オフイス・マツナガのブログ!(現役雑誌記者によるブログ日記!)だからどうした当ブログが、報道コードに抵触するおそれのある件

 テレビでも、新聞でも、雑誌でも、報道コードという自主規制をするシステムがある。報道規制とか、報道自粛規制というやつ。
 たとえば、新聞だど、新聞協会とか、雑誌でも雑誌協会という親睦団体みたいのものがあって、たとえば「誘拐事件」などがあった場合、被害者の身の安全を考えて、報道を差し控える・・・という仕組み。記者クラブごとに、申し合わせをして報道しないこともある。

 以前、「誘拐事件」があったときに、テレビ、新聞はそれぞれの協会の通達、申し合わせによって、その「「誘拐事件」を報道しなかった。しかし、テレビ、新聞の記者クラブや、協会に加盟していない「週刊誌」がその事実を報じたことがあった。(ま、ちと検索すれば、すぐわかるとおもうので、具体的事例は各自で調べてみてください)
 ここでも様々な議論があった。


 報道規制とか、報道コードというのは、お上が「それ報道するな」というものでなくて、それぞれの親睦団体や加盟している協会が、自主的に、申し合わせなどをして、報道を差し控えるというもの。自主規制ですね。確かに、お上が、「報道規制」したら、それは言論の自由への挑戦だし、憲法違反になってしまう。

 そこで、自主規制という名のもとで、報道コードや、報道規制がおこなわれるわけだ。仮に、それに違反した場合、どうなるかというと、一番重いのが、協会からの罷免。加盟記者クラブなどから追い出さされる。
 テレビだと、公共の電波をつかっているので、最悪は放送免許の取り上げということになる。

 さて、ここで、記者クラブなどに加盟していない週刊誌や、雑誌はどうなるか?
正直いうと、なんの規制もうけないことになる。これじゃいけないということで、雑誌業界も、雑誌協会という団体を設立した。
 でも、この雑誌協会にも加盟していない雑誌も、夕刊紙もある。

 うちのスタッフが普段、仕事している雑誌は、雑誌協会に加盟しているところが多いので、基本的には、雑誌協会の報道コードに従わなくてはならないということになる。つまり、ここからの報道規制や、報道コードには従わなくてはならない。

 さて、ここで、web2.0である。ブログ等のネットである。
 どこから、規制をうけるのか?どこから報道コードがかかるのか?

 良識あるとされる新聞協会などのお偉いさんは、うちのろくでもないボスなどに「報道陣の一員として、ブログの世界でも良識ある行動をとって、そのお手本を他のブロガーさんにしめすべきだ。そして、ブログで報道やニュースをあっかっているブロガーさん達と、自主的に、ブログ・報道協会などをつくる方向で、貴殿は動くべきでないか?それが、良識ある報道陣に課せられた義務である」
 などといったらしいのだけで、
 なんせ、うちはろくでもないから・・・。
「はあ?」とボスはいったと思う。 
 オレなら、
「そんなの無理ですよ。そんなのネットになじまない。だいたい、うちのボスはそういう自主規制みたいものを、ぶちこわす方の側の人間です。いつの時代でも」
 といったとおもうけど、
 結構、調子のいいボスは、
「それはそれで、検討課題ですね」
 とお役人答弁したというのでした。

 この新聞協会のお偉いさんを、皮肉る気はまったくないけど、この人達は、web2.0がについてまったくわかっていないといわざるえない。といううちも、最近、なんとなくわかったような気がしているだけだけど・笑。

 ただし、最近わかったことがある。
 あちこちで、おきているブログ閉鎖事件。
 つまり、こうした無頼で、野放図なネット世界は、良識ある人や、お上に方針に平気でさからったり、人権侵害をおこすから、プロバイダー単位で圧力をかけようということだろう。
 たとえば、うちは、ライブドアブログをつかっている。ライブドアさんの庇をおかりして、ろくでもない記事をかいているわけだ。
 うちが、報道コードや、報道規制をおかしたり、いうこときかないなら、ライブドアさんに、「不適切なブログ」と通告して、アカウント停止にしたり、削除させようとするわけだ。
 今後、こういう傾向は増えてくるとおもう。

 となるとライブドアなり「、ヤフーなり、FC2さんなり、seassaさんなどの、ブログ運営会社が、独自にブログ提供会社としてのガイドラインなり、報道コードをもつようになるかもしれない。
 いや、これは、公に堂々と、ブログ運営会社は、その手の自主規制組織をもったほうがいいとおもう。そのかわり、その報道コードなり、報道規制基準なりを明らかにする。今の現状だと、表現コードなり、報道コードなりが、あきらかにさらないまま、密室で判断され、密室でブログが閉鎖されてしまう。
 これはよくない。明らかな基準をつくり、それを公開して、さらにそれに抵触したケースについては、その理由を明示する。反論があれば、反論の場をあたえる。それを受けで、閉鎖なり除名なりにすれば、まだ、納得いくだろう。

