質問主意書とは野党議員が委員会での持ち時間などの関係から質問できないときなどに文書で質問主意書を作り内閣に質問することをさす。
 野党議員にとっては政府の見解など、重要な答弁を引き出す有力な手段となっている。

 たとえば、当方でアップした。

「遺棄化学兵器処理事業」の質問書の原文
質問主意書 (遺棄化学兵器処理事業)2007年12月20日
http://officematsunaga.com/up/hiraokasitumon.zip

「遺棄化学兵器処理事業」の答弁書の原文
遺棄化学兵器処理事業に関する質問に対する答弁書 2007年12月20日
http://officematsunaga.com/up/kaitouikikagaku.zip

 など、「検察関係者」から「大変に興味深い」といわれたものなどがその一例。参考:山田洋行ー神戸製鋼所ー安倍晋三を結ぶ線 2007年12月20日

  鈴木宗男元北海道沖縄開発庁長官は小菅拘置所にぶち込まれた事に対する恨み辛みのの意書返しか、再起復活後に外務省に対して数百本の「質問主意書」を出したのは有名な話。

  質問主意書については国会法で認められている。

国会法(抄)

第七十四条 各議院の議員が、内閣に質問しようとするときは、議長の承認を要する。
 2 質問は、簡明な主意書を作り、これを議長に提出しなければならない。
第七十五条 議長又は議院の承認した質問については、議長がその主意書を内閣に転送する。
 1  内閣は、質問主意書を受け取つた日から七日以内に答弁をしなければならない。その期間内に答弁をすることができないときは、その理由及び答弁をすることができる期限を明示することを要する。

 その主旨はいいんだが中には「こんなのはどうかな」何て質問主意書もある。

質問

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回答

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 19年11月22日提出「書類に添える封筒に関する質問主意書」
 提出者 高井美保(民主党徳島二区 比例復活当選)

 各省庁が国会議員の事務所に書類を届けた議事録を配布したりするとき、封筒にいてれ持ってくる。
 これは無駄ではないか。
 政府の答弁を聞きたい。


 というもの。

 それに対し政府答弁は

 19年11月30日 内閣総理大臣 福田康夫
「衆議院議員高井美保君提出書類に添える封筒に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する」

 不要な封筒を使用しないよう努めているところである。今後とも行政に無駄を省き簡素で効率的な行政の実現に取り組んでまいりたい。


 と実に官僚的な答弁に終始した答えである。
 その本音トークは、
「そんなことは判っちゃいるけど辞められない。あースイスイスダラタ、スラスラスイスイスイ」
 てなもんで、「そのうち何とかなるだろう」という調子なんだ。

 高井代議士の質問主意書は本文1枚、表題付きで2枚だけ。
 政府答弁も表題と本文で2枚だけというきわめて簡素な物だ。

 しかし待てよ、たったこれだけの事を聞くのに「質問主意書」という形式に作り直して印刷。それを各国会議員の事務所に配って歩く。
 また、政府答弁書も印刷して国会事務局の惻隠が各国会議員の事務所に配布するのだ。
 いちいち、各役所が書類を封筒に入れて配るのも無駄だと思おうが、そんなつまらない事を聞くのに「質問主意書」を作って提出。政府答弁もこれまた印刷して配布というのも大変な無駄のような気もする。国会議員ならもっと他に聞くことがあると思うのだが・・・。
 
 高井代議士が思う「無駄だ」ということを「無駄な金と労力」を使ってやる必要があるのかねえ。
 一人1億円もの金を食いつぶしている議員の存在そのものが無駄だとも思える。
 税金を取られる身にもなって見ろ!
 馬鹿馬鹿しい質問議員に、つい愚痴が出てしまった。 

文責:辻野匠師
   
 以上