渡辺副総裁案に民主3人が賛成。2人が棄権。2人が欠席

 日銀副総裁に渡辺博史一橋大大学院教授を充てる人事案を採決した9日午前の参院本会議、

賛成115票、反対121 で不同意。その差6票

民主党の大江康弘、藤原正司、渡辺秀央(いずれも比例代表)の3氏が党議決定に反して賛成。

 また、同党の犬塚直史(長崎県選挙区)、風間直樹(比例代表)両氏は本会議に出席して棄権木俣佳丈(愛知県選挙区)、桜井充(宮城県選挙区)両氏が欠席した。

 衆院では渡辺副総裁案に賛成した議員はいなかった。

大江康弘
「(渡辺副総裁案)容認という党内の流れを覆した執行部の態度は大変疑問」
渡辺秀央
「執行部は組織の考え方を無視して、政局絡みの判断をした」
藤原正司
「押したボタンがすべて」

欠席した木俣佳丈
「電車に乗り遅れた」
棄権した犬塚直史
「反対ボタンを押したが、記録が残らなかった」


 鳩山由紀夫幹事長
「党議として決めたことに従うのは当然」
 輿石東参院議員会長
「造反者を処分する」

他の野党では、

新緑風会 森田 高  欠席
国民新党 所属4人  同意

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