うちのボスとは友人とかいたら、「友人とは書くな。相手も政治家だ。どんなに親しくても、こと何かあればばっさりと切り捨てなくてはならないこともある。相手だってうちを名誉毀損で訴訟をしなくてはならないことがあるかもしれない」(ボス談)と指摘されたので、うちのボスとは知り合いの鳩山邦夫法務大臣。
ここの秘書の小沢さんは、うちの事務所やらボス別宅の引っ越しなどには手伝いに駆けつけてくれたりするのだが、「公は公。私は私」つまり、「是は是。非は非」(ボス談)ということらしい。
普段は、かなりいい加減でロクデモナイ生活をおくっているが、「ボスの原則主義」(辻野記者談)は頑固さを通り超えてもはや「芸術の域に達している」(北岡記者談)と事務所内で揶揄されているぐらいだ。
例によって朝日新聞の素粒子というコラムでの「死に神」問題である。毎日新聞は例によって「英語版の削除問題」をおこして、お詫びをして、処分を発表したけれども、事態は沈静化するか?こじらすか?
参考:毎日新聞問題まとめ その4
毎日新聞問題まとめ その3
毎日新聞問題まとめ その2
「貧乏もこじらすと大変」(ネット潜水艦)という名言があるように、世の中、こじらすと大変になることが多い。
さて朝日新聞の「死に神」問題だけど、概要は以下の当方の別サイトにいってもらう。
朝日新聞 死に神に関するニュース
鳩山邦夫に関するニュース
サービスでyoutubeも・・・・・
朝日のポン助記者フルボッコ
朝日新聞夕刊コラムで、棋士の羽生永世名人にひっかけて鳩山法相を『永世死刑執行人』 、『死に神』と書いた記者。またの名、ポン助が鳩山法相に怒られました。
朝日新聞「死に神」コラム問題 全国犯罪被害…
鳩山法相について、朝日新聞が「死に神」とのコラムを掲載したことについて、全国犯罪 被害者の会「あすの会」が、朝日新聞社に抗議文を送った。
「あれ書いた人は誰だろうか?わかるか?」
「うん?加藤さんだろう、週刊朝日の編集長していた加藤明さん」(北岡記者談)
ま、週刊誌の編集長などを経験されると、新聞社系といえども、我々、雑誌記者の間ではその人物評もふくめて話題になるし、情報交換される。これは、編集長の宿命である。これはあきらめてください、各雑誌の編集長様および経験者様。
しかし、あくまでも匿名のコラムである。
「死に神」コラムに関して、一応、「謝罪」もしている。
その筆者が、朝日新聞の論説委員である加藤明氏であることは、業界内では話題になっても、こうあっさちりと世間に名前がでてしまうとは、思わなかった。つまり、「我々はまだまだ、保守的であると自戒しないといけない」(北岡記者談)
たぶん、一番最初に報じたのが、スポーツ報知か?
あ、うちには、スポーツ報知さんの記者さんは、きていませんので、うちがしゃべったわけじゃありません。
で、それに該当する記事はこれだとおもわれる。6月20日付。
↓ ↓ ↓ ↓
会見でテーブルをドン!朝日の「死に神」に鳩山法相激怒 スポーツ報知, Japan - 鳩山邦夫法相(59)が20日、連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤元死刑囚らが17日に死刑執行されたことをめぐり、朝日新聞のコラムで自らを「死に神」と揶揄(やゆ)されたことに対し「(死刑囚は)“死に神”に連れていかれたのではない。軽率な文章だ」と激高した。 ... |
そして決め手が週刊文春さんか?、週刊文春 7/3号
雅子妃ご流産の悲劇、武富士事件、解任騒動
鳩山法相を「死に神」と呼んだ
朝日素粒子論説委員の呪われた「前歴」
ま、いずれにしても、加藤明さんは、業界内ではそれなりに有名な人物というか、有名な記者さんだったわけです。詳しくは、週刊文春さんよんでください。きっちりと取材しています。
しかし、これだけの問題をおこした素粒子のコラムである。
後世のために、全文を転載しておきます。
これは、公が優先されるとおもいますので、著作権の問題にはふれないと判断します。
素粒子 6/18(水)
永世名人 羽生新名人。勝利目前、極限までの緊張と集中力からか、駒を持つ手が震え出す凄み。またの名、将棋の神様。
× ×
永世死刑執行人 鳩山法相。「自信と責任」に胸を張り、2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神。
× ×
永世官製談合人 品川局長。官僚の、税金による、天下りのためのを繰り返して出世栄達。またの名、国民軽侮の疫病神。
素粒子 6/21(土)鳩山法相の件で千件越の抗議をいただく。「法相は職務を全うしてるだけ」「死に神とはふざけすぎ」との内容でした。
× ×
法相のご苦労や、被害者遺族の思いは十分認識しています。それでも、死刑執行の数の多さをチクリと刺したつもりです。
× ×
風刺コラムはつくづく難しいと思う。法相らを中傷する意図はまったくありません。表現の方法や技量をもっと磨かねば。
なるほど、「表現の方法や技量」の問題だったのだ。
これは、うまいいいわけだ。さすがは朝日新聞だ。
今度、うちの記事が訴えられたら、「表現の方法や技量をもっと磨かねば」といってみよう・・・。
以上
日本語の作文技術 (朝日文庫)
暴動学生問題と朝日新聞社批判 (1969年) (時事新書)
ザ・ニュース〈1980〉―朝日新聞素粒子 (1981年)
朝日新聞「素粒子」〈1982〉 (1983年)
朝日新聞「素粒子」〈1983〉 (1984年)