17日の米国株式。経済指標を受け、NYダウ3日続落、ナスダック反落
NYダウが前日比132.86ドル安の1万308.26ドルと3日続落。
ナスダック総合指数が同26.86ポイント安の2180.05ポイントと反落。
出来高概算はニューヨーク市場が17億1433万株、ナスダック市場が18億5260万株。
シカゴ日経平均先物3月限(円建て)終値 10115 (‐35)大証終値比

・・・・米労働省が発表した12日に終わった1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は48万件と、前週の47万3000万件から増加。これで2週間連続増。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値では46万5000件への減少が見込まれていた。
 同統計を手掛かりに、この日の米株は朝方から軟調に推移した。


17日の中国・香港株式市場。3日続落、3週間ぶり安値付近。
上海総合指数 <.SSEC> 終値は76.135ポイント(2.34%)安の3179.078。
ハンセン指数 <.HSI> は264.11ポイント(1.22%)安の2万1347.63。

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地元のアナリストは大量の新株供給が投資意欲を削いでいるとして、上海総合指数は今後数日でさらに下落する可能性があると指摘。


17日の東京市場は、亀井金融相のデリバティブ規制法案発言を受け終盤に伸び悩み、小幅反落
日経平均株価は前日比13円安の1万163円。
TOPIXは同2ポイント安の896ポイント。
騰落銘柄数は値上がり662銘柄、値下がり871銘柄、変わらず149銘柄。
東証一部の売買代金は1兆2191億円。

・・・・日経平均株価は午前の取引で一時約2カ月ぶりの高値を付けたが、日本経済回復の足取りが依然鈍いなか、上値を買う動きは限られた。前日急騰した不動産、金融株が反落、午後に入って欧州金融市場のリスクが市場関係者の間で意識されたことや、亀井金融相が通常国会でデリバティブ規制法案を提出すると発言したことで様子見気分が強まるとジリ貧商状となった。大引けで下げに転じた。マイナスに働いた。

「亀井金融相のデリバティブ規制は、投資家を遠ざけるような発言。まったく鳩山政権は何を考えているのか?」(当方ボス談)


「本日のマーケット」
弱含み、輸出中心に売り圧力
「やはり民主党支持者の上値への買いを期待したい。下値部分は自民党支持者が買い支えている。ここは、国共合作的な発想が必要」(当方ボス談)

・・・・上値でのシコリ感が強く、1万0200円水準では戻り売り圧力が引き続き強い。
 日経平均は今週、何度も1万0200円に達しては押し返されている。
 半面、下値も限定的。

 25日移動平均線(9778円75銭=17日現在)が右肩上がりとなっており、下値は底堅いとみるが、本日は、週末で様子見姿勢が強まる。

「やはり民主党支持者の上値への買いを期待したい。下値部分は自民党支持者が買い支えている。ここは、国共合作的な発想が必要」(当方ボス談)


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「やはり民主党支持者の上値への買いを期待したい。下値部分は自民党支持者が買い支えている。ここは、国共合作的な発想が必要」(当方ボス談)「本日のマーケット」 2009年12月18日 8時38分