サーベラス問題が新たな展開をはじめている。
 そのひとつである、Trracii Showさんの手記の、英文と邦訳を掲載した。

Cerberus Story by Tracii Show 2007年12月18日
サーベラス・ストーリー by トレイシー・ショー(邦訳) 2007年12月18日

 また、この件の経緯については、

サーベラス問題 新展開!あおぞら銀行に飛び火か? 2007年12月15日

 さらに、この問題の全体像がどうなっているか?ということをしりたければ、まとめ上手のネット潜水艦さんの焼鳥屋の火事2007/12/16を参考ください。

 Trracii Showさんの手記をよんでもらえばわかるように、この「サーベラスの案件」は、日本のマスメディアだけでなく、米国のメディア、AP、ビジネスウィーク、デトロイト・フリー・プレスなども、やや及び腰の状態だということがわかる。

 そうした中で、「サンタモ二カ・デイリー・プレス」(Santa Monica Daily News)が「Alleged land sharking in Japanese Real Estate」というタイトルで記事にしている。
 参考:サーベラス」はロサンゼルスでこう報じられた 2007年11月02日

 しかし、やはりというか、サンタモ二カ・デイリー・プレスの発行人であるロス・フルカワ氏によると、サーベラスの代理人の弁護士から抗議文が届いているというのだ。それを紹介したい。

 


  

サンタモニカ抗議文

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(訳文)
シュルツ・ロス・アンド・ザベル法律事務所

ハワード・オー・ゴッドニック

2007年11月13日

サンタモ二カ・デイリー・プレス

出版者:ロス・フルカワ氏
編集者:マイク・ティティンガー氏

拝啓

私は、サンタモ二カ・デイリー・ニューズ誌の2007年10月14日(日)付の「日本の土地の地上げに関する疑惑」(以下 "本件記事")という記単について、サーベラス・キャピタル・マネジメント及び、ステフアン・ファイバーグ(以下"サーべラス")を代理して本書を差し上げます。
本件記事は、サーべラス及びサーべラスが犯罪組織と関与している疑いがあるということに関する根拠のない、スキャンダラスで、名誉を毀損する記述にみています。法的には。これらの記述と貴社の記事はそれ自体、名誉毀損記事です。

サーべラスは、その事業又は名声に対する誹締中傷攻撃を黙認するつもりはありません。よって、私達はサンタモニカ・デイリー・プレスが、直ちに()サーぺラスに関する後追いの中傷記事を記載することを止め、且つ断念し、また ()本記事を撤回する記事を掲載することを要求します。サンタモニカ・デイリー・プレスが直ちに適制な措置をとらない場合、サーベラスは、その利益を守るため、必要な場合には、訴訟手続きを含む早急なる手段に訴えることを警告します。

問題がある場合には、ご連絡ください。

敬具

ホーワード・オウ・ゴドニック

http://officematsunaga.com/up/santamonica.zip


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 では、その「サンタモ二カ・デイリー・プレス」(Santa Monica Daily News)が報じた「サーベラスの記事」とはいかなるものであるか、改めて紹介したい。

サンタモニカの記事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なお、この記事に直接リンクしたい場合は、以下の手順を踏んでください。

サンタモ二カ・デイリー・プレス
 ↓    ↓    ↓    ↓
http://www.smdp.com
 ↓    ↓    ↓    ↓
そこから、"E"ditionへ
 ↓    ↓    ↓  
http://www.smdp.com/article/categories/%26quot%3BE%26quot%3Bdition/
 ↓    ↓    ↓    ↓
さらに、Archives
 ↓    ↓    ↓    ↓
http://www.smdp.com/site/newsarchive.php
 ↓    ↓    ↓    ↓
その記事が掲載されている号へ、October 14, 2007
 ↓    ↓    ↓    ↓
http://www.smdp.com/site/archives/101407.pdf
 ↓    ↓    ↓    ↓
真ん中ぐらいにスクロールしていくと、
「Alleged land sharking in Japanese Real Estate」
という記事があります。

 

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 簡易邦訳

日本の不動産取引における地上げ嫌疑

 サーベラス・キャピタル・マネジメントのホームページを見たとき、怒りを感じた。従業員が110、000人を越えるサーベラスの会社は、ダイムラー・クライスラー、200以上のバーガー・キング・レストラン・チェーン、ナショナル・アラモ・レンタカー・チェーン、フォーマイカ・コーポレーション、及び旧ソーナー・ハリウッド・スタジオが含まれている。

 年内にサーベラスのポートフォリオには、アルバートソンが入ると報じられている。

 最近、ダイムラー・クライスラー・エージーは、世界最大の資産保有会社であるニューヨークに基礎を置くサーベラスにクライスラーの80.1%の持分をUS$7.4億ドルで譲渡した。

