選択されたのがカオスなら、それはそれで仕方ない 2008年03月07日

 というエントリーで反論というか、クレームです。

 このなかで、

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「安倍政権の最大の失敗は、小泉政権で追放したはずの守旧派を復活させたこと」と、古賀誠あたりがきいたら、びっくりするぐらいのことを、名指しで総括していたこと。
「守旧派の認識があまかった。これは福田総理もおなじミスをおかしたのではないか」・・・・・といったのが、安倍さんだったらおもしろいけれど、これをいったのは、読売新聞の政治部の人。ボスの後輩の人。

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 と書きましたが、これは正確でないそうです。
 安倍前総理から直接、訂正があったわけじゃないですが、というか直接、訂正があるとおもしろいのですが、間接的な訂正です。

 修正します。

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「安倍政権は、小泉政権で追放した守旧派のなかで、ニューライトの同志を復活させるつもりだった。たとえば、平沼赳夫、城内実など。
 郵政民営化に反対した議員がすべて、オールドライトでなくて、ニューライトがふくまれていたこと。逆に考えると、小泉政権の郵政民営化は、かなりいい加減だったということ。構造改革をするのなら、他にやることがあったのに、足場の検証もせずに踏み込んだ。ここに小泉郵政民営化の問題点があった。
 しかし、賽は投げられた。脇の甘い安倍の隙をついて、オールドライトがゾンビのごとく復活して、結果的に安倍政権を崩壊へ導いた。
 そして、オールドライトの代表格である小沢一郎に政権の主導権を渡した。
 これは民主党の勝利というよりは、自民、民主のオールドライトの勝利である。居場所のなかったオールドレフトもオールドライトになだれこんだ。つまりオールドレフトの勝利でもあった。
 そして、その先が大連立である。これはオールドライトとオールドレフトの連合政権である。官僚が復権する。日本はすべてにおいて後退して、孤立化する。
 そして、多くの国民は懐古主義におちいっている。オールドライトとオールドレフトが共存できた55年体制。高度経済成長の60年代、70年代。バブル経済。
 しかし、もはやあの時代はこない。通り過ぎた一過性の時代だった。
 この幻想が我が国のカオスの正体」

 ということでよろしいでしょうか?
 というか、こんなこと、いちいちうちに書かないで、自分のところの新聞にかいたらいいのにね。そういえば、月刊誌ももっていたでしょう?

 あ!そうか、その新聞のドンは、元オールドレフトで現オールドライトの老害だったか・・・・・。そりゃ、言論も不自由ですね。

以上