瘋癲老人のレイジーな日々16
もう少し、阿部勉さんの交友関係の想い出にひたる
新藤厚


閑人舎通信でおなじみの、新藤厚さんの連載開始。新藤厚さんといえば、当方ボスの大先輩記者にあたります。経歴を書こうとしましたが、とても恐れ多くて書くことができません。


・・・人口十万人の佐久市の公立図書館は四カ所。市報の「図書館便り」で大人向け「推薦図書」を見てちょっと唖然とした。「めざせ年賀状の達人」「まるごと柑橘レシピ」「デコ★ロール作っちゃおう」「かんたん手作りスポンジはんこ」「365日誕生石の本」・・・・一冊の小説も評論もないのは市民を愚弄しているとしか思えない。恥ずかしい町だと思う・・・
・・・西村賢太の『暗渠の宿』『どうで死ぬ身の一踊り』『小銭をかぞえる』と三冊読んだ。依存にはまる「毒」が際だっている。この時代にこんな正統な「無頼派私小説」が成り立つその「切実さ」にイカれた。まるで田中英光が生き返ったようだ・・・


これまでの連載:
瘋癲老人のレイジーな日々 1 〈とても静かな、食うか、食われるか〉
瘋癲老人のレイジーな日々2 ときに老人に必要なのは年金と感傷である。
瘋癲老人のレイジーな日々3 御巣鷹の尾根・・「あの日」から崩壊の序曲は始まっていた。
瘋癲老人のレイジーな日々4「朝日で死にざまを見せる」ついては十五階の見取り図が欲しい 野村秋介氏
瘋癲老人のレイジーな日々5 菅夫人の「不貞醜聞」が公然と語られていた頃。
瘋癲老人のレイジーな日々6 尖閣・魚釣島の灯台は昭和五十三年に日本青年社が建設、維持してきた。
瘋癲老人のレイジーな日々7 武富士会社更生法申請!「ジャーナリスト宅盗聴事件」何本もの盗聴テープはC組から武富士に渡った
瘋癲老人のレイジーな日々8 大方の老人の本性は卑しく下品である。
瘋癲老人のレイジーな日々9 小川洋子を読むと一週間ほどラビリンスに迷宮・・「つまり、わけわからなくなる」(ボス談)。
瘋癲老人のレイジーな日々10 門田隆将こと門脇護の鬱勃たる執筆ぶりには正直、驚かされる。
瘋癲老人のレイジーな日々11 日産の「労働貴族」塩路一郎の醜聞取材は日産本社の依頼だった!
瘋癲老人のレイジーな日々12 この春、阿部勉さんの「楯の会」の制服を長男の孝人に返した
瘋癲老人のレイジーな日々13 十月二十日は野村秋介さんの命日、十六回目の「群青忌」。
瘋癲老人のレイジーな日々14「松崎ってホントに恐い男なんだよ。俺は松崎が人を殺したことも知っているんだ」とJR東労組の委員長はいった。
瘋癲老人のレイジーな日々15 中川秀直は「とにかくご勘弁を」と懇願。その四年後に「愛人スキャンダル」が「フォーカス」に掲載された。


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