20日の米国株式市場は、急反発。
 ダウ工業株30種平均が前週末比413.21ドル高の9265.43ドル。
 ナスダック総合株価指数が同58.74ポイント高の1770.03ポイント。
 出来高概算はニューヨーク市場が12億2600万株、ナスダックが20億5800万株。

 バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長が米議会証言で、追加の景気刺激策を米政府に促したことを好感。追加の景気刺激策が実行されれば、米景気の下支えになるとの期待感から、ダウ工業株採用の全銘柄が上昇して取引を終了。

参考:バーナンキ議長-今週のキーワード by オフイス・マツナガ

 21日の東京株式市場は、続伸後もみ合い。
 シカゴ先物の清算値(ドル建て)は大証終値比305円高の9395円で取引を終了。
 シカゴ清算値にサヤ寄せしてのスタート。

 政府が発表した10月の月例経済報告では、景気の基調判断を弱含んでいるから弱まっているに下方修正しており、買い一巡後は相場の重しとなりそう。

参考:月例経済報告-今週のキーワード by オフイス・マツナガ


 米半導体大手のテキサス・インスツルメンツが、通常取引終了後に減収減益の決算を発表。時間外取引で同社株が約6%急落。24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)が、弱含みで推移していることから、ハイテク株の動きには注意

 21日の主なスケジュール、
午後零時45分に30年利付国債の入札結果。
日興アセットマネジメントがETF「上場インデックスファンドJリート」(東証REIT指数)隔月分配型」<1345.T>を東証に上場。
中外薬<4519.T>が08年12月期第3四半期連結決算。

 米国では、
財務省4週間・52週間物TB(短期国債)入札
スターン米ミネアポリス地区連銀総裁が講演。
アップル、キャタピラー、ヤフーなどが決算を発表。。

 20日の騰落レシオは67.38%。
 17日の騰落レシオは64.17%。

 騰落レシオの推移は、週刊日程表(有料版)