がん闘病の山本孝史議員がなくなった。
ボスが、何かエントリーしろという。
当方のボスは一度だけ面識があるそうだ。
「がん対策基本法」の早期成立に貢献した山本孝史議員。
おなじく、がん宣告をうけたボスだから、なにかいいたかったのだろう。
あまり細かく書くと怒られるのだけど、これはある意味で、C型肝炎の元になった血液製剤フィブリノゲンとも関係するのだけど、がん治療には外科手術や放射線治療、抗ガン剤、免疫治療などいろいろあるそうだ。
そこでつかわれる薬剤の中には、「効果があると思われる」が、日本では認可されていない薬剤や免疫治療方法もある。
「すべて自己責任で、何があっても文句いいません」とかの署名捺印すると、そうした「未認可」の薬剤を投与してくれる病院もあるのだけど、それは当然、ハイリスクで、ハイリターンなわけだ。さらに、保険も適用されないから、治療費もベラボーになる。
そこで、ある人は、専門医に協力してもらってだけど、それこそインターネットをつかって調べまくる。ま、日本で認可されていない薬剤だから、全部海外。英文で書かれた発表論文や、臨床論文などをしらみつぶしにあたる。実は、こうした専門論文というのは、かなりの英語力と専門知識を要するけれど、インターネットの世界では、頑張れば入手できる。気になったら、メールをだしてみる。結構、返事がきたりする。
ま、こういうことをやって、「オレをつかって、人体実験してみろ!文句いわんし、金もオレがだす。それでおまえ論文書いて発表しろ!」とかいう人がいる・・・・。いや、いても不思議でない。
しかし、これはあくまでも個人責任の範囲だ。
「高度医療は医者や国の責任とかでなくて、あくまでも個人責任。これも、仏教用語でいうところの、定命みたいものだ」と言う人がいても不思議でない。
薬剤というのは、すべてにおいて、リスクとリターンがついてまわる。
高度薬剤になれば、なるほど、そのリスクとリターンの歩留まりは高くなる。
ま、そんなやこんながあって、「がん対策基本法」は成立した。
あの国会議員を、覚えていますかという、youtubeがある。
この法案が成立したこと自体については、ボスも私も大いに賛辞をおくりたい。
しかし、この法案成立の最大の貢献者である山本孝史議員なんだけれど、実は、別の件ではうちの、ボスは大いなる「?」をいだいていた。
その関係のエントリーをしたことがある。
民主党「ブーメラン」政党 2007年01月30日
問題のニコニコ動画や、もとのyoutubeについては、すでに削除されてしまっていてみることはできない。それは、
06年12月4日参院決算委員会。
民主山本孝史議員と公明冬柴鉄三国交相のやりとり
06年12月4日参院決算委員会
院名 : 参議院
会議名 : 決算委員会
発言者名 : 山本孝史
この参議院での議事録は、別館資料室に保存しておこうとおもったが、なんか12月30日まで、国会の議事録閲覧のインターネットがつかえないそうだ(12月28日現在)
これもあれもふくめて、一人の癌患者がなくなった。
今はただ、お悔やみをもうしあげるしかない。
ただ、お悔やみを申し上げるだけでは、もうしわけない。
「すべての人間が万能であることはありえない。万能でありえないということは、プラスもあればマイナスもある。マイナスをもってその人の全人格を否定できない。プラスをもってその人を無条件に賛美もできない。しかし、死ねば、みなお釈迦さまのもと。南無阿弥陀仏」(ボス合掌)
以下参考
山本孝史-youtubeで見るニュース by オフイス・マツナガ
以上
合掌