22日の米国株式市場は反落。
 NYダウが前日比105.30ドル安の8122.80ドル。
 ナスダック総合指数は同41.58ポイント安の1465.49ポイント。
 出来高概算はニューヨーク市場が15億5412万株、ナスダックが23億1187万株。
 市場予想を下回る08年10〜12月期決算や人員削減策を発表したマイクロソフトが下落、ハイテク株が下げをけん引。08年12月の住宅着工件数が前月比15.5%減の年率55万戸と統計開始以来の最低を更新したほか、週間の新規失業保険申請件数も前週から増加し相場の重しとなった。
 マイクロソフトは一時12%近く下げ、1998年以来の安値をつけた。同社はこの日、向こう1年半で最大5000人の人員削減を実施する方針を示した。また、現会計年度について、今後利益見通しを発表しない方針を明らかにした。同社の決算は市場の取引終了後に発表される予定だったが、取引開始前に発表された。この日の米国株式市場はマイクロソフトに足をすくわれた格好。
 マイクロソフトは一時、1998年1月以来の安値となる17.07ドルに下落。2000年11月以来の大幅な下落率を記録した。終値は11.7%安の17.11ドル。
 米労働省が22日発表した新規失業保険週間申請件数(17日終了週)は58万9000件と、前週から予想以上に増加。
 米商務省が22日発表した12月の住宅着工件数は前月比15.5%減少、年率55万戸と過去最低となった。
 バンク・オブ・アメリカ <BAC.N> により買収されたメリルリンチ <MER.N> のセイン最高経営責任者(CEO)がバンカメを去ると、バンカメの広報担当者が明らかにしたことを受け、金融セクターでも懸念が高まっている。バンカメは14.5%急落。
 一方、アップル <AAPL.O> は6.7%急伸。前日発表した決算が市場予想を上回り、今四半期について明るい見通しを示したことが好感された。



 昨日(22日)の東京株式市場では日経平均が反発。
 日経平均株価は前日比150円高の8,051円。
 TOPIXは同8ポイント高の795ポイント。
 騰落銘柄数は値上がり1,035銘柄、値下がり551銘柄、変わらず124銘柄。
 東証一部の売買代金は1兆3625億円
 先物主導で買いが入り、8000円台に戻した。
 円高水準に輸出関連株は上値の重い展開が続いたが、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物高なども支援材料になり、東証業種別株価指数では、全33業種中、27業種が上昇。
 日銀金融政策決定会合における不動産投資法人債などの購入が市場に好感され、リート(上場不動産投資信託)や不動産株を中心に買いが膨らんだ。
 為替をにらんで神経質に推移、前場にドルが88円台に下落した局面では7800円台まで下振れしたが、89円台を回復すると日経平均も切り返した。
 日銀が政策決定会合で不動産投資法人債を適格担保にすることを決定したことで、REITや不動産株が買われ、日経平均は終値で8000円台を回復。
 ドルは前日の海外市場で13年半ぶりの安値となる87.10円をつけ、市場では一段の円高進行に対する警戒感が根強い。ドルはいったん下げ渋ったが、底打ち感はない。
 前場に89円台から88円台に下落するとハイテク株など輸出関連株への売りが強まり、日経平均は一時7800円付近まで下落。その後、ドルが89円台に戻すとハイテク株への買い戻しの動きもでて日経平均は切り返した。
 2009年3月期業績について4割程度の減益は織り込んだとされるが、前提となる為替レートが円高に修正されれば一段の減益もありうる。円高の背景となっている欧米金融機関への不安が払しょくできないことから、関係者は為替の動向に神経を尖らさざるえない。。
 後場中盤には日銀が金融政策決定会合の結果を発表し、CP買い入れなどのほか不動産投資法人債の適格担保化を明らかにした。このため、REITなどに資金がまわりやすくなるとみられ、REITや不動産株への買いが強まった。
 そのきっかけは、CTA(商品投資顧問業者)系ファンドによる買い戻しの反発。日銀が不動産投資法人債などを適格担保にすると発表したことで不動産株やREITが買われたほか、CP買い入れの総額が3兆円と予想を上回ったことも買い材料になった。
 業種別(東証33業種)株価指数では値上がり27、値下がり6。
 保険業、証券業、不動産業などが上昇。輸送用機器、鉄鋼、ガラス・土石製品などは下落。
 クレディ・スイス証券の投資判断引き上げを受け、マネックスG<8698>など証券株が継続物色され、三住海上<8725>など保険株にも買いが続いた。三菱地所<8802>など大手不動産株や、野村RE<3240>などリートも軒並み高い。
 トヨタ<7203>など自動車株は停滞。09年3月期で連結最終赤字に転じる浜ゴム<5101>などタイヤ株も安い。09年3月期連結業績予想を下方修正した日立ハイテク<8036>も軟調。

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軟調に推移 再び8000円台を割り込む 「本日のマーケット」2009年1月23日