしても「二階堂ドットコム」にしても、他のジャーナリズム・情報系のブログにしても、つい、文体が時には、戦闘的かつ攻撃的になってしまうというのは、こうした背景があるからだというのが、約1年間やってわかったことだ。

 言論の自由も、糞も味噌もない。あくまでも個人の日記だ。

 正しいことが書かれていることもあれば、まちがったことが書かれていることもある。清濁混交。玉石混交。判断するのは、国営放送のNHKでも、言論の朝日新聞でもない。これが、WEB BLOGの本来の姿なのでないか。無数の情報や日記から、判断するのは、ひとりひとりの見る人(読者と書くとまたいやらしくなる・・・)見る人の勝手なのである。(責任なんて言葉はつかいたくない)

 しかし、考えようによっては、このブログの出現を一番、おそれたのが既存のマスコミであり、既存の記者とか、ジャーナリストだということが、やっとわかってきた。実際、俺は、畏れたし・・・・さらに、実は、やってみて十分に楽しんだ。BLOGを通してしか、知り合うことできない人とも知り合うことができた。

 アフィリエイトなんて、一銭もちゃりんとはいってこないこともわかた(笑)。

 だが、俺は楽しいのだ。

 昨年しばらく、このブログは休刊した。実は、トラブルがあったからだ。報道と、WEB BLOGの性格の違いと位置づけがうまくいかないからだった。

「おまえがやりたいなら、やればいい。誰もたのんでもいないし、強制もしていない。おまえがやりたいというのなら、協力はやぶさかでない。ただ、BLOGなるもの性格をもう一度みなおしたほうがいい」

 これが、ボスからのありがたい(笑)お言葉だった。

 今回も、同じお言葉を(笑)いただいた。

 これ以上、ノーガキ書くと、ボスから削除されるので(この人、最近、やっと削除の仕方はわかったみたい・笑)やめるけど・・・・。

 なるほど、思考錯誤はまだつづくかもしれない。

 結論として、本ブログは、ブログ本来の性格であるWEB日記という原点にかえります。

 よってタイトルを変更します。

「現役雑誌記者による、ブログ調査分析報道!」

     から

「現役雑誌記者による、ブログ日記!」 

 報道なんて、いやらしい表現は削除しました。

 以上。

北岡隆志拝