◆経常収支黒字国(日本) vs 経常収支赤字国(ギリシャ)
◆貯蓄過多国(日本) vs 貯蓄不足国(ギリシャ)
◆政府の負債の95%が国内消化(日本) vs 七割が外国(ギリシャ)
◆政府の負債の100%が自国通貨(円)建て)日本) vs 自国で金利調整できないユーロ建て(ギリシャ)
◆バブル崩壊後のフロー崩壊を防ぐため、政府の負債が増えた(日本) vs 国民に公務員手当てや年金としてバラまき、政府の負債が増えた(ギリシャ)
◆長期金利が世界最低(日本) vs 長期金利が二桁に達していた(ギリシャ)

 これだけ条件が違うにも関わらず、ギリシャと同じ処方箋(緊縮財政)を日本に当てはめようと、財務省は必死になっているわけです。問題の性質が全く異なるのに、日本がギリシャの二の舞になるわけがないでしょう・・・。