30日の米国株式市場は、
 ダウ工業株30種平均が前日比189.73ドル高の9180.69ドルと反発。
 ナスダック総合株価指数が同41.31ポイント高の1698.52ポイントと続伸。
 出来高概算はニューヨーク市場が13億7500万株、ナスダックが25億3700万株。
 朝方に発表された7〜9月の米GDP(国内総生産)速報値が、年率で前期比0.3%減と事前予想の同0.5%減を下回らなかったことを好感して堅調スタート。日本と欧州の利下げ期待もあり、ダウ平均は一時270ドル以上上昇する場面があった。

 31日の東京株式市場は、もちあい・・・。金融政策発表後の為替動向に注意! 
 日銀が協調利下げを実施するとの期待が下値を支え、9000円台を固める展開になるかどうか。

 シカゴ先物の清算値(ドル建て)は大証終値比70円高の9100円で取引を終了。   政府が決定した追加経済対策が過去最大の27兆円となり、景気刺激に対する期待感から買いが先行。ただし、日経平均株価が、心理的なフシ目である9000円台を回復し、戻り売りや利益確定の売りが出やすい。
 日銀の金融政策決定会合で、無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.5%から0.25%へ引き下げるとの観測が強まっているが、結果を見定めたいとして、様子見気分が広がる可能性あり。日銀の金融政策決定会合は通例は、昼前後に政策が発表されるケースが多い。

 
利下げによる追加的な景気押し上げ効果は乏しいとみるが、日銀は欧米との政策協調スタンスをアピールすることで市場からの信頼を確保する見通し。
 ただし、日銀の利下げは今回で打ち止め。米国もせいぜいあと1回。
 金利差の面からはドル/円の円高余地は乏しくなり、為替の安定効果に注目。万が一、利下げが見送られた場合は、株価の反動は大きい。

 日銀の利下げを確認したあとは、11月6日の欧州中銀(ECB)の利下げや15日の金融サミットを待つ展開。政策期待が続くことから利下げ発表後も材料出尽くしにはなりにくいとみられている。

 日経平均は30日までの3日間で1800円以上値を戻しており、9000円という心理的な節目をにらんで戻り売りや利食い売りがでてくる可能性はある。また、3連休を控えた週末とあって、午後はポジションを手仕舞う動きもでてきそう。
 為替が株式市場のテーマになっているだけに、引き続き、輸出関連や新興国関連の主力株が取引の中心になるとみる。

 31日の主なスケジュールは、
 午前8時30分に10月東京都区部・9月全国コアCPI(消費者物価指数)。9月失業率、9月家計調査、9月有効求人倍率。
 午後2時に9月新設住宅着工・大手建設受注。

 日銀政策決定会合が開かれ、午後3時に経済・物価情勢の展望(展望リポート)を発表、白川日銀総裁が会見。

 王子紙<3861.T>、第一三共<4568.T>、菱重工<7011.T>、三菱商<8058.T>などが、08年9月中間期連結決算を発表。

 米国では、
 9月米個人所得・消費支出
 10月米ミシガン大学消費者信頼感指数確報
 10月米シカゴ地区購買部協会景気指数

 欧州では、
 ユーロ圏CPI速報
 
 30日の騰落レシオは66.04%(29日62.11%)。

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参考:
外資系証券経由の注文状況、60万株の買い越し観測=市場筋 08/10/31 08:33 

 [東京 31日 ロイター] 株式市場筋によると、寄り付き前の外資系証券12社経由の注文状況は4280万株の売りに対して4340万株の買いで、差し引き60万株の買い越しになっているとの観測が出ている。

         社数   売り    買い   差し引き (単位:万株)

  10月30日  12  3840  4000   160
     29日  12  4680  4270  ─410
     28日  12  6000  2770 ─3230
     27日  12  3330  2160 ─1170
     24日  12  3490  2140 ─1350
     23日  12  5010  2840 ─2170
     22日  12  4220  2560 ─1660
     21日  12  2320  3110   790
     20日  12  2080  2470   390
     17日  12  3610  2580 ─1030


以上