これは次の年金詐欺か・・・・・
と思わざるを得ないようなニュースが飛びこんできた。
年金 納付率改善ないと現役5割の給付無理 厚労省試算
朝日新聞, Japan 2009年4月15日
国民年金の保険料納付率が今後も現状並みの65%だった場合、将来の厚生年金の給付水準が、政府が約束した現役世代の手取り収入の5割を割り込むことが明らかになった。厚生労働省が15日の衆院厚生労働委員会で、試算結果を公表した。 公的年金に共通する基礎年金部分 ...
厚生年金 給付水準50%割れ
読売新聞, Japan 2009年4月15日
国民年金保険料の納付率が、実績値に近い65%で推移した場合、現役世代の手取り収入に対する厚生年金の給付水準(所得代替率)は50%を下回り、政府・与党が公約する「現役世代の5割確保」は達成できなくなることが、厚生労働省の試算で明らかになった。 同省が2月 ...
将来の年金、現役収入の50%割れ 納付率現状なら、厚労省
47NEWS, Japan2009/04/14 23:06 【共同通信】
公的年金の財政見通しをめぐり、国民年金の保険料納付率が現行水準のまま向上しない場合、将来の厚生年金の給付水準(所得代替率)は政府が約束した「現役世代の収入の50%」を割り込み、49・3%程度に落ち込む、との厚生労働省の試算が14日、明らかになった ...
この元資料を公開する。
この元資料をみてもらえば、わかるように、一読しただけではわかりにくい。
多くの国民に影響を及ぼすとおもうのだが、このお役人文書をみても、さらに、それをもとにした新聞記事をみて、多くの国民はわからないだろう。
つまり、前段階での知識が必要となる。
1:国民年金の納付率が、厚生年金や共済年金の加入者にもしわ寄せがくるということ。
これは、年金が「2階建て」といわれる理由』を参考。
2:今年の2月23日に公表した公的年金の財政検証によると、
「今後およそ100年にわたり50%台を維持できる」と試算し公表した。
その内容は、
「今後の出生率や経済状況などを考慮した『基本ケース』で、給付水準は現在の62・3%から徐々に低下するものの、2038年度以降は50・1%で固定される」
というもの。
ところが、その前提が、保険料納付率が80%であるということが今回発覚!
そして、今回の新たな試算では、「保険料納付率が1%減少するごとに、所得代替率は0・05〜0・06%程度減少する見通し」となることがわかった。
3:公約違反である点。
2004年に政府は、
「保険料を13年間、毎年引き上げる代わりに、将来の厚生年金の給付水準を現役世代の平均手取り収入の50%以上確保する」と公約した。
しかし、今回の厚生労働省の試算では、
「国民年金の保険料納付率が今後も現状並みの65%だった場合、将来の厚生年金の給付水準が、政府が約束した現役世代の手取り収入の5割を割り込む」
ということが明らかになった。
つまり、政府公約の、
「将来の厚生年金の給付水準を現役世代の平均手取り収入の50%以上」
が公約違反だけでなくて、現実的に不可能であることが発覚したのだ。
これは、第二の年金詐欺でないか?
その元資料を限定公開する!
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この資料は、準取り扱い注意文書とさせていただきます。
編集注:「このような資料は、広く国民に知らせるべきだ!」との意見もあります(特に当方、ボス談)。しかし、諸般の事情といいましょうか?
それでなくても、当事務所と当サイトはすでにマークされています。つまり、いつかはこのサイトも閉鎖という憂き目にあうでしょう。また、当方ボスが別件で、うんじゃら・・・ということもあるかもしれません。
「ま、それはそれでしょうがない。ただし、その時でも、オレは、植草一秀や一部民主党みたいに、陰謀だ、国策云々だと、いつまでも騒ぐようなみっともないマネはしないから、安心してやりなさい。三島由紀夫先生に教わらなくても、腹の切り方ぐらいしっている」(当方ボス談)
ということです。
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これは第二の年金詐欺!! 厚労省元資料公開! 2009年4月17日