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東京株式市場・大引け=急反落、ユーロ安・円高で業績懸念強まり600円安 08/10/22 15:27 

 
日経平均 <.N225>                                日経平均先物12月限 <0#2JNI:>
終値             8674.69(-631.56)           終値             8660 (-580)
寄り付き         9198.14                      寄り付き         9040
安値/高値       8674.69─9198.14             高値/安値        8620─9080
出来高(万株)     215760                       出来高(単位)     147512
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  [東京 22日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は4日ぶり反落。終値で3日ぶりの9000円割れとなり下げ幅は600円を超えた。ユーロ安/円高が午後急速に進み輸出企業などへの業績懸念が強まったほか、新興国経済への懸念も出たという。買い手不在で商いは薄いが、前日までの3日続伸で買い戻しを一巡させた短期筋が売り直しているとの指摘が出ている。

 東証1部の騰落は値上がり75銘柄に対し値下がり1602銘柄、変わらずが35銘柄とほぼ全面安。

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<13:38> 日経平均が500円超える下げ、ドルやユーロの下落で先物売り
 日経平均は一段安。下げ幅は500円を超えている。ドル、ユーロの下落が大きく円が独歩高になっていることで、先物売りが強まっているという。  「対円でドル、ユーロとも下落していることで、売り方が攻めてきている。ロング筋の投げも出て下げ幅が大きくなっている」(準大手証券)という。

<13:20> 日経平均は400円安、短期筋が売り直し
 日経平均は一段安となり前日比400円を超える下げ幅となっている。GLOBEX(シカゴの24時間金融先物取引システム)で米株先物がマイナス圏に沈んだことや他のアジア株が軟調になっていることで中低位の主力株に売りが出ているという。市場筋によると「米株先物安やユーロ安を手掛かりに買い戻しが一巡した短期筋が売り直しているようだ。海外機関投資家は円高で日本株の資産が計算上増えており、ロングをいったん手じまう動きにもなっている」(大手証券トレーダー)との声が出ている

<12:55> 日経平均は下げ幅拡大、ユーロ安を嫌気
 日経平均は後場に入り下げ幅を拡大。再び9000円を割り込んでいる。国内企業決算の本格化を前に、ユーロ安の進行が市場の不安を強めているという。市場では「国内企業はユーロ/円の想定レートを157─160円程度のレンジで設定している。足元の130円を割れるような水準では、2009年3月期通期の業績予想下方修正が加速する懸念も出てくる」(立花証券執行役員の平野憲一氏)との声が出ている。

<10:50> 日経平均は下げ渋り、安値圏で買い戻す動きも
 日経平均は下げ渋り。いったん割り込んだ9000円をすかさず回復した。安値圏では先物を買い戻す動きが出てくるという。9000円を下回った水準で推移する5日移動平均線が意識されているとの指摘もあった。  市場では「景況感の悪化が懸念されているため、企業業績に関する悪材料が出ると売りが出やすい。目先は、日米の決算発表に左右される展開になるのではないか」(SMBCフレンド証券・投資情報室次長の松野利彦氏)との声も出ている。

<10:15> 日経平均は安値圏、東証1部の売買代金は5184億円
 日経平均は安値圏。東証1部の売買代金は10時15分現在、5184億円と薄商い。市場では「3日続伸の後ということもあり軟調だが、21日のシカゴ日経平均先物終値の9005円と同程度の9000円台での推移であれば落ち着いていると言えるのではないか。グローベックス(シカゴの24時間金融先物取引システム)で米株先物がしっかりしており、後場はアジア株をにらみながらショートカバーが入る可能性もある」(国内投信)との声が出ている。  

<9:38> 日経平均は軟調、先物主導で下げ幅拡大
 日経平均は軟調。9000円台で推移している。商社、非鉄などが安い。市場では「先物主導で下げ幅が拡大した。朝方は欧州勢、アジア勢などから売りが先行したものの、その後、現物の大口売りは目立っていない。国内外の景気対策が具体化するまでは、薄商いのなか乱高下が続きそうだ」(大手証券エクイティ部)という。

<9:15> 反落、景気や業績不安で輸出株や銀行株に売り先行
 寄り付きの東京株式市場で日経平均は反落。前日比200円を超える下落となっている。景気や企業業績への懸念で米国株が下落したほか、為替が対ドルで円高方向に振れていることで輸出株を中心に売りが先行している。業績予想を下方修正する方向で調整を進めていると一部で報道されたメガバンク株も売り優勢で始まっている。  市場筋によると朝方のバスケット注文は売りが800億円、買いがゼロ。ただ先物に買い戻し注文が入っているとの指摘もあるほか、時間外のGLOBEX(シカゴの24時間金融先物取引システム)で米株先物が堅調に推移していることで、日本株の下値も限定的ではないかとの見方もあった。

<8:40> 寄り前の板状況、メガバンク株が売り優勢
 市場関係者によると、寄り前の板状況では、みずほフィナンシャルグループ <8411.T> 、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306.T> 、三井住友フィナンシャルグループ <8316.T> などメガバンク株が売り優勢となっている。トヨタ自動車 <7203.T> やソニー <6758.T> 、キヤノン <7751.T> 、パナソニック <6752.T> など主力輸出株も売り優勢となっている。新日鉄 <5401.T> や三菱商事 <8058.T> 、コマツ <6301.T> も売りが優勢。