随分、過激にいってくれたね。
 この情報まだ、精査されていないんだよ。
 ま、断っているからいいか。
 でも、フライングかも・・・・

 ところで、雑誌ジャーナリストってあるけど、実は、オレ、このジャーナリストって言葉嫌いなんだよ。税務署いって、職業欄に、ジャーナリストって書く元気はない。売文業って書いたら、「文筆業ですね」っていわれた。
 これは、昔、新左翼系に影響されたせいか?

 そういえば、「商業ジャーナリズムは腐敗している」という話があるね。でも、考えて欲しいのは、ジャーナリストというのは、商業的に成立しているから、えらそうに名刺一枚もってあちこちに取材しにいけるわけだろう?
 これは、フジであろうが、朝日新聞であろうが、講談社であろうが、みんな一緒。
「ジャーナリズムと言論の自由は、資本主義に発展とともに、保証された」って大学時代のゼミの教授がいっていたけど、いまになってよくわかる。

 社会主義圏の国家(最近は随分へったけれど)を取材してみるとわかるけど、商業ジャーナリズムは皆無。国家官制のジャーナリズムだけ。このジャーナリストはみんな優秀だよ。だって、実質的に官僚だからね。権力もあるしね。いい暮らししていた。

 で、なにいいたかっていうと、オレは、北岡ちゃんみたいに、貧乏はジャーナリストは嫌いじゃないけど、借金は返してくれよな。
 職業としてのジャーナリズムを選択した以上は、貧乏もいいけど、女房子供をくわせることができないようじゃ、ジャーナリズム以前に、人間としてどうだろうか?

 だから、来週の例の取材やってくれよ。こんなところで、書いている暇あったら、飯のタネになる仕事もしてくれよな。

 というわけで、みなさん、ジャーナリズムとか、ジャーナリストってそんな大儀なもんじゃないんですよ。ま、それでもたまにいい仕事をすることもあるし、裁判で訴えられることもあるので、甘くみてやってください。

 松永他加志(オフイス・マツナガのボス)