恒例の検察人事があった。

 検察人事に関するニュースによると、


新しい検事総長に東京高等検察庁の樋渡利秋検事長を起用する人事が閣議で決定
FNN, Japan - Jun 24, 2008
新しい検事総長に東京高等検察庁の樋渡利秋検事長(62)を起用する人事が24日の閣議で決まった。 この人事は、最高検の但木敬一検事総長(64)が2008年、定年退官を迎えることにともなうもの。 樋渡検事長は東京大学卒業後、1970年に検事になり、東京地検特捜部にも所属し、 ...

東京地検特捜部長に佐久間達哉氏内定
読売新聞, Japan - Jun 23, 2008
法務・検察当局は23日、東京地検特捜部長の八木 宏幸 ( ひろあき ) 氏(52)の後任に、東京地検総務部長の佐久間達哉氏(51)を起用する人事を内定した。 八木氏は福井地検検事正に転出する。いずれも発令日は来月14日。 佐久間氏は法務省刑事局刑事課長や東京 ...

 
  という人事があった。
 検察首脳人事の発令は7月1日。
 東京地検特捜部人事の発令は7月14日。

 6月30日、30日付で退官する但木検事総長が退任会見を行った。
 会見の中身は、裁判員制度が中心。
 2年間の総長在職時に思い出に残った事件として、福島、和歌山、宮崎各県知事による汚職事件を挙げ、「国から地方への予算権限移譲を背景としたものだ」と語り、防衛省汚職事件では「無競争が一部で残存していることを示した」ーという内容だった。

 会見に立ち会った記者によると(注意:この会見には、雑誌記者やフリーの記者ははいれない)

「確かに犢埓官庁瓩蕕靴、時代・社会背景を見据え、摘発しているなと、あらためて感心させらた」(司法担当A記者)
 という感想があるとともに、
「防衛汚職問題は、結局、バッチへ手が届かなかった。これに対する部下へのおもいやりの言葉として、防衛省汚職事件では『無競争が一部で残存していることを示した』ともらしたのか?どっちだ?」((司法担当B記者)

 検察と防衛汚職事件の関係については、以下の2本の記事参照。

日本最後の武器商人?秋山直紀の反撃 2008年06月22日
東京地検特捜部 秋山直紀氏強制捜査は流産 2008年06月04日



 さて、1日付で就任する、後任の樋渡東京高検検事長。
 腕前や如何にといったとこか・・・・。

 参考:但木敬一に関するニュース
     樋渡利秋に関するニュース
     

【検察人事】


【東京地検特捜部長】

 東京地検特捜部長の八木宏幸(ひろあき)氏(52)の後任に、東京地検総務部長の佐久間達哉氏(51)を起用する人事を内定。八木氏は福井地検検事正に転出する。いずれも発令日は7月14日。

  佐久間達哉氏は1983年入庁。法務省刑事局刑事課長や東京地検特捜部副部長などを歴任。副部長時代には、佐藤栄佐久前福島県知事の汚職事件や防衛施設庁談合事件などの捜査を手掛けた。

 

【検事総長】

 但木敬一検事総長の定年退官に伴い、後任に樋渡利秋東京高検検事長を起用する人事を決定。発令は7月1日付

 樋渡利秋氏(ひわたり・としあき)68年東大卒。法務事務次官、広島高検検事長、東京高検検事長。兵庫県出身。62歳。

 

【東京高検検事長】

 東京高検検事長には大林宏札幌高検検事長。発令は7月1日付

 大林 宏氏(おおばやし・ひろし)70年一橋大卒。法務省刑事局長、法務事務次官、札幌高検検事長。東京都出身。61歳。

 

【札幌高検検事長】

 札幌高検検事長に渡辺一弘横浜地検検事正を起用。発令は7月1日付。

 渡辺 一弘氏(わたなべ・かずひろ)71年京大卒。前橋地検検事正、名古屋地検検事正、横浜地検検事正。京都府出身。61歳。

 

【仙台高検検事長】

 大塚清明仙台高検検事長も6月27日付で定年退官し、仙台高検検事長に有田知徳高松高検検事長を起用。発令は7月1日付。

 有田 知徳氏(ありた・ともよし)70年中央大卒。名古屋地検検事正、最高検公安部長、高松高検検事長。兵庫県出身。60歳。

 

【高松高検検事長】

 高松高検検事長に伊藤鉄男東京地検検事正を起用。発令は7月1日。

 伊藤 鉄男氏(いとう・てつお)71年中央大卒。東京地検次席検事、東京高検次席検事、東京地検検事正。岐阜県出身。60歳。

 

 なお、検察・法務省人事の見方については、

猿でもわかる・・・法務省・検察人事 2006年05月10日

 を、みていただくといいかもしれません。

 


以上

実務刑法