【時代小説発掘】
〔助太刀兵法33〕御家人馬鹿囃子(終章)
花本龍之介 



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概
 浅草寺の境内の茶店で、のんきに串団子を頬ばっていた飛十郎は、突然あらわれた芸者の小吉に驚かされた。武蔵屋で知り合った御家人の勝小吉に、すぐ来てくれと言われて深川へ駆けつける。勝の甥の松阪忠蔵が、遊び仲間の伊丹重三郎に女の取り合いで斬り殺されたというのだ。このままでは松阪家が取り潰されるから、なんとか重三郎の倅の新之助に仇討をさせたい。ついては飛十郎に助太刀を頼みたいと言われる。二人は相談して、その女お初がいる深川の女郎屋・汐入り屋に罠を仕掛ける。はたして重三郎は、やってくるのか? わずか十歳の新之助が、無事に仇討ができるのか? 本所深川の下町を舞台に、飛十郎の人情あふれる助太刀居合剣がうなりをあげる! 
  

【プロフィール】:
尾道市生まれ。第41回池内祥三文学奨励賞受賞。居合道・教士七段。
現在、熱海に居住している。


〈助太刀兵法21〉尾道かんざし燈籠
〈助太刀兵法22〉尾道かんざし燈籠(2)
〔助太刀兵法23〕尾道かんざし燈籠 (3)
〔助太刀兵法24〕尾道かんざし燈籠 (4)  
〔助太刀兵法25〕 尾道かんざし燈籠(5)
〔助太刀兵法26〕尾道かんざし燈籠(6)
〔助太刀兵法27〕尾道かんざし燈籠(終章)
〔助太刀兵法28〕室の津綺譚
〔助太刀兵法29〕室の津奇譚(2)
〔助太刀兵法30〕 室の津奇譚(終章)
〔助太刀兵法31〕御家人馬鹿囃子
〔助太刀兵法32〕御家人馬鹿囃子(2)



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〔助太刀兵法33〕御家人馬鹿囃子(終章) (無料公開) 2014年1月26日