ゴルフをしない人でもしっているゴルファーといえば、タイガーウッズ。そして日本では、石川遼(16=杉並学院高)さん。今や男子ゴルフ界の寵児となった石川遼さんが、国内最高峰のメジャー競技「日本オープンゴルフ選手権」に登場する。

参考:石川さんのスイングと、関連ニュースは「石川遼 ・youtubeで見るニュース」

 下手の横好きのボス。
「うむ、おれも実はだな、日本オープンと、マスターズは出場したかった」
 と、事務所がある○×町内会のゴルフコンペで、ベスグロ、ドラゴン、ニアピンを全部とって、「ハワイ旅行の優勝は辞退した」とさりげに自慢している。

 半病人のボスのスイングと、石川遼さんのスイングを比較するのもなんなんだけど、ゴルフ下手のオレがみても、「すごいっすね」となるし、さらにおもしろいのは、石川遼さんの妹の石川葉子(11)さんのスイングもいまなら「石川遼 ・youtubeで見るニュース」でみれるのだけど、なんか同じスイングしてますね。
 ちなみに、石川遼さんがよくいっていた練習場は、アマ資格を一時喪失していた本物のゴルフ上手の北岡記者がよくしっている千葉県野田市にある『ゴルフサロン セラ』だそうで、ボスが北岡記者に「オレは知らなかった。今度、つれていけ」といっている。ちなみに、最近、この練習場、土日休日は満員だそうです。ボスみたいな、ゴルファーがたくさんいるということですね。

 石川遼さんが出場する日本オープンは、10月11日からです。

 そこで、本ブログでは異例のゴルフネタをいれます。ボスといい、北岡記者といい、本当はこっちのブログをつくったほうが、絶対にうけるとおもうのですが、どうも、ボスと北岡記者の、ゴルフ理論がちがって、最初の1ページ目から衝突してしまって挫折したそうです。

 ボスの持論は、「アマにはアマのゴルフがある」
 北岡記者の持論は「ゴルフにアマもプロもない」

 これは、絶対に和解は不可能なわけです。

 というわけで、オリジナルな取材データを中心にして、石川遼さんの日本オープン出場を記念して、

「石川遼・まるごと全部」


 

石川遼

【小学校時代】

 サッカー、水泳と小学校時代からスポーツ万能だった。3年の時には初めてトライアスロンにも参加。ゴルフは小学校1年で始めた。ゴルフ好きの父の練習を見ていて自然と真似するようになった。練習場でも居合わせた大人が注目するほどの腕前だったという。

 ゴルフの練習のため同級生と遊ぶ時間が少なかったが、持ち前の明るさとひょうきんさで彼の周りにはいつも仲間が自然と集まってきたという。

「小学校時代のニックネームは“いっちゃん”。学校ではゴルフの話を一切しなかったので同級生はほとんど知らなかったと思いますよ。昼休みや授業が終わると一緒にサッカーしました。消しゴムを飛ばして相手の机の上のものを落としたり定規を使って鉛筆をどこまでとばせるか競争する定規戦をしたり遊びのアレンジを考えるのがうまかったです。いつの間にか輪の中心にいるタイプでした」

 幼い頃からぜんそく気味で、体を鍛えるためにスイミングスクールにも通っていた。

「コーチから選手コースに入るように進められたぐらい上達が早かったし初めて参加したトライアスロンも完走しました。走るのも早かったし運動神経は良かったです」

「帰宅して練習に行くまで、弟さん妹さんと家の前でよく遊んでいました。とてもいいお兄ちゃんしてます。
 お兄ちゃんに影響されたのか2人ともゴルフをしてます。
 練習が思うように進まない時なんか父親が『もう辞めようか』っていうと、涙目になって『いやだ、もっと練習するから』って言いながらクラブを握っているような子供だったと聞きます」(近所の人)

  本格的にゴルフを始めるようになった時期。毎日、学校から帰ると母親の車で練習場まで送り迎えしてもらいゴルフの練習を続けてきた。妹、弟も幼い頃からゴルフをしているというから、兄に影響受けたのかもしれない。
 練習は毎日夕方7時頃から10時頃まで練習メニューは父親がつくりフォームをチェックする。家族に応援されているからこそ厳しい練習も続けることができるのだろう。

【中学校時代】

 中学にはゴルフ部がなかっため下半身を鍛えるために陸上部に所属。短距離の選手として活躍した。
 現在、身長171cm、体重64kg。これからもっと身長が伸びそうだ。体育祭実行委員長も努め、リーダー的存在。クラスのみんなからはイシカワと呼ばれていた。

「いつも笑顔で控えめ、自然と人を引き付ける雰囲気をもっています」同級生のだれもが同じことを言った。
 裏付けるように、テレビに出そうな人・スポーティーな人・いい父になりそうな人ランキングでクラスで1位になっている。
 時に、サインの練習をしていたこともあったようだ。
「いつかは有名になるとは思っていたけどまさかこんなに早く注目されるようになるなんて。『サインやろうか』っていわれて断ちゃったけど、もったいないことしちゃいました(笑)」(同級生)

