ポスト小泉レース。玄人筋の読みでは「安倍できまり」。「福田はどこまで、靖国参拝反対派と、親中国派、親韓国派をかためることができるか?」ということだが、大穴として「麻生」というところらしい。谷垣さんは、残念ながら線上に浮上せず。むしろどのタイミングで「勝ち馬に乗るか?」ということらしい・・・・・。

 ただ少々、物騒なのが「福田支持派の在庫一掃セールがあるかもしれない。小泉首相はこれを狙っている」という情報も・・・。これは以前もかいたけれど、福田を推しているのは、森前首相、加藤紘一、古賀誠、山崎拓、青木幹雄らと、ナベツナ。いってみれば半ば終わりかけている人。「靖国参拝反対、親中国、親韓国」を一緒にしておいて、昨年の「郵政民営化反対派の造反グループ」とおなじように、お払い箱にしようというのだ。

 もちろん安倍にもアキレス腱はある。ひとつが健康問題。もうひとつがスキャンダル。このスキャンダルの方向性はだいたいわかっているけど、上記、福田支持派が「最後の大ばくち」として仕掛けてくれば、事は事による。そうしたら浮上するのが麻生さん。いや、事が事によれば、今や自民党の最大派閥である清和会(森派)は分裂。それどころから自民党そのものが分裂。これを、こしたんたんと狙っているのが、民主党・小沢一郎。もっとも小沢サイドは「こちらから仕掛ける話ではない。むこうから崩れてくれば別だが」ということのようだ。

 とおもっていたら、ただいま発売中のフライデー 6/9号。

【永田町インサイド】「次のファーストレディは私よ☆」
【ポスト小泉《麻垣康三》】 候補4人の「熟女美人妻」大図鑑
 という特集を組んでいる。
 http://www.bitway.ne.jp/kodansha/friday/scoopengine/index.html

 写真をみた範囲では、安倍さんの奥さんの昭恵夫人が一番若いだけにいけるか?その他、福田夫人、貴代子さん、麻生夫人、千賀子さん、谷垣夫人、佳子さんの写真もある。

 インターネットご愛用の皆様ならすでにしっているとおもうけど、実は、最近の政治家は、奥さんも含めて家族情報はほとんど公開しない。個人情報保護法案とのかねあいがあるのか、ワシらのような雑誌記者対策なのか、インターネットでいくら検索しても上記奥様の情報、データはほとんどでてこない。写真も当然。だから、こうした記事はしっかり保存しておきましょう。

 ということで、当方でも貴重な情報をあつめています。その一部を公開!

「55の実践パターン!労使トラブル解決マニュアル」

 安倍昭恵さん。

 松崎昭雄・森永製薬元社長の長女。安部さんも血統書付きの一族だが、奥様もセレブの一族。結婚したのは87年。小中高とお嬢様学校の聖心。ただ、あまりお勉強は好きでないようで、たいていエスカレートで大学にいくのだけど2年制の聖心女子専門学校にいって、卒業。就職先は電通。ま、相手は森永製薬だから、電通得意のコネ入社といわれても誰も文句いわんだろう。そして、22歳の時に、当時、自民党幹事長だった安倍晋太郎氏の秘書をしていた晋三さんと知り合う。 恵昭さんは、セレブにありながら、じつはかなりノリはかるくミーハー色がはいっている。

「学生時代はギタリストCharの大ファン。”高校時代、Charが森永製薬の『小枝チョコ』のCMに起用されたので、昭恵ちゃんはお父様の関係を通じてあったそうです。一時はキムタクのファンでもありました。かれも森永製薬のCMに起用されているんですけど、”ジャーニーズ事務所は厳しいらしく、『SMAPの楽屋には入れてもらえなかった』と残念がっていましたね。
 韓国の盧武鉉大統領が来日した際の晩餐会には招待されたようで、『歌手のBoAがくるんだよ』って楽しみにしていました。昭恵ちゃんのお母様も芸能人好きで、布施明さんや渡哲也さんとは家族ぐるみの付き合いのようです」
・・・・・・・以上、週刊文春2003.10.9号より

