ロス疑惑で三浦和義逮捕が逮捕され、ロス市警に７２歳のジミー佐古田氏復帰。
72歳ジミー佐古田元捜査官再雇用が意味するのは？ J-CASTニュース, Japan - ジミー佐古田氏。年配の人なら記憶に残っている名前だ。27年前のロス疑惑発生当時、ロス市警で捜査を指示し、マスコミにも再三登場した捜査官だ。 ... |
2008年02月25日09時11分 livedoor, Japan - ロサンゼルス郡地方検事局捜査官としてロス疑惑を捜査したジミー佐古田氏は２３日、ロサンゼルス近郊の自宅で毎日新聞の取材に対し「ロサンゼルス市警が三浦（和義容疑 ... |
ロス銃撃事件、三浦元社長共謀相手は元女優…ロス地検見解示す サンケイスポーツ, Japan - 米ロス銃撃事件で、事件発生当時の１９８１年から捜査を担当したジミー佐古田氏（７２）＝顔写真＝がロサンゼルス市警に復帰することが２７日、分かった。 ... |
当時、ジミー佐古田氏に取材した経験のあるボスがいうには、
「印象的だったのは、殴打事件で三浦の有罪判決（懲役６年）が出たときに、ジミー佐古田氏が、『カリフォルニア州法の下でならこの殺人未遂のケースで、２５年の刑が出る。もしわれわれが殺人罪で起訴すれば死刑もあり得る』といっていたことだ。さらに、殴打事件と銃撃事件を別々に起訴して裁判をおこなった件に、疑問を抱いていた」
さらに、三浦氏本人にも何度か取材したことがあるボスが、いまだに忘れることができない、三浦氏の話。
「ジャーナリストなら知っているでしょうけど、事実というのは、５Ｗ１Ｈで構成される。Who（誰が） What（何を） When（いつ） Where（どこで） Why（どうして）How（どのように）。
これは逆に考えると、５Ｗ１Ｈが先に構成されたら、それは事実となる」
これに対して、
「いや、５Ｗ１Ｈは日本独自のもので、欧米ではあまりつかわない。それはあくまでも、日本でニュース記事を書くときのニューススタイルの話。だから、頭のいい嘘つきや詐欺師、歴史をねつ造するときは、先に５Ｗ１Ｈを構成する。新聞の偏向記事もその方向をとる。それは誤報とはすぐにわからないが、実は事実を報じていない」
といったら、非常にいやな顔をしていたそうだ。
当時、取材したボスの感想。
「マスコミだけでなくて、当時の捜査関係者も膨大な量の情報に混乱させられた。最大の過ちは、共犯として、駐車場経営者の大久保美邦（一審で無罪）にこだりすぎた点だ。
三浦は、大久保だけでなくて、会社の元社員、すし店店員、元女優（有罪）、古着店経営者などに、殺人計画をもちかけていた。その一人が、大久保だった。
後に殴打事件で有罪になった元女優には、
『「ピストルを撃てるか。ロスについたら僕の指定する場所に車で行って隠れていてよ。僕が一美を連れて行くから僕が合図したら一美の頭をピストルで撃ってよ、それだけだと僕も疑われるから僕の足も狙って撃ってよ』と銃撃事件の状況とそっくりの依頼をしているし、それを元女優も証言している」
銃撃事件の実行犯にこだわりすぎた・・・と当時の、ジミー佐古田氏は指摘していたという。
講談社 (1996/10)
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