参議院議員になった丸川珠代さん。選挙期間中に住民票の転入届け違反がわかって、5万円の罰金払ってくださいと、うちとしてはいったつもりだけど、どうもまだ5万円の罰金を払っていないようだ。
 やはり、後見人である平沢勝栄さんとか、石原伸晃さんが、しっかりと面倒をみないといけない・・・とおもっていたら、やはり、やってくれた。

 福田康夫さんが指名された総裁選挙の投票日に遅刻していたのだ。
 遅刻の原因は、前日、噂の彼氏とデートしていたからだと、

 詳細は今週のフライデーに書かれている。
 丸川珠代「噂の社長とラーメン屋密愛」−総裁選投票に大遅刻の原因は (2007年09月28日発売)

 本日発売だから、立ち読みでなくてちゃんと、お金払って買ってみてください。お金払って見ても、その写真を無断でネットにのっけたりしたら、いけません。
 
 うちてきには、大事な総裁選挙の投票日に遅刻するほど、前日の夜、どんな濃厚なデートをしていたかもきになるけれど、いや、本当はそっちが一番きになるのだけど、それは、フライデーさんにゆずる。

 参議院選挙で一生懸命頑張って、逆風の自民党のなかで、先輩である保坂三蔵さんを蹴飛ばしての当選だ。保坂先生の無念をかみしめて、保坂先生の分も頑張って政治活動をしていたはずだろう。そりゃそうだろう、一人で二人分の仕事をしなくては、少数与党に転落した参議院自民党が浮上する手だてはない。
 だから、「5万円の罰金」は払って欲しい。なんなら、「うちが立て替えますか?」とうちのボスがいっている。

 ところが丸川さんなんだけど、どうも参議院であまり姿を見かけない。あれだけの美人である。参議院会館にご出勤していれば、「5万円未納の元女子アナ」ということで、与野党をとわずに秘書さん等が、「ちょっと顔でもみてくるか」とか「今日は、どんな服きてた?いや〜ダサイ〜」とか「あれ、キャバクラ勝負服か?」といった噂にされされるし、そうした情報網に関しては、特に強い辻野記者のチャンネルにひっかからないはずはない。

 ところが、ひっかからない。
 どうも、安倍さんが、辞任表明した日、つまり本来だったら、代表質問をする日以来、丸川さんの姿をみかけていないのだ。新人も、古い人もみたことない。知らない。

 実は、丸川事務所では、今後の政権与党のすう勢を占うというか、試金石となりかねないある事態が進行していたのだ。

 ABC記者に、説明してもらおう。
 はい、ABC記者さん、参議院会館からどぞ!


 

 以下、ABC記者のざっくりしたレポート。

 はい、こちらは現場です。
 今の状況をですね、語る前にですね、実は永田町では、秘書採用をめぐる「縄張り争い」がおきていたのです。まず、ここから説明しなくてはいけません。
 小泉劇場といわれた郵政解散選挙で自民党は、大勝しました。つまり、民主党の議員さんはたくさん落選しました。議員が落選しますと、そこにつとめていたほとんどの秘書は失業します。当時、民主党内では「郵政、秘書難民」という用語さえあったぐらいなのです。しかし、自民党の方は、わけのわからない人もふくめて、つまり小泉チルドレンといわれる人もふくめて、大量の新人議員が誕生しました。つまり、永田町の経験のある秘書さんの需要が生じたわけです。
 秘書仲間というか、秘書の世界は、ばりばりの金庫番か側近中の側近秘書といわれる人以外は、相互扶助関係が成立していて、与野党関係なく、人材交流がなされるのが通常なのですが、これに異論を唱えたのが、武部勤大勘違いでなくて、大幹事長だったのでした。
 つまり、「秘書ままならぬの令」(武部の令)を発してしまったのです。これは、後生に語られてしかるべきだと思うのですが、
落選した民主党議院の秘書を、我が党の議員の秘書に採用することは、ままならぬ(注・「まかりならぬ」が正しいとの指摘あり」(武部の令)という内容です。

 そして今回の参議院です。大量の自民党議員が落選しました。そして、大量の民主党議員が誕生しました。ここで、目には目を、歯には歯を、ということで、「小沢の令」が非公式ながら発せられたのです。これは、「武部の令」に対する対抗策で、「落選した自民党議員の秘書を、我が党の議員の秘書に採用するのはままならぬ(注・「まかりならぬ」が正しいとの指摘あり」という内容のようなのですが、非公式なので、間違いがあったら教えてください。

 「武部の令」「小沢の令(非公式)」という二つの、お触れによって、永田町はますます緊張の度合いを高めていくのですが、ここに、ひっそりと、今後の政権与党のすう勢を占うというか、試金石となりかねないある事態が進行していたのでした。

 後藤博子さんという、国民新党の元参議委員議員がいます。今回の参議院選挙で、大分選挙区から立候補するんですが、野党の候補者調整がうまくいかずに落選してしまいます。ところが、後藤博子さんのとこにいた秘書さんがですね、新人議員である丸川珠代さんの秘書に採用されたというのです。

 国民新党といえば、綿貫さんで、亀井静香さんです。今回の総裁選挙で、決戦投票では、小沢一郎さんに投票しています。つまり、野党のスタンスでいます。
 丸川議員の秘書に国民新党の元議員の秘書が採用されたということは、「武部の令」「小沢の令」の流れからみると、ちょっと気になるわけで。
 これは、のちのちの、国民新党と自民党との政権協議への試金石でないかと、永田町関係は、まだ、そこまで深読みしていませんが、私、ABC記者は深読みしたわけです。

 以上、現場からの、レポートを終えます。

追加:用語・用例の間違いの指摘がありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「採用するのはまかりならぬ」でわ。
その結果落選議員の秘書たちは再就職が「ままならなくなった」でわ。

ままならぬ 4 【▼儘ならぬ】
(連語)
思いどおりにならない。自由にならない。
「―ぬ浮き世」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ありがとうございます。
「恥をかいて用例、用語を字を覚える」(ボス談)
 しかし、一番危ないのが、ボスだというのが当事務所の公然の秘密です。
「だから、優秀な編集者や校閲・校正がいるとこでしか原稿書かない」(ボス談)
 それで、ブログは口述か、文句いうか、ケチつけるか、だけです。しかし、話し言葉にも用例の誤用が多数あります(暴露!)