「本日のマーケット」
もみ合い。年金筋などの押し目買い期待。
SQ週の水曜日は相場が上下に振れることが多いとのアノマリー(理論的に説明ができない状況)に注意。

 菅首相は財務相在任中から、日銀に対して緩和姿勢を求めてきたほか、インフレターゲット導入にも前向きと市場に理解されている。いずれにしても円安方向に向かうとの見方から、株式市場にとってはプラス。

「問題は、経済ブレーン(内閣府参与)小野善康大阪大教授の存在。東京工大から、東大大学院で経済学を学ぶも経済学者としては、アウトロー的な存在。基本はケインジアンだが、市場の不完全性でなくて、流動性選好説をとる。
 エコノミストからは、『詭弁』といわれている珍説が『増税しても景気は良くなる』という小野氏のロジック。ナイーブ過ぎて経済学的にはナンセンスな議論。鳩山総理のときの寺島実郎とおなじ存在になる可能性がある」(エコノミストのB記者談)

 経済ブレーンには、正統派をおきたい。奇をてらった政策は一見魅力的にみえるが、「経済政策に奇策はない」。
 そういえば、このサイトのコメンテーターである「一般読者」さんも、すでにナイーブすぎる小野氏のロジックを指摘済みである。

・・・詳細は、会員制サイトへ。市場が開いている毎朝8時30分から40分の間に更新。これを読んで、「相場で損した」とはいわせません。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
SQ週の水曜日は相場が上下に振れることが多いとのアノマリー(理論的に説明ができない状況)に注意。「本日のマーケット」 2010年6月9日 8時33分