【時代小説発掘】
江戸浅草物語9「星宿図の謎に陰陽五行の天才占い師が挑む」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
 浅草寺に近い浅草花川戸むじな長屋の住人たちの物語。
 将軍吉宗は、弱体化した幕藩体制を憂慮して、人材登用を積極的に行った。普請奉行の大岡忠相(おおおかただすけ)を南町奉行に抜擢し、幕藩体制の強化を図っていた。
 今は亡き神君家康は、北辰(北極星)に宿っていた。死後も江戸城を守護していた。それは、天海僧正が巧妙に仕組んだものであった。
 北辰には、金神がそこに奉られていると言われており、江戸の守護神としては、これ以上のものはなかった。
 全国の大名たちは、神君家康の眠る日光には、足を向けて寝ることもできなかった。
 そして、天海僧正は、自らの陰陽五行の力を借りて、江戸城を守護するための結界を作った。将軍吉宗は、陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法に、その結界をより強固にすることを命じた。
 関ヶ原の戦いで敗れた石田三成を奉る闇の軍団が江戸の町にうごめいていた。一味の首領である黒魔壇牛八は、浅草寺の観音様を狙った。それは、天海僧正が作った結界を破る目論見であった。
 風の喜八や陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法の働きにより、浅草寺の観音様は守られたのだった。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 


これまでの作品:

江戸浅草物語1 「浅草花川戸むじな長屋の住人たち」
江戸浅草物語2「徳川幕藩体制の最大の危機」
江戸浅草物語3「徳川幕府の危機に陰陽五行の天才占い師参上」
江戸浅草物語4「徳川吉宗、雌伏して時を待つ」
江戸浅草物語5「神君家康の化身徳川吉宗が将軍職に就く日」
江戸浅草物語6「北辰(北極星)に神君宿りて、江戸を守り給え」
江戸浅草物語7「津軽から来た力士柏富士を愛でる相撲甚句」
江戸浅草物語8「徳川幕府の結界が破られる時、北辰(北極星)は輝きを失うのか」




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