 同級生は昔から彼のことは知っているし、男女関係なく仲良しなので特別意識することはなかったと思うけど、後輩の女子だけでなく男子にとっても憧れの存在。
 学校ではゴルフの話はほとんどすることなく、同級生の大半が中学校に入ってからゴルフをしていることを知った。また、これまで何度も優勝していることを知っていているので特別驚くこともなかった。
 それもたまたま先生とゴルフの話をしていて何となく聞こえてきたことから知るところとなったようだ。
 普段はテレビの話や試験、クラブの話など他愛無い話題で盛り上がったり、廊下でふざけたりする普通の学生生活を満喫していた。
 ゴルフの練習のため早く帰ることもあるが、朝練や放課後も可能な限り部活にでていた。

「アメリカ遠征の時の話もしてたけどあまり記憶にないですね、『ロッキー山脈すごかったよ』なんてとてもうれしそうに話してたのが印象的です。
 好きなタレントはYUI.。学校ではあまり女の子の話はしなかった。好きな子の話は聞いたことないし特別もてたって感じでもない。男女関係なく話してました」

 調理実習でオムレツが課題のことがあった。
「家で一生懸命練習してきたらしく自信があったんでしょうね、どころがABC評価のBでした。目を潤ませながら先生にどうしてBなのか尋ねてました。よほど悔しかったんでしょうね」

 また、練習にいくまでの空いた時間、家の前で妹と弟と遊ぶこともあったようだ。
「見かける時はいつもあさわやかな笑顔でテレビで見るのと同じです(笑)。道ですれ違う時にはいつもきちんと目をあわせてあいさつしてくれます。ご両親のしつけがされているなあといつも感心してます。つい、彼のようなこどもがいたらなあなんて思っちゃいますね(笑)」(近所の主婦)

 以前から近所でも礼儀正しい好青年として評判も上々だった。


 男子ゴルフツアーのマンシングウェアオープンKSBカップで史上最年少で優勝したことを受けて、地元・松伏町は祝福ムードに包まれた。
 松伏町は埼玉県東南部に位置し、春日部、吉川、越谷に隣接する田園に囲まれた自然豊かな町。車で30分ほど移動するとゴルフ練習場があちこちで見かける。
 今年3月まで通った同町立松伏第二中学校の先輩にはバレーボール全日本男子選手の石島雄介がいる。これまで小学校の頃から優勝や入賞を受賞し、地元メディア紙にも取り上げられるほど有名だが、プロも参加した大きな大会で快挙を遂げたことで役場庁舎には懸垂幕が掲げられた。
 これほどの偉業を成し遂げたスーパー高校生として全国の注目を一身に集めているのだが、地域活動に積極的に参加するなどその素顔は至って素朴だ。

 中学1年の時には『社会体験チャレンジ事業』で3日間幼稚園教諭を体験した。自分から希望して訪問先を決めたのだという。

「朝8時30分から5時近くまで、園児たちと焼き芋パーティーの準備やお絵かき、サッカーしたり一緒に昼食食べておしゃべりします。園児が帰ってからは教室の掃除や翌日の教材の準備など先生の仕事を手伝います。最初は緊張しつつ名前が覚えられなくて苦労してましたけど兄弟がいるので慣れているのでしょうかすぐ打ち解けてました。『お兄ちゃん』と呼ばれると照れくさそうにしてたのが印象的です」(幼稚園園長)

 これまで松伏町の広報誌でもたびたびとりあげられているが、7月号では特集記事が予定され約1万2千部が各戸別、公共施設に配布された。

 

【焼き鳥やさん】

 いきつけの焼き鳥屋さん。学校帰りに多い時で週に2,3度同級生と来ていた。野菜コロッケ(35円)、チキンカツ(150円)、メンチ(50円)、コリコリつくね(35円)がお気に入り。
 揚げたてを何もつけずに食べるのが常連の食べ方。つくねは自家製でゴマ、大葉、ごぼう、鳥の軟骨がふんだんに使われてとってもヘルシー。関東アマ選手権前に一緒に撮影した記念写真と本人直筆のサイン。

「写真をお願いしたら気さくに応じてくれました。子供好きなんでしょうね、自分から抱っこしてくれたんですよ。『最近は人の目が気になっちゃって・・』なんて照れてましたね(笑)
 最近だと、5月末にお父さんと2人できてくれました。
お父さんは『お騒がせしております』といって大変恐縮されてね、気軽にそのとき色紙にサインと一緒に写真を撮ってくれました。
 その時も本人はキチンカツを、お父さんは焼き鳥を注文してくれました。
 キチンは低カロリーで高タンパクだから健康を気にしているのかもしれませんし、うちのチキンカツは大きいからお腹いっぱいに食べれるのがいいのかも・・・・
 私は作業していたから話してないけどうちのカミさんと話していたかな・・
『中間試験どうだった?』『まあまあ・・』てな感じで、『お母さんに吉川駅まで毎朝送ってもらっている』、『どこに住んでいるの?』『大会で優勝して以来人の目が気になってね・・』なんて笑いながら話してましてね。
 関東アマ大会の前日もお母さんがから揚げ、チキンカツ、牛肉コロッケ、コリコリつくね、メンチカツを家族分買っていってくれました。」(店主)

以上