9月20日、次期自民党総裁に安倍晋三が就任。その後は、小泉前首相と飯島秘書官は官邸から引っ越しを始めた。
 小泉前総理は総理退任直前、東京プリンスホテル パークタワーの32階にあるパークタワーロイヤルスイートルーム   (一泊98万円)に移動し、現在もそこに住んでいるらしい。

 実は、小泉さんのところは、議員会館以外に、外事務所をもっていなかった。

 小泉前総理と飯島前秘書官は第一議員会館327号室(小泉事務所)に戻ったが、永田町近くに外事務所を作りそこを拠点に活動するという。未だ物件を物色中だそうで外事務所の所在は誰もわからない。

 候補としてあがっているのが、「TBR」らしいが、ご存じ、TBRというんは、永田町の妖怪が巣くうビルとして有名。そこで第二候補にあがっているのが、「北野アームズ」。しかし、まだ、正式契約にはいたっていないようだ。

 飯島前秘書官は衆議院議員会館の事務所に入って以前のように君臨している。
 たまたま飯島氏を見かけた同僚秘書が、
「どうも、お疲れさまでした。それにしても薄くなりましたね」
「いやー、頭はツルツルになっちゃって・・・ははは」
 現在の風貌は「まったくのツルッパゲ親父」
 
 小泉前総理が官邸に入ってから5年。黒かった髪も真っ白になり、権勢を誇った飯島前秘書官も単なるハゲ親父。官邸勤めにはいろいろ苦労があるそうだ。

 さて、小泉総理の今後だが、当分は安倍政権を支える。まあ、とりあえず様子見状態。
 
 9月、小泉前総理が現職時代に官邸に入り2人で話した人物がいる。 
 その人物によると小泉前総理へは
「来年の参議院選挙は大変じゃないですか」
「そうだ、大変な選挙になる。民主党の小沢さんは選挙に勝つためにはどんな手でも使うだろう。候補者一本釣りや投網をかけてでもやってくるだろう。
 それに対して自民党はこういう手を使ったことがない。でも、それをやらなければ危ないよ」
「やっぱり参議院選挙は厳しい」
「そう、そこから何をやるかだ」
 という話。つまり小泉再登板説だ。実はいまだに根強い。

 つまり、来年の参議院選挙で自民党は負ける。そこで安倍晋三総理は退陣に追い込まれる。
 自民党最後のエース・安倍晋三で打ち負けたら
「衆議院選挙で勝てるのは小泉前総理しかいない」 
 といって自民党代議士が「何としてでもお願いします」
 といってくることを待って、総理に再登板するという筋書きだ。
 それまで小泉前総理は「何もせず、ただ静観」するだけ。
 棚からぼた餅が来るのを待っていればいい。

 永田町には
「小泉前総理は総理大臣を辞めたら衆議院議員も辞めるのではないか」
 という憶測も出回った。

 しかし、政治家というものは「出たがり、目立ちたがり」が習性。
 小泉前総理といえどもなかなか枯れないのが「政治家なのだ」と思い知らされる。
「まだ生きていたのか、よれよれの海部俊樹」
「日歯連の一億円献金で大恥をさらして死亡した橋本龍太郎」
「誰も言うことを聞かないのに喋りまくる森喜朗」
 など、総理大臣辞任後の存在は惨めになるだけ。
 小泉前総理も「ここでスパッと議員辞職すれば歴史になるのだが」
 人間、辞めるときに真価が問われる。

以上

文責・不明

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