福島知事選挙で、圧勝した民主党。19日開投票の沖縄知事選挙でも民主党推薦の善戦がいわれている。
 <沖縄県知事選>仲井真氏と糸数氏が横一線 2割が態度未定
 知事選世論調査・高い関心を投票で示そう
   これは、安倍自民党の衰退、小沢民主党の浮上の予兆なのか?
 うちのボス風にいうなら、「民主党の鍵はやはり、3人の7奉行」ということだけど、小沢一郎、渡部恒三、羽田孜の百戦錬磨の議員が、果たして安倍政権にとってかわれるだけのポテンシャルをもっているのか?寄せ集め政党といわれてきた民主党を政権担当政党にまで成熟させることができるのか?

「ちと、探ってこい!」(ボス指令)ということで
羽田孜

 

 

 

 

今回は、羽田孜元首相とお話ししてまいりました。
参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』羽田孜


 

  

 なお、これは正式の取材申し込みでのインタビューではありません。「独占、お茶飲み話」というウチのボスの得意の取材方法です。
 商業誌等で掲載する場合は、正式に本人の了解をえるのが仁義なのですが、ブログということもあり、さらに文責上の責任、構成上の責任は、当ブログが半分はもつ・・・ということで、掲載します。


・・・・民主党は、安倍政権にとってかわれる政権与党になれるか?
「政権交代が叫ばれて早10数年になります。しかし、なぜか国民はさめてきている。これは、自民党や民主党という枠でなくて、国会議員全員の責任だとおもうよ。
 健全な政権交代がおきてこそ、民主主義だし、自浄作用も働く。なにも民主党のために、政権与党になるべきだ・・・ということでなくて、健全な民主主義を維持するためにも、民主党は政権与党になれるだけの政党にならないといけない。なれるかでなくて、ならないといけないんだ。このことを、小沢党首とも話したし、若手の民主党議員とも話している。ならないといけない!それこそ、政治家の責任だとね」
・・・・国民はさめている?
「それこそ、選挙区にいって個別訪問して、一人一人に話をきけばわかることです。政治家は永田町とうい井の中で、ああでもない、こうでもないとやっていると、世の中がみえなくなる。一人一人の声に耳を傾ければ、いやでもわかる。だから、民主党の若手には、故田中角栄さん風に『3万戸の個別訪問をしろ』といっている。これは、選挙対策のためだけでない。商店会の様子、町並み、田園風景、住民一人一人の喜怒哀楽に直接ふれる絶好の機会なのです。これが政治の原点と信じている。『何故、安定しつつある、この現状を変える必要があるのか』とか『どうして、変えなくてはいけないのか』とか『民主党が政権を獲ったら、どんな社会・世の中になるのか、そして今よりも私たちの生活は本当に良くなるのか』
 という素朴な疑問、問い掛けにどう答えていくのか?ということが身近にわかるはずです」
・・・それが政治の原点?
「政治の原点は生活。そして地方ですよ。
 市場原理、自由競争のもと小泉政権の5年間で、生活の格差、中央と地方の格差、企業間格差、世代間格差がどんどんひろがったいった。また、年金、医療、所得税、住民税など相次いで負担増になっている。
 怒りの声はあっても、その怒りの声が届いていない。
 いや、むしろ怒りのはけ口もなく、『仕方ないか』となかば諦め感さえある。一般国民には、実感はなくても、景気の回復感は、徐々にひろがりつつあるという。
 どれが本当か?どれが、本物か?
 そして、このタイミングで、政府は法人税の減税をうちだしてきた。それに大企業から、地方の中小企業にまで、期待感がたかまってきている。
 国民の生活の実態とかけ離れているのに、国民の気持ちは、安倍内閣にどことなく安心感を持ちつつある。
 個別の政策ももちろん大切だけど、端的でわかりやすく、そして国民の心に響く、一生懸命努力した人が報われる、それにこたえる事ができるためにも、暮らしが原点で、生活重視、そして地方重視というグランドデザインをいま、描かないといけないとおもう。これこそ、来年の参議院選挙に向けての、緊急にして、最大のテーマなんですね」
・・・・とはいえ、補欠選挙では、ふたつとも落としましたね(注意、取材した段階で、福島知事選挙の結果はでていなかった)
「補選で明らかになったのは、最後は公明党・創価学会との戦いだということですね。この巨大な壁を乗り越えない限り、政権交代はなし得ない。
 その為には、どうしても70%を超える投票率が必要だということです。つまり、70%を超える有権者が投票所に足を運ぶだけの魅力がわが党にあるかどうか、それだけの興味を有権者にあたえなくてはならないわけです。
 今のままでは、いつまでたっても民主党は自民党の『かませ犬』。 
 なんでもかんでもキャンキャン自民党に向かって吠えるだけの存在になり果てる。堂々と、自立した責任政党として成長しなくてはならないんですね」
・・・・北朝鮮の核実験が、安倍政権の安心感につながった?
「とんでもない話です。北朝鮮の核実験を契機にして、政府与党内から『日本も核保有の論議をすべき』なんて発言がでていますね。これも与党、野党もなく、先人達が不断の努力を積み重ねてきた、世界から期待される日本の平和主義をみずから失おうとしています。
 全世界から、核を廃絶する先頭に立って、行動をおこすことこそが、唯一の被爆国である日本の使命じゃありませんか?
 全世界の一人一人は、核の廃絶をのぞんでいる。それが、政治というカードのなかで、隠蔽されてきた。この隠蔽された平和への希求を、日本がとりあげないで、誰がどこの国がとりあげることができるのですか?」
・・・・小沢党首とはそういう話をされていますか?
「小沢さんとは、自民党時代からの朋友です。自民党、新進党・・・と互いに茨の道を歩んできた。そりゃ時には、意見の衝突もあった。今も、様々な話をして、さまざまな意見交換をしています。
 ひょっとすると我々はもう、老兵かもしれない。しかし、老兵には老兵の役割がある。そして政治に半生をささげたものとして、民主党のためというだけでなくて、日本の民主主義のために最後まであきらめないことが肝要だとおもうと、話しています。老兵は死なず!去らず!ですよ・笑い」


文責・構成:北岡隆志

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