 昭恵夫人は、安倍氏の地元・山口では「アッキー」という愛称でラジオのDJをしていたこともある。

 山口県は下関のコミュニティFM局「COME ON!FM(コモンエフエム)で、昭恵さんは確かに現役DJ「アッキー」として活躍していたのである。しかも、その出演番組『アッキー・洋介の東京ラウンジ」は、既に4年半も続いていた。
 「アッキーと」「洋介の」「東京ラウンジ」ーー
 そんなジングルで始まるこの番組は、毎回、東京都内の特設スタジオにゲストを呼んで、お酒を酌み交わしながらの賑やかな”ホロ酔い!トークが繰り広げられるという内容。同局の富永洋一社長によれば「開局間近のある酒席で、以前から懇意にしていただいていた昭恵さんが、『私も番組が持ちたい』と半ば冗談半分でいわれた。そこで、渡り船とお願いしたら本当に引き受けてくださって、人気番組が誕生した」とか。
・・・略・・・・

 番組のパートナーであるJポップアーティスト・東京プリンの伊藤洋介氏(元シャインズ)が収録秘話を明かす。
「昭恵さんは全く気取ったところがなく、誰とでもフランクに接して友達になってしまうので、僕も楽しんでいます。お酒があったほうが話が弾むだろうと、飲みながらの収録にしてるんですが、彼女はけっこうお酒が強いんですよ」
・・・・・・・・以上、週刊ポスト2003.2.14号より
 昨年の総選挙では全国を飛び回る安倍氏に代わり、選挙カーでくまなく選挙区をまわったのが、昭恵さん。お酒をほとんどのまない安倍氏にかわって後援者たちと酒を酌み交わすなど、全面的にバックアップしている。
 次期、ファーストレデイにもう一息というところ。


福田貴代子さん。

 福田貴代子さんは故・桜内義雄衆議院議長の姪にあたり、父親は元毎日新聞社長。こっちも政財界をつなぐ強力な閨閥出身。
 仲人は故・岸信介総理大臣
 夫婦仲は良い。
 永田町では和服の似合う美人として有名で、清和会(森派)の婦人部会にも積極的に参加する気さくで明るい性格で活動派。時々、和服姿で国会議員会館にある福田康夫事務所にも顔を出す。
 番記者にも評判がよく夜回りに行った記者が
「議員はいますか」
 と家に来る。
「主人はまだ帰ってませんが、どうぞお入りにあってお待ちください」
 と応接室に通す。
「よかったらビールかウイスキーでも飲んで待っててください」
 と飲み物を持ってくる。
 本人に時間があれば福田康夫代議士が帰ってくるまで記者と四方山話に興じることもあるそうだ。
 選挙区である群馬の地元に会合があるときには忙しい福田康夫代議士に代わって出席。短いが適切な話をするので地元の婦人部にも評判が良い。
 気さくで明るい性格の本人だが、相手が悪いとびしっということもあるのだ。
 ある日の夜、酔っぱらった政治部記者が福田家に「康夫先生いますか」と電話を入れた。
 福田康夫代議士がでたが相手が酔っているので何が言いたいのか要領を得ない。
 そこで夫人が康夫代議士の受話器を取り、
「あなた、主人は疲れて帰ってきてるんです。電話するのなら自分の頭がはっきりしているときにして下さい」
 といってバシッと電話を切ったという。
 政治家にとってマスコミとの付き合いはなかなか大変なもの。なかなか物申せるものではない。後にこの記者は「大変申し訳ありませんでした」と夫人に謝罪したという。 
「福田康夫代議士は気さくな反面、筋を通す貴代子夫人大変惚れているようだ」との評。


麻生千賀子さん

 麻生千賀子さんは故・鈴木善幸総理大臣の三女である。麻生太郎氏と結婚したのは33歳の時で当時、晩婚といわれた。
 晩婚の理由として父・鈴木善幸元総理は水産研究所の技師から政界に入った人物。周りを見渡せば吉田茂や鳩山一郎などの閨閥がうようよ。そん中で大変苦労したそうだ。それで娘には何とか良いところへと思っていたとことろ、長女がボランティア活動で知り合った人物と結婚することになった。これには父・鈴木善幸元総理も烈火のごとく怒ったという。
 こんな騒動を見ていた3女・千賀子さんはだんだん婚期が遅れていったという。

