福島・沖縄選挙区の参議院補欠選挙はいよいよ佳境に入ってきた。
 前回、沖縄の補欠選挙は野党候補が通常通りに支持層を固めれば勝てる選挙だと書いた。 マスコミの世論調査では与党候補の島尻安伊子は自民・公明の支持をほぼ固めたのに対し、野党候補の狩俣吉正は民主党支持者を固め切れていないようだ。

                   共同通信           毎日新聞
 島尻安伊子        36              43
  狩俣吉正      26               30

 一方、福島の補欠選挙は民主党の増子輝彦が有利な戦いを進めている。
 自民党の山口勇候補は元県会議長をやった人物。県議会に詳しい人物評は「ただのおっさん」だそうで、委員会や議会ではいつも寝ているのだそうだ。69歳という年齢もありもう「一丁上がり」ということなのだそうだ。
 民主党の増子は元衆議院議員で知名度もある。

                     共同通信         毎日新聞
 山口 勇      22.5           20
  増子輝彦      46      45

 とまあ、こんな数字だそうでこの分で行けば増子のダブルスコア=圧勝となりそうだ。

 

  都知事選挙の時もそうだったが、大手マスコミ各社は選挙調査の数字を出したがらないのでこれでご勘弁と言うところ。

 沖縄選挙区の猪俣は沖縄連合出身とはいうものの、中央との連絡が悪く連合関係者が本土から大挙して大動員をかけるという体制になってないようだ。
 今回の沖縄選挙は
「台所から政治を」などと実にセコイ争点となり安全保障、米軍再編成、米軍基地問題及び基地移転など日本国家の安全保証をどうするかという大命題がスコーンと落ちているのだ。
 実に台所など実にセコイ争点なら女の方が有利という訳なのだろう・・・・。
 支持者の数字から行けば狩俣が勝てると思うのだが・・・・。

 福島・沖縄は元々野党側の議席だった。当然、野党側が2議席確保できなければ小沢代表の資質が問われる。
 一方、「選挙の顔」だけのために総理に選ばれた安倍晋三総理はこの2つの補欠選挙で2つとも負ければ自民党内から「安倍では勝てない」と安倍卸の声も広まるというモノ。

 そこで安倍総理は国会会期末に「安倍内閣」を一新。「何とか還元水」とごまかす松岡農水大臣などをたたき出して「若手・大物」を入れた内閣を作るだろう。
 その際、中川幹事長も東電更迭の憂き目にあうことは必定。

 7月の参議院選挙は与野党大激突の「天下分け目の関ヶ原」となりそうだ。
 どちらが敗れてもそこの代表はこれで政治生命も絶たれるはず。
 
 今度こそ選挙がおもしろくなりそうだ。 

担当;辻野匠師