 クライスラー最高経営責任者トム・ラソーダは、「数ヶ月後に、移行期間を経てわれわれの誇り高いクライスラーの歴史に新しい歴史が始まり―そして、われわれは恐ろしい物語を書くことになる。」と言った。

 報じられるところによれば、年間5000万ドル以上の家屋を取得するに十分なる売買及び取引をする一方、CEOスティーブ・ファインバーグには、ニューヨークの鉄工所の工員の息子で、野心とアメリカン・スプリットに満ちた労働者階級の少年から身を立てたというブルーカラー物語がある。

 ファインバーグは、集配トラックを運転し未成年運転をしていたと自己申告の「ブルーカラー」の肩書きを主張している。

 彼はサーベラスの従業員は十分に保護されていることを保証するために然るべき善意の多数プログラムを有し、且つ「アメリカにおける働くためのベスト・カンパニー」のリストを整備している。

 スティーブ・ファインバーグは、イラクで医療に従事し、軍の野営地を設定するブラック・ベリーに関し、助力している。

 彼は、ボランティアで事前行事を主催し、及びパーキンソン病に冒された友人や同僚たちのための資金集めに助力するため、自分の名前を使わせている。

 私は、サーベラスは「最高の倫理基準とビジネス慣行」を維持していると聞いている。

 私には、このような話はいつも日本の暴力団を使っている人物と同じ人物とは思えない。

 さて、それは私の基準で認められる行為といえるかという問題である。

 ある人は、スティーブ・ファインバーグ同氏のファンドが成長している一方、多くの人を失業させていると言うかもしれない。私は彼に首を切られたと主張する。個人のブログにいくつものコメントを読んだ。

 ビジネス・ウィークのコメントによれば、彼は進んでカティ・コーリックとのパーキンソン病の事前行事に名前を貸したが、同事前行事に顔を出さなかった。

 毎日新聞紙上2006年1月、ファインバーグが日本のマフィアと有している疑いと日本における地上げ行為を暴露されている。

 ファインバーグの会社及び土地の敵対的買収に関する特定の会社と取引との関係への嫌疑が日本においてトップ・ニュースとなっている。

 それは、その日の新聞の第一面に報道された。

 毎日新聞(日本における第3位の大日刊新聞)のニュース報道によれば、かれのサーベラス及びサーベラス・ジャパンの地位に加えて、スティーブ・ファインバークはプロビデンスという会社(最高事業執行者の一人として)に関係を有しており、幾人かの有名な日本の犯罪組織の組長と関係があるとの嫌疑がある。

 噂話によれば、ヤクザに属すると疑われている山本ヤスユキは、東京地所の顧問である。東京地所は、日本の退職警察官を再雇用していると言われている平和奥田株式会社の顧問を務めている。

 新聞報道によれば、2005年5月24日、平和奥田株式会社は、東京都内の南青山3丁目の不動産を金830.000.000円で買収した。

 毎日新聞は、平和奥田株式会社は直ちにその土地をプロビデンス株式会社にべらぼうにも金2.500.000.000円で売却した。売却利益は、金1.670.000.000円である。

 一日の仕事としては悪くない!

 私が読んだブログによれば、上記瞬時の利益は土地から居住者を追い出すために暴力団に支払う方法であったというのが青山で言われている話である。その結果、暴力団はいつも通りその仕事を遂行した。

 そこで私は調査してみたところ・・・その土地の地上げを実行することに責任のある会社、昭和地所は、皆が推測する通り、サーベラスの関連会社プロビデンス株式会社から山本ヤスユキを雇用したことが判明した。

 ブログ上には、ファインバーグといろいろな犯罪組織のボスとの関係について、氷山の一角に過ぎないとの意見がある。

 ニュース記者及びその他を含む、幾人もの人が日本において手を引くように脅されているとの疑いがある。

 サーベラスは、糸川氏(国会議員)並びに大平氏(毎日新聞の記事を書いた記者)に対し、弾丸を送るということをやり、且つ(毎日新聞の報道記者の2人の子どもに危害を加えるように思わせるため)首を切った猫を送りつけるまでやった。

 私は、日本の多くの人がこの地上げがサーベラス・USによって再び起こるのではないかということを恐れているという記事を読んだ。

 私は、今後、多くの報道情報が公表され、且つ多くの住居と職が失われる事態を阻止するようにするべきで有ると思う。

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(注意:翻訳にやや難があると指摘されています。有志の方で正確に翻訳していただける方がいましたら大歓迎です)

以上



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