だいたい各政党、新聞の自民党総裁選挙の公約の論評はでつくしたようです。
本来なら、それを掲載して評論してもいいのですが、うちは、ボスの「頭の悪い記者の頭の悪い能書き=論評はいらん」という崇高な方針があるので、それは、他のブロガーさんにまかせた。
でも、それだと芸がないので、健康を害している(糖尿病らしい)金正日さんがいらっしゃる北朝鮮はどう、「論評しているか?」掲載してみました。
9月4日付の労働新聞で、朝鮮新報が9月8日に日本語版で報じた「自民党総裁選公約を論評」。さらに9月13日付で朝鮮新報が報じた「小泉政権 5年余の総括の核心は何か 意識を偏狭なナショナリズムに転換 」の2本です。長いですが全文掲載します。
これを、よんだうちの「その他」は、論評はさけましたが、とっさにいったのが、
「これは著作権違反でないか?日本の社会民主党さんや、民主党内左派さん、もしくは日本共産党さん、一部、朝日新聞や毎日新聞、はたまた日刊ゲンダイの表現、レトリックを剽窃している」
ほほう、朝日新聞はいいとしても、日刊ゲンダイまで、パクられているのか?これは、二木さんや、山田さん、藤田さんにいわなくてはならない。
「いや、よく読むと、産経新聞や読売新聞の表現さえ一部剽窃している疑惑がある」とその他。
日本帝国主義を批判するのは、ま、お国の事情だから、いいとしても、その表現にオリジナリティーが欠けているとしたら、そうとうまずくないか?というお話になりました。
突然、ボス登場、
「北朝鮮は、一度行ったけど、あんまし好きになれんかったけど、食料だけでなくて、表現、レトリックまで枯渇していたとしたら、ゆゆしき自体だな・・・。ここはひとつ、オリジナリティーのある表現、レトリックをプレゼントしてもいいかもしれん。塩を送るというたとえもあるし・・・・安部さんにスピーチライターがつくらしいし・・・。ここは、表現者として、嫌悪感は別にして・・・・」
いや、それは、面倒だから、ボスには退場ねがいます。
とにかく、いかにオリジナリティーにかけた表現かだけを、掲載でゆるしてください。
自民党総裁選公約を論評 朝鮮中央通信 2006.9.8
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労働新聞4日付が、「日本をどこへ導こうとするのか」と題して掲載した論評は次のとおり。
日本の自民党総裁選挙を控えて現在、極右保守勢力の各派が政権公約内容を発表している。その内容を一言で言えば、以前の日本とは異なる「新しい日本」を建設すべきであるということである。
最近、安倍官房長官は「平和憲法」を破棄して「新憲法」を作成し、現指導部体制の代わりに米国のような政策調整機構である「安全保障会議」を創設すべきであると言った。その一方で、「日米同盟」強化の重要性についてけん伝し、米中央情報局(CIA)のような対外情報機関も新設すべきであると言った。安倍(長官)は、「新憲法」を作成するのは「日本の新しい時代」を開くことであると言い放った。
一方、日本の外交当局者は「靖国神社」の在り方に関する討論で、「靖国神社参拝の環境づくりは政治家がすべきこと」などの妄言を並べ立てた。
彼らのこのような妄言を通じて「新しい日本」の全ぼうが露わになっている。
日本の極右保守勢力の言う「新しい日本」とは、単に米国式模造の国家構造を設け、政権運営を行うというところにあるのではない。侵略国家、戦争国家としての憲法と国家構造を整えて軍国化と再侵略の道を猛烈にひた走ろうとするのがまさに「新しい日本」建設構想である。
日本の極右反動勢力は「新日本」建設という口実のもと、「平和憲法」を完全に投げ捨てて戦争法をつくり上げ、日本社会の反動化、軍国化に新たな拍車をかけようとしている。日本の極右保守勢力が「靖国神社」を国立墓地のようにつくり、国家的、国際的儀礼行事もためらわずに催そうとしている。彼らの行為は、過去の日帝の罪悪を世界が称えるようにし、日本の軍国化を合法的に、いっそう大々的に推し進める道をつくるというのと同じである。
日本の自衛隊は世界的な侵略武力に成長した。インド洋とイラクなどの海外に進出して豊富な軍事作戦経験を積んでいる自衛隊の武装装備はさらに長距離化、現代化されている。防衛庁を「省」に格上げしようとする動きも活発に行われている。強い力を育んだ日本軍国主義はアジアと世界を狙っている。彼らのけん伝する「新しい日本」建設構想も、日本社会をいっそう反動化、軍国化しようとする目的もこれに服従している。「日本の新しい時代」と「新しい日本」建設という口実のもとに日米同盟を強化し、日本の社会をさらに反動化、軍国化して21世紀を侵略と略奪の世紀につくろうとするのが日本軍国主義者の総体的目標である。
侵略と戦争が戦犯国に破滅を与えるというのは人類史の教訓であり、総括である。
日本が歴史の教訓を忘却し、再侵略戦争の道、世界征服の道に踏み出すなら、自滅を免れないし、永遠に再生できない悲劇的終末を告げることになるであろう。
[朝鮮新報 2006.9.8]
小泉政権 5年余の総括の核心は何か 意識を偏狭なナショナリズムに転換 2006.9.13
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日本の政治、言論を大きく右旋回させた
田中真紀子氏は、かつて小泉純一郎氏を「変人」と評したことがある。その「変人首相」の誕生に大きく貢献し、その功で外務大臣となり、間もなく外相を辞めさせられるというちょっと変なことがあった。