 さて、web2.0である。

 次は、ブログ運営会社にたよらない、ブログなり、ネットの存在だ。
 独自のサーバーをもつなり、レンタルするなりして、MTみたいなブログを運営する。今度は、このサーバーに圧力がかかるか?いや、サーバーが日本国内にあれば、日本の法律なり、日本の基準で圧力がかかるかもしれないけれど、このサーバーが日本国内にない場合は、その規制はきわめてかけにくい。

 これは悪い例としてだすけど、悪徳の出会いサイトや、ワンクリ詐欺のサイトは、とっくにそうしたサーバーをつかっていると、ネット潜水艦さんからきいた。
 犯罪者の方が、上手なのか?

 やはり、web2.0なのだろう。

 かようにして、言論なり、報道、ニュースは徹底的に、民主化というか、自由にして闊達にして、自主規制なりと無関係な方向にすすむ。
 これに、対して国家単位で規制をいれようとするところも、すでにあるし、さらにでてくるだろう。それでも、ネットの民主化はすすむ。
 悪い奴や、悪利用をたくらむやつもでてくるだろう。いやすでにでているかもしれない。

 しかし、これがweb2.0なのだとおもう。

 結局、お国や、お上や、協会が介入するということでなくて、一人一人が自己責任でそれらの事態をうけとめ、対策をこうじるしかないのだろう。

 実は、我々も、ブロガーさんも、既存のマスコミも、お国も、お上も、ネット利用者も、まだ未成熟で、発展途上中かもしれない。

「結局、一人一人の成熟過程と同時進行しているのが、web2.0なのでないかと、オレはおもう」(ボス談)

 よってうちのブログは、「ありとあらゆる、報道規制、報道コードの範疇におさまないし、おさまる気はない」という結論になる。
 ただし、「第三者や、第三機関からの介入はうけないが、我々自身の、矜持の範囲で規制を受ける」ということになる。

 この矜持の範囲での規制とは、オフイス・マツナガのスタックに限定された規制である。この規制の基準を他のブロガーさん、ネット関係者におしつけるものでなない。

 これが、昨日、ボスと、うだうだと酒を飲んでできた、当面の我々の結論です。
 ろくでもない結論かもしれませんが、これも、残念ながら、他人からの介入はうけいれられませんし、この結論を、第3者におしつけるつもりもありません。

 

以上

北岡隆志

 


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トラックバック一覧

  1. 1. ブロガーが広告主に気を使うようになったら終わりだ

    • [Life is beautiful]
    • 2007年04月27日 06:20
    •  既にさまざまなところでも報道されたし、実際にこのブログのサイドバーにも広告が表示されているので気が付いている人も多いと思うが、ブログ向けの広告ビジネスベンチャーであるAgile Media Networkに、私自身もブロガーの一人として協

コメント一覧

    • 1. ぼん
    • 2007年04月21日 11:48
    • 全体としてはネチケットみたいに
      自然にルールができあがっていくんでしょうかね。

      カオスの中の秩序みたいなもんですか。


      このエントリなかなかおもしろかったです。


    • 2. こっそり毎日読んでる1ファンの真珠
    • 2007年04月21日 20:56
    • http://www.sophia-it.com/category/web2.0.jsp
       web2.0が分からない人は解説を読んでみて下さい。
       さて、web2.0である。
       やはり、web2.0なのだろう。
       しかし、これがweb2.0なのだとおもう。
       ってweb2.0がなんだか分からないと
      何が何だか分からないです。
       で,私も今回はよく分かりませんでした。


       
    • 3. 不如帰
    • 2007年04月21日 21:15
    • 「矜持」
      久々に聴いたねぇ・・・
      いい言葉だ。
      もはや死語に近いが、
      なんだか涙が出てくるねぇ。
    • 4. 名乗れぬ
    • 2007年04月22日 01:42
    • winny上にBBSがありますが、
      P2P上のブログって無理なんですかね?
      そういう形の方が自然だと思うけど。
      金子さんやってくんないかなぁ。
    • 5. hg
    • 2007年04月27日 11:22
    • 「誘拐事件」とか報道されると人命に関わる事件を報道しないっていう規制と表現の自由の規制は別ですよね。
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