本日の見通し

 市場はオバマ勝利を織り込んでいるが・・・・・・・・・・

 4日の米国株式市場は、大幅高。大統領選挙日としては過去最大の上げ幅を記録。
 ダウ工業株30種平均が前日比305.45ドル高の9625.28ドルと急反発し10月6日以来の高値水準を回復。
 ナスダック総合株価指数は同53.79ポイント高の1780.12ポイントと6日続伸。
 出来高概算はニューヨーク市場が13億807万株、ナスダックが23億2708万株。
 日本株や欧州株などが買われ、世界的な株高の流れを受けた。米大統領選挙の通過に伴って、不透明要因が解消するとの見方が広がり、主要株価指数はこの日の高値圏で取引を終了。


 5日の東京株式市場は、買い先行後に波乱・・・・予想が難しい。
 4日の米国株が大幅高となり、シカゴ先物清算値(ドル建て)も大証終値比485円高の9585円。寄り付きは同水準にサヤ寄せする格好で、主力株中心に買いが広がるだろう。
 業種別では、原油価格の上昇でエネルギー資源や素材、商社などが物色される。円安基調を好感し輸出株も引き続き堅調か、このあたりチェック。

 RBA(豪中銀)による利下げに続き、6日にはBOE(英中銀)やECB(欧州中銀)などの利下げも予想されている。世界的な協調利下げが株価の支援材料。
 ただ、上値は限定とみる。
 前日の終値時点での日経平均株価の予想PERは14.17倍と9月末の水準を突破。25日移動平均線(11月4日終値時点で9307円)にも接近しており、下値で買った向きが利益確定売りを出しやすい。とくに、9500円に近づくと戻り売りも出やすいと見ておきたい。

 また、早ければ昼ごろにも米大統領選挙の結果が出る。事前予想通り民主党のオバマ氏が選出されれば材料出尽くしとなる可能性がある。

 きょうの主な決算発表は、旭化成<3407.T>、アステラス薬<4503.T>OLC<4661.T>、三洋電<6764.T>、いすゞ<7202.T>、バンナムHD<7832.T>、三井物<8031.T>など。

 なお本日の主要外国証券経由の注文動向は、「12社ベースで、売り4110万株、買い4700万株で、差し引き590万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額(10社ベース)も買い越しとなる模様。

 米国では、10月の米ISM(サプライマネジメント協会)非製造業景況指数や10月のADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計などが発表。

 米国のマーケット関係者は、オバマ氏が大統領になると予想しており、市場、特に株式市場はそれをある程度織り込んだと思う。マケイン氏が覆すような事態になれば、株式市場はそれをより好感し、おそらくは債券はやや売られるだろう・・・・と分析する。  
 
 注目の10月のISM非製造業景況指数は、ロイターが行ったアナリスト調査の予想中央値は47.5で、9月の50.2を下回り、景況判断の分かれ目となる50を割り込む見通し。  
 ADPが発表する10月の全米雇用報告は、7日に発表される10月の雇用統計の手掛かりとして注視。 ADPに関するアナリスト予想は、民間部門就業者数は10万人減(9月は8000人減)。  
 雇用統計の予想は、非農業部門就業者数は20万人減(9月は15万9000人減)。  

 4日の騰落レシオは75.27%(31日は67.99%)。