防衛フィクサーとよばれている秋山直紀被告の防衛脱税事件が結審した。
 ほんどのマスコミが報道していないが、この「結審」で、秋山直紀被告の弁護人から、「取調べの過程で、検察の恫喝があった」と恫喝内容を公開。
 その上で、「脱税について改めて無罪」を主張。
 判決は、3月29日。

 防衛利権と注目された裁判だったが、時間がたつにつれて、世間の関心もうすれてきている。

 この秋山直紀被告は、自著で「小沢一郎の防衛利権」を告発してる。

防衛疑獄
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著者:秋山 直紀
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参考:


防衛脱税事件:秋山被告の公判が結審 3月29日に判決
毎日新聞 2010年2月10日

 防衛関連企業からコンサルタント料名目で得た所得を隠したとして、所得税法違反(脱税)などに問われた社団法人「日米平和・文化交流協会」理事、秋山直紀被告(60)の公判は10日、東京地裁(朝山芳史裁判長)で結審した。秋山被告は民事訴訟の証拠を偽造した有印私文書偽造・同行使罪について「世の中を甘く見た結果、天罰として返ってきた。申し訳ない」と謝罪する一方、所得税法違反は「無罪を申し上げる」と改めて主張した。判決は3月29日。

 弁護側は最終弁論で「問題とされた所得は個人ではなく(コンサルタント業務をした)法人に帰属していた。秋山被告に脱税する意思はなく、所得税法違反は成立しない」と主張した。

 起訴状によると、秋山被告は03〜06年、約3億1400万円を隠し約9900万円を脱税し、04年に裁判の証拠を偽造したなどとされる。検察側は前回公判(1月20日)で懲役3年、罰金3000万円を求刑している。【銭場裕司】



防衛コンサル事件、判決は3月29日最終弁論 脱税の無罪あらためて主張 結審
産経MSN 2010.2.10 11:38

 平成15〜18年に防衛商社などから受け取ったコンサルタント料約3億1400万円の個人所得を隠し約1億円を脱税したとして所得税法違反(脱税)などの罪に問われた社団法人「日米平和・文化交流協会」元専務理事、秋山直紀被告(60)の公判が10日、東京地裁(朝山芳史裁判長)で開かれた。弁護側は最終弁論で脱税について改めて無罪を主張、結審した。判決は3月29日。

 検察側は懲役3年、罰金3千万円を求刑している。

 弁護側は「送金された法人には実体があった。収入も法人に帰属する」などと脱税について無罪を主張。マンション建設代金の支払いを請求された民事訴訟をめぐる有印私文書偽造・同行使などの罪については起訴内容を認め、執行猶予付きの寛大な判決を求めた。

 秋山被告は最終意見陳述で「脱税については無罪を申し上げる。会社の経営に不明朗な点があり誤解を与える点があったと思う」などと述べた。

 起訴状によると、秋山被告は15〜18年、山田洋行などの防衛関連企業からコンサルタント料名目で米国のダミー法人の口座に送金させるなどの手口で約3億1400万円を受け取ったことを隠し、所得税約1億円を脱税したとされる。


参考:

所得税法違反(脱税)の秋山直紀被告・裁判の「検察冒頭陳述要旨」「弁護人の冒頭陳述書」全文公開!! 2009年11月24日


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秋山直紀被告の公判が結審。ここで飛び出した検察の「恫喝取調べ」。なお防衛利権は、徳之島へ 2010年2月13日