利益確定売りにおされ、方向感に乏しい展開 「本日のマーケット」
2009年01月06日
5日の米国株式市場は、4日ぶりに反落。
NYダウが前週末比81.80ドル安の8952.89ドル。
ナスダック総合指数は同4.18ポイント安の1628.03ポイント。
出来高概算はニューヨーク市場が13億2274万株、ナスダックが17億7437万株。
携帯電話機販売の減速に対する懸念を背景に大手通信会社が値下がり。
ダウ銘柄の通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ <VZ.N> とAT&T <T.N> は、バーンスタイン・リサーチによる投資判断引き下げを受けて急落した。バーンスタインは、携帯電話機販売の減速と固定電話販売の減少を予想。
ドイツ銀行は、JPモルガン・チェース <JPM.N> をはじめとする大手商業銀行16行の利益予想を引き下げた。これで金融株も売られた。JPモルガンは7%近く急落。
米株市場は年末年始の休暇で営業日の少なかった前週、6%超上昇した。世界大恐慌以来最悪の年となった2008年が終わり、回復への期待が高まっていたが、過去6―7週間の上げから、投資家は様子見姿勢を取るよりも利益確定の売りを出すことに積極的。
昨日、大発会となる5日の日本市場は続伸。
日経平均株価は08年12月30日終値比183円高の9,043円。
TOPIXは同16ポイント高の875ポイント。
騰落銘柄数は値上がり868柄、値下がり715銘柄、変わらず102銘柄。
年末年始の米国株高や為替の落ち着きを背景に買いが先行。上げ幅は一時267円になったが、先物が戻り売りに押された。また、テクニカルには、75日移動平均線(9,272円)に近づくと上値は重くなり、買い一巡後は伸び悩んだ。
業種別では鉄鋼や銀行、証券、不動産がしっかり。電気・ガスや小売はさえない。
個別銘柄では、ソニー <6758.T> 、トヨタ自動車 <7203.T> などの輸出株、みずほフィナンシャルグループ <8411.T> などの大手銀行株、三菱商事 <8058.T> 三井物産 <8031.T> などの商社株が買われ、しっかりした展開。
ただし、クリスマス休暇明けの米株の伸びと比べると、国内株式は上値が重い。
その理由として、日本株は足元で株価収益率(PER)が高く割安感に乏しいほか、企業業績への不安が強い。政局が不安定なこともあり日本株を独自に買う動機がないとみる。
1月7日にイオン <8267.T> 、8日にセブン&アイ・ホールディングス <3382.T> など小売りセクターの第3・四半期決算発表を控えており、国内消費が冷え込むなか、業績悪化懸念が強まっている。9,000円台を回復したものの、薄商いの中でのことで、こうした動きはトレンドとして大きな意味を持たないと判断したい。
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騰落レシオが1月5日111.29%。12月30日115.49%になっている。
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注目記事:米財務省がGM GM.N に第2弾の54億ドル融資、シティ C.N にも200億ドル拠出09/01/06 08:32
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利益確定売りにおされ、方向感に乏しい展開 「本日のマーケット」2009年1月6日 8時59分
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