昨日、複数のマスコミから問い合わせがあった。
 「おたく、どの資料を公開する気?」 とサーベラスに関する問い合わせが約2件。
 「米国の司法省の関係者が極秘来日しているという件」に関しての問い合わせというか、情報交換が約1件。

 これは、サーベラスの件か?防衛省利権問題の件かは、よーわからんけど、マジに司法省の関係なら、防衛省利権の関係でしょう。サーベラスの件ならすでに、別の管轄のところが、すでに来日して資料収集している。詳細はさすがに教えてくれなかったけれど。

 ま、計3件だから、複数でしょう。

 ですから、じゃんじゃん電話がはいって、がんがん問い合わせがあったというわけではありません。
 

 しかし、うちがもっている資料というのは、実は複数のマスメディアの人ももっているもの。その一つが、既報済みの「Santa Monica Daily News」が、サーベラスに訴えられそうになっている件。サーベラスから執拗ないやがらせうけた、ハリウッドの有名テレビプロデューサーTracii Showさんの件。Tracii Showさんの証言によると日本のサーベラス傘下の「あおぞら銀行」が、25万ドルで買収にかかったとかいう話の件。

 うちのボス、
「あ、いいよ!おたくが第一報を報じたいのなら、うちは待ってもいい」
 と鷹揚なものです。

「あのな、記者というのは、常に第一報をスクープとして真っ先に報じたがるものだし、それが勲章みたいにおもっている人もいるけど、実は、それは単なる自己顕示欲や自己満足だけだという場合もある。逆にこれが罠になる場合もある。この罠にはまって、つぶれた記者や、飛ばされた編集長も編集局長たくさんいる。これが実は、マスメディアにおける最大の罠なんだなこれが。
 うん?おれも、それで何度か、痛い目にあったわけだ」(ボス談)

 日本のメディアだけでなくて、これに関しては、世界のAPさんが、かなり綿密かつ執拗に取材しているわけです。

 というわけで、うちは少し待つことにしました。
 この間に、アクセスジャーナルの山岡さんが、有料なんてケチなこといわずに、がんがん流すといいのにね。

「待つことも、記者の仕事」(ボス談)
「待ちすぎて、寝てしまったボス」(辻野記者談)

 と、本当のこというと、これに関しては、事務所内で微妙なニュアンスの違いがあります。
 
 オレは、新人なんで、よーわからん。

 とりあえず、以上。