「FX玄さん」の不定期連載1
「FXは、基本的には勝てない」から始める
「基本的に勝てないを自覚したら、大損せずにすむかも、少しは利益がでるかも」



 少額からも参加できる為替取引(FX)なら「破産しない方法と、運がよければ資産倍増ぐらいの方法はレクできるかもしれない」


玄さんいわく、
「それだけ相場は難しいというのが現実。いわゆる勝ち組トレーダーといわれている人の8割は破産予備軍、もしくは嘘つきの可能性大。
 そこで、そこそこ稼げて、そこそこ知識を身に着けたら、相場から金を稼ぐのでなくて、手法とか能書きを教えて、そこから金を稼ぐという方法を覚える。
 その方が、圧倒的にリスクが少なく儲かる。または、そこで稼いだネタ銭を相場にぶち込んで、うまくいけば儲けて、失敗してもあきらめがつく。
 これが相場で稼いでいる人の8割の真実」

 玄さんは、大手経済新聞で金融を担当。「伝説的なトレンドフォロワー集団・タートルズ」を最初に取材した日本人記者として一部で有名。ただし、自分で相場をはることはなかった。(注:社内規約として自己トレードが規制されていたこともある)
 ところが病に倒れ休職。復職したが、すでに自分の記者としての活躍の場はなく、関連会社にとばされた。そこは経済や金融とはまったく無縁のポジション。いってみれば窓際生活。
 毎日出社するも毎日が暇。ただラッキーにも、自己トレード禁止の規制がはずれていた。そこで、しこしことトレードをはじめる。

 その間に、日本の証券アナリスト資格(CMA)、米国証券アナリスト資格(CFA)を取得。著作は翻訳、共著をふくめて複数あるが、「CMAやCFAの資格を取るには役立つし、能書きのネタにはなるが、これで相場で勝てるとか、儲かるとは到底思えない」wというので紹介はなし。

 8年前に退社して、金融アナリストとして独立。さらに専業トレーダーとしても「しこしこ」(本人いわく)トレード。
 証券会社や投資顧問会社が主催する勉強会の講師をつとめる。
 順調に個人資産も増え、複数の投資ファンドから誘われ、顧問もつとめる。
 ネット証券やFX取引が普及して、講師やアドバイザーの仕事も増えた。
 ただし、リーマンショックで、個人資産の半分を失う。
「破産しなかったのは、ただのラッキー以外なにものでもない」
 ただ、民主党政権の暴落・円高、アベノミクスの高騰・円安に乗っかり、倍返しから、3倍返しに成功。

 基本は、多くのトレーダーがそうであるように「一発屋」でないと「大儲け」はできない。
 ただし「いつか、かならず、どこかで、ガラ(暴落)はくる」
 を体におぼえさせること。

「相場はゼロサムゲームというが、実は、トランプのババ引き。だれかが、かならず、どこかで、ババを引く」
「ババを引かない方法はない。ポジションをもった瞬間に、それはババの可能性がある。このババを誰かに引かせることができたら、ただのラッキー。ラッキーは平等にくるが、最後のババを引く可能性も平等にある」が口癖。

 現在、金融アナリストとして講師をつとめながら、株式、先物、オプション、為替などのトレードをやっている。
「しかし、俺がこわれてやっている勉強会に出席しても、知識は増えるかもしれないが、絶対に稼ぐことはできない」と断言。
 その理由は、「証券会社、投資顧問会社主催の勉強会で、本当のことを教えたら、主催者側がこまることになる。この手の勉強会の目的は、鴨の育成が目的。その鴨に逃げる方法を教えたら、講師はつとまらない」w・・ということでここでは「玄さん」と匿名で連載します。

 玄さんを昔からしっているボスのコメント。

「昨年、ちらりと四季報をみたら、いくつかの会社の大口株主欄で玄さんの名前をみた。リーマンショックで破産したとおもっていたが、いつのまにか、復活したようだ。それで、連絡とってみた。
 相場は、自己責任というが・・・
 100% やられる。
 おれも、ちょっとはまって稼いだ時期があったが、今は、じり貧。
 ただし、破産せずに済んでいるw
 相場で成り上がった玄さんに、ちょっと話せ!
 といった。
 うちの事務所内だけでなく、玄さん周辺でも、ちょっと軋轢があった。
 よって、軋轢を抱えたままの、スタートである。
 なお、軋轢の責任はすべて俺にある」


以上