これは、やや解説が必要で、まず、サラトガとか、エンタープライズというのは、真珠湾攻撃での米主力空母。これを攻撃できなかったのが、ミッドウェー海戦とか、のちのちの戦局が不利になったとされるもの。詳しくは、「ぼやき三毛猫」さんに聞いてください。うちには、戦史研究家はいません。

注意:以上は戦史からみて正しくないとの指摘をされています。ひとつのたとえですが、上滑りの感はぬぐえません。よって、あまりこの部分にはこだわらずに、お読み下さい

 あと、小沢一郎さんの、空母サラトガは、「米軍は第七艦隊だけでいい」という発言をさしていると思われます。鳩山由紀夫は空母エンタープライズを雷撃は、今回のNYTの掲載論文の件。

 それで、うちのボスは、

「空母エンタープライズには、ハウゼーが乗っていたと思われるし、約400兆円ほどの人質としての米国債がとられているので、戦局は予断をゆるさない・・・。
 ここは、『ジョン万次郎の会』の出撃か?
 何?、この記事にうちの北岡が関与しているというタレコミがあったって?
 それは、こまったのう・・・・
 そうだ、野次馬さんに馬鹿にされた反米愛国のネットウヨは、ただちに鳩山由起夫の応援にかけつけなさい。昨日の敵は、今日の友だ!
 うん?こういうのダメ?
 それよりも、北岡を査問しなさい。これは、厳密にはフェアな戦いでない。
 NYTの奇襲だな・・・・これは・・・・だいたい、宣戦布告してないだろう?」



 参考:


米国:「ハトヤマはアジア寄りなのか」 民主代表のNYタイムズ論文に波紋
毎日新聞

日米関係は変わるのか」 8月31日のホワイトハウスの報道官会見では、鳩山論文を踏まえた日米関係に関する質問が相次いだ。ギブス報道官は「どんな政権になろうが日米の強い関係は継続すると信じている」と応じたものの、「鳩山氏がどういう意味で(米国への)従属と ...



米紙に寄稿の「鳩山論文」相次ぎ批判 米国内の専門家ら
朝日新聞 2009年8月29日3時8分

 【ワシントン=伊藤宏】民主党の鳩山代表が27日付の米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)に寄稿した論文をめぐり、米国内に波紋が広がっている。「米国主導」の世界経済の体制を批判的にとらえ、アジア中心の経済・安全保障体制の構築を強調した内容が、米側の目には「現実的でない」と映るようだ。専門家らの間には日米関係の今後に懸念を抱くむきもある。
 鳩山氏は論文のなかで、「冷戦後、日本は米国主導の市場原理主義、グローバリゼーションにさらされ、人間の尊厳が失われている」と指摘。自ら掲げる「友愛」の理念のもと、地域社会の再建や、東アジア地域での通貨統合と恒久的な安全保障の枠組みを作る考えを強調した・・・



ニューヨークタイムズに載った記事全文

A New Path for Japan

By YUKIO HATOYAMA
Published: August 26, 2009

TOKYO — In the post-Cold War period, Japan has been continually buffeted by the winds of market fundamentalism in a U.S.-led movement that is more usually called globalization. In the fundamentalist pursuit of capitalism people are treated not as an end but as a means. Consequently, human dignity is lost.



鳩山由紀夫さんが、日本の雑誌、「Voice」に掲載した全文

祖父・一郎に学んだ「友愛」という戦いの旗印

鳩山由紀夫(民主党代表)

党人派・鳩山一郎の政治信条

 現代の日本人に好まれている言葉の一つが「愛」だが、これは普通〈love〉のことだ。そのため、私が「友愛」を語るのを聞いてなんとなく柔弱な印象を受ける人が多いようだ。しかし私の言う「友愛」はこれとは異なる概念である。それはフランス革命のスローガン「自由・平等・博愛」の「博愛=フラタナティ(fraternite)」のことを指す。
 祖父鳩山一郎が、クーデンホフ・カレルギーの著書を翻訳して出版したとき、このフラタナティを博愛ではなくて友愛と訳した。それは柔弱どころか、革命の旗印ともなった戦闘的概念なのである・・・



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 以下、読者限定で、ボスが北岡記者を査問した内容
 一応、オフレコ扱い
 うちの、読者だけにおしえます。


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 概要は、

1:ボスが査問して、北岡記者はNYTの件は直接は関与していない。ただし、間接関与の嫌疑はあるが、これは、不可抗力。
2:ただし、全体の、論調は以前、うちでエントリーした「ヒステリックな日本は「日本病」に突入する。英国系シンクタンクに寄稿」2009年07月31日」が下敷きになっている。今後、こうした論調が増えると思う。民主党は対策を講じた方がいいだろう。

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NYTの鳩山論文。「オレでない・・・オレはただ・・・」と言い訳する北岡記者 2009年9月2日