よくあたる・・・・といわれている「本日のマーケット」
あたるといわれると心外である・・・競馬の予想じゃないから・笑。
実は、今のように、外部要因によって大きく暴落したり、高騰する市場というのは、その外部要因を調べておけばいいので、その見通しは割と簡単である・・・・。
マーケット全体の流れをみたければ、いろいろあるけれど、ここでは「素人でもわかるように一つにしろ!」(ボス談)ということで、騰落レシオに準拠。ただ、こうした指標でも、機械的に売買しないように。とくにこういう時期は外部要因をチェックしましょう。内部要因については、そういう機会があれば、紹介します。
売買のテクニックとしては、
買いだけでなくて空売りもできるようにしましょう。今のネット証券なら簡単です。今回も「空売りをあまりあおるな!」(ボス談)という横やりがはいったので、あまり執拗にはいわなかったけれど、実は、先月からやんわりと空売りを・・・。
一番大事な売買のテクニックは、売りでも買いでもいいけれど、自動損切り機能をつかうこと。自動損切り機能がついていないネット証券は意味がない。
ということで、本日のマーケット
21日の米国株式市場は、大幅反落。
ダウ工業株30種平均が前日比231.77ドル安の9033.66ドル。
ナスダック総合株価指数が同73.35ポイント安の1696.68ポイント。
出来高概算はニューヨーク市場が11億6100万株と低水準。ナスダックが21億6800万株。
前日の通常取引終了後に、減収減益の決算を発表していた米半導体大手のテキサス・インスツルメンツが売られ、米建設機械大手のキャタピラーの決算が純利益で前年同期比6%減となったことで、米景気の先行き不透明感から売りが先行。通常取引終了後に、アップルやヤフーの決算発表を控え、業績懸念からハイテク株などに売りが膨らむ。
22日の東京株式市場は、反落後もみ合いから戻す、下値は限定的。
シカゴ先物の清算値(ドル建て)は大証終値比235円安の9005円。
ただし、時間外取引では米アップル <AAPL.O> の決算などを好感して24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が堅調に推移、急激な株価の落ち込みはない。
為替が対ドルで円高方向に振れていることで輸出株を中心に売りが先行すると予想。
トヨタ<7203.T>の世界販売台数の前年割れ、鉄鋼大手減産の観測報道を受けて、鉄鋼株や自動車株の動向は注意。
三菱UFJ<8306.T>の業績下ブレ懸念があり、金融株への影響を注意。ただし、かなり株価水準が下がっており、業績悪化は織り込み済みとみたい。
東京市場は9月中間決算発表の本格化を控えた材料不足の状態、外部環境に左右される展開が続く。
米株が反落し、為替もやや円高方向に振れているため日経平均は9000円水準までいったん下押し。ただ、国内企業の決算発表を控えて基本的にはレンジ取引。時間外で米株先物が上昇していることもあり、日経平均のマイナス幅も限定的とみる。
22日の主なスケジュール、
午前8時50分に8月全産業活動指数。
午後2時、9月全国スーパー売上高。
サクサ・ファンズ・マネジメント・エスエイのETF「イージーETF S&P GSCI商品指数クラスA米ドル建」<1327.T>が東証に上場。
KDDI<9433.T>が08年9月中間期連結決算。
米国では、
8月米OFHEO(米連邦住宅公社監督局)住宅指数。
週間米新規失業保険申請指数。
マイクロソフト、ダウ・ケミカル、ゼロックスなどが決算を発表。
欧州では、
ECB(欧州中央銀行)理事会。ただし金利発表はなし。
21日の騰落レシオ74.03%。
騰落レシオの推移は、週刊日程表(有料版)へ
参考:
[東京 22日 ロイター] 株式市場筋によると、寄り付き前の外資系証券12社経由の注文状況は4220万株の売りに対して2560万株の買いで、差し引き1660万株の売り越しになっているとの観測が出ている。
社数 売り 買い 差し引き (単位:万株)
10月21日 12 2320 3110 790
20日 12 2080 2470 390
17日 12 3610 2580 ─1030
16日 12 4320 1630 ―2690
15日 12 2190 4580 2390
14日 12 2570 5700 3130
10日 12 1900 3290 1390
9日 12 2710 2680 ─30
8日 12 3110 2710 ─400
7日 12 4480 2650 ─1830
以上