瘋癲老人のレイジーな日々22
前回につづき気の向くままに「三浦事件」の時代を遊弋する
新藤厚



・・・この男の病的な虚言癖も信憑した。「こいつ、やってるな」と確信した。こういう直感はそうハズれるものではない。もちろん証拠主義の法廷ではないのだからそれでよいのだ・・・
・・・ジャズピアニストでアレンジャーの島健は水道橋の工業高校の同級生だった。親友だった。その友と異国で十年ぶりぐらいに再会したのだ。世界は思ったほど広くはない。「お前さあ、一番と二番の長さが違っちゃ作曲できないよ。歌にはサビってあってさ……」 神宮前の島のアパートでのそんな会話だけ妙に記憶されている。十代の
終わりの頃だった・・・  


閑人舎通信でおなじみの、新藤厚さんの連載開始。新藤厚さんといえば、当方ボスの大先輩記者にあたります。経歴を書こうとしましたが、とても恐れ多くて書くことができません。


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前回につづき気の向くままに「三浦事件」の時代を遊弋する2011年1月28日