今、各紙(誌)は小泉政権5年余の政策総括が盛んである。構造改革、行政改革、経済改革、外交、安保政策、そして靖国参拝問題などなどである。
侵略戦争の美化の装置、「靖国神社」
それぞれの問題について、この小論では紹介しきれないほどの専門家たちの総括的論点呈示と指摘がある。要約すれば、5年余の功罪を問題別に評価し、その是非を明らかにしようとするものである。実に教わることの多い問題指摘であった。
たとえば、小泉政権の市場機能重視、新自由主義的政策の推進は、経済を停滞から脱却させたが、貧富の格差を拡大させ、「痛み」を庶民に押しつけ、弱者からの収奪を増し、高齢者の負担を増大させた、などの指摘である。このような重要政策についての問題点指摘には教わることが多い。しかし私には、これらの諸問題の中心というか、核心となるべき問題が、本格的には論じられていないように思われる。
では、小泉政権5年余の総括の核心は何か。それは、戦後歴代の政権が避けてきた、戦前型思潮と軍国主義的思考を政治の本流に持ってきたことであると思っている。つまり、小泉政権5年余の間、日本社会全体が右にその位置を移したということである。
古手のある政治部記者が私に言ったことがある。「首相になる前には憲法改正だ、軍備拡張だのと、国家の根本に関わることを強く主張した人も、いざ首相の座に着くと、トーンダウンさせるか言わなくなるのが普通だ」という。つまり、憲法に依って内閣を組織している以上、憲法上の制約やそのほかの事情によって、言いたい放題が言えなくなる、という。「だが小泉は違う」というのである。
たとえば、中曽根首相は米軍占領時代から強力な憲法改正論者として知られていた。ところが組閣直後の衆院本会議で「憲法改正を政治日程にのせるつもりはない」とトーンダウンさせた。また、8月15日に首相として初めて靖国神社に公式参拝して、中国からA級戦犯合祀を理由に抗議され、翌年3月、衆院予算委で「国際問題も考慮しなければならない」として、以後、例大祭に一度出たきり靖国神社へは行ってない。
1987年、中曽根内閣の藤尾正行文相は「(韓国への)侵略があったとしても、侵略を受けた側にもいろいろ問題がある」(月刊「文藝春秋」10月号)と言って韓国から抗議された。これに関し中曽根首相は、文相に辞任を求め、応じないので文相を罷免したことがある。
小泉内閣の麻生外相は「創氏改名」は朝鮮人側が求めたからだと言って物議をかもしたが、罷免されるどころか、マスコミも大きく問題にしなかった。この問題の本質は日本の朝鮮民族性抹殺政策に関わるものである。ようするに小泉政権下では、憲法改正や軍備拡大、南北朝鮮や中国へのべっ視発言は問題にならないし、マスコミもたいがいは同調するのである。言論界、マスコミの世界で右傾的、軍国主義的発言をする者は以前は傍流であった。それが今では主流となり、中央的位置で堂々と発言しても誰も怪しまなくなっている。
たとえば辛口批評家の佐高信氏に「わかったような、したり頭」と評された櫻井よし子氏である。以前は「ああ、そういう意見もあるか」くらいに見られていたが、今は朝日系などや、NHKなどにも出ている。そのほかの右派系論客たちも同様で、時を得顔である。
「変人」と言われた、小泉首相の5年余は、重要案件に対する、本質のすり替え、わい曲と矮少化、そしてき弁に満ちており、日本の政治、言論界を大きく右傾化させて主流に乗せ、国民の意識を偏狭なナショナリズムに引き込んだのである。
「歴史はくり返す」という言葉がある。語原はマルクスの著作「ブリュメール十八日」という。マルクスはその冒頭で「ヘーゲルはどこかで、すべて世界史的な大事件や大人物は、いわば二度生じるものだ、と述べている。だが彼は、一度は悲劇として、二度目は茶番として、とつけくわえるのをわすれた」と書いた。戦前、日本の軍国主義は、朝鮮をはじめアジア諸民族に多大な侵略の悲劇を押しつけた。しかも他民族への侵略は日本民族にとっても大きな悲劇をもたらせた。
ポスト小泉の本命中の本命、安倍晋三氏は、総裁、総理になったら「改憲を政治日程にのせる」と明言した。これは戦後日本の国内政治、国際政治の出発点への否定であり、いわば宣戦布告である。しかし、今の右傾的潮流に同調を示す多くの日本人を見るにつけ、マルクスのいう「二度目は茶番」ということになるだろうか、と正直、懸念もある。
だが、日本における戦後民主主義の定着という面からも、悪しき歴史はくり返させてはなるまいと思うものである。(琴秉洞、朝・日近代史研究者)
[朝鮮新報 2006.9.13]
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でも、北朝鮮産の朝鮮人参って、すごい効果あるってしってましたか?
ボスのお父様が、ガン宣告・余命半年から、これで結構、長生きしたというのは、
因果関係はわかりませんが、うちのボスは購入してました。
なんどもいいますが、因果関係はわかりません。
北朝鮮開城産紅参「レッドジンセン」
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以上
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すんません、 ボスの方針で、5位から10位内にとどまるようにという、方針がありまして、ただいま10位切りそうなんです。ポチ願います。
北岡拝