買い一巡後、上値の重い展開 「本日のマーケット」
2009年01月07日
6日の米国株式市場は反発。
NYダウが前日比62.21ドル高の9015.10ドル。
ナスダック総合指数は同24.35ポイント高の1652.38。
出来高概算はニューヨーク市場が13億3463万株、ナスダックが21億8181万株。
08年11月の全米中古住宅販売保留が大幅下落したことを受け、一時マイナスに転じる。しかし、オバマ次期政権への期待感が下支え。FOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録(12月分)で「経済見通しはしばらく弱い状態が続く」などと悲観的な見方が伝わった、市場は一段の景気刺激策への期待につなげた。
投資家は、ハイテク株が、1950年代以降で最大規模となるインフラ投資を盛り込んだオバマ次期米大統領の景気対策の恩恵を受けるとみている。
マイクロソフト <MSFT.O> は1.2%上昇。2008年末時点の家庭用ゲーム機「Xbox360」の販売台数が世界全体で2800万台に達し、ソニー <6758.T> の「プレイステーション(PS)3」に対するリードを広げたことが好感された。
小売株は、12月の米主要小売業者の既存店売上高発表を控えて上昇。6日発表された米チェーンストア週間売上高指数は前週比1.4%上昇した。S&P小売株指数 <.RLX> は2.3%高。
この日は、原油など19商品の先物相場で構成されるロイター/ジェフリーズCRB指数 <.CRB> が11月28日以来の高値で終了したことを受け、素材・鉱山株が上げを主導。
S&P素材株指数 <.GSPM> は1.9%高。
ハイテク株も上昇。IBM <IBM.N> とヒューレット・パッカード(HP) <HPQ.N> はそれぞれ2.8%と8.2%上昇し、ダウを押し上げた。一方、アップル <AAPL.O> は1.7%下落。オッペンハイマーの投資判断引き上げを受けて一時は上昇し、ナスダックを支援していたものの、サンフランシスコで開かれた見本市「マックワールド」で大きなニュースがなかったことが投資家の失望を誘い、押し戻された。
昨日(6日)の日経平均株価は前日比37円高の9,080円。
TOPIXは小幅高の876ポイント。
騰落銘柄数は値上がり801銘柄、値下がり773銘柄、変わらず124銘柄。
東証1部の売買代金は1兆4030億円と低調。
利益確定売りや、円高を警戒した売りが出て下げに転じる場面もあったが、9,000円の水準では買い戻しが入った。方向感に欠ける展開だったが、オバマ次期米大統領が重要視しているとされる環境関連や電池関連などが物色された。太陽電池事業を手掛けるシャープ <6753.T> は一時、ストップ高。
業種別では電気、機械、自動車、鉄鋼の上昇が目立った。20日のオバマ次期米大統領の就任までは売り込む材料が出にくいとの見方から、ヘッジファンドなどが買い仕掛ける動きも出ている。外資系証券経由の注文状況を要確認。
個別銘柄では、ソニー <6758.T> 、キヤノン <7751.T> 、トヨタ自動車 <7203.T> などの輸出株が堅調。GSユアサ <6674.T> が売買代金第2位。材料株として注目が集まった。
みずほフィナンシャルグループ <8411.T> 、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306.T> 、三井住友フィナンシャルグループ <8316.T> などの大手銀行株は軟調。ファーストリテイリング <9983.T> は午後、反落。
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買い一巡後、上値の重い展開 「本日のマーケット」 2009年1月7日 9時3分
本日の参考記事:
政策金利ゼロ近辺でも下振れリスクは大きい=12月FOMC議事録 09/01/07 08:42 [ワシントン 6日 ロイター]
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