「私のパーティにきてくれている人が、また私の弟のパーティにきてくれていると思うので、大変にありがたくおもいます」

 7月15日、岸信夫参議院議員パーティに現れた安倍晋三前総理大臣は支持者を前にこういって聴衆に語りかけ岸信夫のパーティは始まった。

参考:岸信夫とは?

 安倍前総理は、
「弟が4年前に初当選した。開票日、私はその時、幹事長だったんですがなかなか当確が出ない。テレビカメラの前で追い詰められたような気がしていた。
 弟の当確が出てホッとしたとき青木幹雄さんから
『これであんたもゆっくりテレビ(開票)を見られるな』
 といわれた。
 弟の選挙は2年後も厳しいと思う。
 私は今、地元で8月までに100回の集会を回るつもりで一生懸命やっている。直前に山口県知事選挙もあるので弟と共に年内に200回はこなすつもりです」

 パーティには山口県関係者も多く大受け。

岸・安倍


 

 次に登場は「死に神法相」の異名を取る鳩山邦夫法務大臣。

「いやー、兄弟で同じとう党にいるのはすばらしいことです」
 大拍手、大受け。
「安倍前総理が目指したものは日本がグニャグニャのクラゲに背骨を作りたいと思っていたんだろうと思う。
 正義の実現に私は『死に神』ともいわれて、おちょくられている。こんな風潮があるとがおかしい。
 犯罪者による被害者、そして遺族のことを考えるべきだ。掛け買いのない被害者の遺族のことを考えると被害者遺族こそ本当の被害者だ。それを加害者の人権擁護が目立つ。
『竹島は日本固有の領土だ』という文科省の見解について聞かれた。自分の管轄外だったが、
『竹島は歴史的に見て日本固有の領土ということを子孫に伝えていくのに何の問題もない』 
 と答えた。
 当たり前のことを当たり前のようにいうことこそ大事なんだ」

 その後、伊吹文明幹事長、渡辺喜美行革担当大臣、中川昭一元農水大臣、甘利明経産大臣、河村健夫元文部大臣ら挨拶登場人物は大物ばかり。

 やはりトリを取るのはなんといってもこの人。
 岸信夫が所属する町村派のドン・森喜朗元総理だった。

岸・森

「乾杯の挨拶でいいよといったら、鈴木国対委員長の場がなくなりますからというので挨拶にたった。岸さんは安倍さんのことで大変な苦労をされたと思う。今はもう遠慮することはない。お兄さんと2人でコンビを組んでしっかりやって欲しい。
 元住友商事にいた関係から岸さんは国際的な農業問題にも明るい。食糧問題でも日本に必要な食料をを確保できるかどうか。
 それもふまえて岸さんには頑張っていただきたい」

 参議院の1年生にこれほどの大物が来ることはない。
 やはり岸信介の孫、安倍晋太郎の2男、安倍晋三前総理の弟ということで全日空ホテルの会場には400人が集まった。

 山口県人も多く「これまで岸さんや晋太郎さん、晋三さんを応援してきた」という人もいる。

 それにしても岸信夫議員の奥さんである智香子さんはあの「片山さつき」さんにソックリ。
 思わず
「片山さつきさんにソックリといわれませんか」
 なんて馬鹿なことを聞くと
「私、そんなに賢くないです」
 あっさりいなされてしました。

 岸信夫参議院議員に聞けば
「あはははは・・」
「それにしても人前で写真週刊誌とかを広げて読むのはねーーーーー」

 そう、堂々と読むべきです。それが国民の声なんですから?
 
 
以上