当方には、強力なコメンテーター陣がいる。
 以前、紹介させていただいた「その筋さん」もその一人。
 もうひとり紹介させていただきます。
 「一般読者」さん。
 実は、同様のHNを使われている方が、複数います。当方では、IPでどの「一般読者」さんかを、整理させていただいています。

 また、「自虐史観批判」に対する反論もきていますが、「陰謀史観」とか「ねつ造史観」という、共通用語がよくでてきます。歴史検証をすることを、「陰謀史観」とか「ねつ造史観」とひとくくりでしか、反論できないところに、「日教組教育の弊害をひしひしと感じる」(ボス談)だそうです。

 つまり、こうした日教組的な批判は、「学問の自由、教育の自由、言論の自由」に制約を加えることになります。

 もともと、日教組は「歴史や学問の自由な検証や研究を否定する機関」という側面があります。教育にたずさわる者が、自らの教育の範囲を侵害していることになります。これは、遺憾ですね。いや、憲法に抵触する可能性があります。確かに、これでは、北朝鮮の言論統一となんらかわりがないことになります。つまり、日教組は、「言論統一機関」だということになります。

 「田母神論文」に対する批判のひとつとして、「政府見解と違うからけしからん」という論理はよくわかります。しかし、「けしからん」のはわかったとしても、政府見解と違う見解をもつことがどう、職務規程に抵触するのか?私的な論文で、個人的な見解をだすことが、「自衛隊法」で禁じられているのか?など、わからないことがたくさんあるわけですね。であれば、懲戒免職にしなくてはいけない。
 さらにそうであれば、自衛隊法に、「自衛隊員の言論の自由はこれは職務上一定の制限を加える」とでも、明記したほうがいいのではないか?などと素朴におもうわけです。みなさん、これ考えてみてください。

 ということで、当方のコメンテーターさんからの、コメントの紹介です。

 一般読者

 歴史問題は、「洗脳」された日本の一般国民以外の当事者にとっては、何が正しいかではなく、どのような歴史観であれば自分たちにとって得であるかの問題ですからねえ。

 米国政府だって、中国政府だって、韓国政府だって自分たちの主張がウソであることは十分に知っているだろうし、中国国民だって韓国国民だって自分たちの主張に根拠のないことは薄々気が付いているだろう、が、しかし、そのウソであることの方が自分たちの利益、国益に適うから彼らはそのウソを主張して譲るつもりなどさらさらない。

 日本の政治家、政党も現在なら「自虐史観」がおかしいなんてちょっと調べれば分かることでしょ?しかし、それでは自分たちの利益にはならないから、真実を認めることはしない(なお、一部の保守政治家の「自虐史観」容認には自衛隊の「暴走」への「足枷」との位置づけがあるようにも思えはするが)

 ジャーナリスト、マスコミだって当然ちょっと調べれば分かるはず。しかし、洗脳された日本国民への「商売」を考えた場合には、「自虐史観」でいく方が受けもよく自分たちの利益にもなるからそれでいく(あと、中国、韓国に対する受けもよくなるから、そのメリットもあるだろう)

 確かに、これまでは、このような状況であっても具体的に問題は発生しなかったから良かったかもしれないけど、米国一極支配の体制が崩れ、また、中国、韓国が軍事的に力をつけてきている現在および将来においては、「自虐史観」は、中国、韓国その他の日本に対する軍事、非軍事的な(復讐、報復的な)「攻撃」を(精神的に)合理化するものであって日本にとって極めて危険な作用をする状況になってきているのではないのか?

 日本の野党、マスコミが「自虐史観」を私利私益のためにこれまでのように弄ぶことは、これからは、火薬庫で火遊びをするような日本に大きな危険を齎すことになるであろう。

 

 なお当サイトは、北朝鮮や、日教組ではないので、等しく反論や批判はうけます。ただし、具体的な指摘がなく、ただ「陰謀史観」とか「ねつ造史観」とか「右翼」とか、レッテル用語だけを羅列する内容のともなっていないものは、相手にしている暇がありません。

 以上