民主党・小沢一郎幹事長周辺がきなくさい。
 ひとつは、昨年12月18日からはじまった「大久保秘書裁判」。
 もうひとつが、政治資金管理団体である「陸山会」の会計担当だった石川知裕代議士の政治資金規正法違反問題。

 検察OBがいう。
「大久保裁判で、検察のは小沢氏の『天の声』を立件しようとしている。『陸山会』の問題では、4億円といわれている資金の入手先を解明しようとしている。これは、いずれも政治資金規制法の問題だけでなくて、いわゆる収賄、贈賄、もしくは斡旋利得が視野にはいっての公判であり捜査です。
 一部で民主党政権の検察人事への介入が噂されている。
 検察首脳も、相当かりかりきています」

 一連の小沢一郎の政治資金問題。
 検察が、いかなる方法で、立件しようとしているのか。
 西松建設献金事件での、検察側の冒頭陳述と、弁護側の冒頭陳述をよむとよくわかる。

 今回、この2つの冒頭陳述書の全文を読者限定で公開する。
 なお、この公判で、検察側が「天の声」と指摘した公共工事は以下である。
天の声

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西松建設献金事件 検察側冒頭陳述(全文) 大久保被告の弁護側冒頭陳述(全文) 公開 2010年1月8日 12時56分