真名のケーザイ探検  
第十七回 モノを売ることは命がけの飛躍である
by 真名



小見出し

消費者とは
トヨタ首脳が読むべき本 柄谷行人 「探求1」
市場での交換は、言語ゲーム
「労働価値」と「労働価値の非実現」
「命がけの飛躍」「暗闇の中での跳躍」


探究〈1〉 (講談社学術文庫)探究〈1〉 (講談社学術文庫)
著者:柄谷 行人
販売元:講談社
発売日:1992-03
おすすめ度:4.5
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・・・・・・・・・・「とりあえず、まとめると、クルマが100万円で継続的に売れ続けていて、クルマに内在する労働価値が100万円であるというルールがあるかのような状態が続いたとしても、それは結果的にそうなっていただけのことなわけだ」
「当たり前のことだけど、消費者は赤の他人で、クルマ屋さんの事情は知ったことじゃないから、同じクルマが、次に売れるかどうかはわからないわけね」
「たとえ売れたとしても、それはクルマに込められた100万円の労働価値が実現したわけではないと」
「うん。私が勘違いしているかもしれないけど、そのようにクルマを作って販売を試みることを、柄谷さんは(命がけの飛躍)(暗闇の中での跳躍)と呼んでいるようね」・・・・・・・・・・・(本文より)

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モノを売ることは命がけの飛躍である 2009年4月24日