 麻生太郎氏は79年に衆議院議員に初当選。宏池会に所属。時折、宏池会の大先輩宅におじゃますることもあった。
 その内、故・田中六助政調会長が一計を案じ
「麻生くん。今度、赤十字の慈善会があるんだが行かないか」 と誘った。
「そうですか。では行きます」
 と麻生太郎はその会に出席した。
 その会にはさりげなく鈴木千賀子も出席しており、2人はその場で見合いということになる。
 千賀子さんは丸顔でホンワリとした性格。2人は時折顔を合わせるようになった。
 この様子を見ていた田中六助氏は、
「どうだいそろそろ結婚しては」
 と麻生太郎をくどき、千賀子とめでたく結婚する。
 仲人は桜田武元経団連名誉会長。
 結婚当時、麻生は2期目の選挙に落選中でもあり新居は地元・福岡県飯塚市に構えることとなった。
 福岡県飯塚といえば九州でも炭坑町として柄の悪いことで有名なところ。
 最初はとまどったようだがやがて子供も産まれ、PTA活動をするうちには地域にとけ込んでいく。
 麻生千賀子をよく知る永田町の住人が言う。
「麻生千賀子さんは代議士夫人、大財閥夫人という気取ったところもなく全く普通の人という感じです。子供たち2人は地元の小学校に行っていました。当然PTAなどには積極的に参加し決められた役割を黙々と果たしておりました。
 また、選挙になるとなかなか地元に帰れない麻生太郎さんに代わって長靴、ジーパンを履き、髪は後ろに束ねるなどまるで地元民スタイル。『うちの実家は魚屋さんだからね』といっこうに気にする様子もありません。
 このスタイルで『こんにちは。おばちゃん元気?』などと有権者へ気楽に声をかける。
 平成6年ごろ、拠点を東京に移しました。長男が慶応中学に入った関係で藤沢に通学する息子の弁当を作るために朝6時に起きてせっせと弁当を作っていました。
 家にはお手伝いさんもいるんですが掃除、洗濯、弁当作り、子育て、車も自分で運転しどこにでも気楽に行くんです。
 東京にきてからも地元での会合や選挙には麻生太郎本人に代わって大活躍。それも腰が軽くどこにでも飛んでいきます。
 特に冠婚葬祭は必ず地元に出かけていきますね。
 後援会の方も高齢化が進んでいますから、冠婚葬祭が多いんです。
 特に九州の土地柄、お盆は大切にしますので、お盆の時期には400軒ぐらいはかけずり回りますよ。
 頭の回転も速く会合でも的確な挨拶をするんで地元婦人部にも評判が良い。
 本当に何でもやる普通のおばさんということかな」
 天皇家にもつながる麻生家の大黒柱。
 ファーストレデイの資格は十分。

谷垣佳子さん。

 谷垣氏本人は、東大に8年在籍して、卒業後7度目にして司法試験に受かり、弁護士資格をとった。
 その間に、早稲田大学出身の佳子さんとしりあった。
 佳子さんも同じく司法試験をめざして勉強していた。
 司法試験仲間というところ。
 しかし、谷垣氏が合格した年も、佳子さんは落ちてしまった。そこで谷垣氏が、「なんなら、僕のところに永久就職しないか?」とプロポーズ。
 谷垣氏の趣味のひとつが、サイクリング。佳子さんも一緒にでかけることもある。性格も温厚で社交的、代議士婦人会のあつまりでも、もくもくと、世話係に徹する。
 上記、3名の夫人に比べると、地味さでは一番だが、縁の下の力持ちという点では、天下一品。地味といいながらも、実は司法試験を勉強していたこともあるから、頭の良さ、学力は勝っている。 

 かってファーストレデイといえば、佐藤栄作夫人や橋本龍太郎夫人など総理本人より脚光を浴びた人物もいた。
 
 現代版ファーストレデイの条件とは
1,最低限の英語ができること
2,総理の健康管理
3,各派閥や党内の議員夫人をとりまとめられるー人気があること

 ファーストレディともなれば各国首脳の夫人たちと夫人外交を展開することになる。そのためには意思の疎通として英語が必要条件になるのだ。
 また、総理の仕事は激務。健康管理は必死。
 さらに、永田町は嫉妬がうずまく世界である。
 他の代議士夫人に恨まれずかつ出しゃばらず。そして話がうまくて夫人たちを引きつけられる魅力を要求される。

以上

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