[株式マーケットアイ]日経平均は1万5500円前後の動き、東証1部出来高は13億7918万株 06/07/05 14:58
<14:50> 日経平均は1万5500円前後の動き、東証1部出来高は13億7918万株
日経平均は1万5500円前後の動きとなっている。14時45分現在、東証1部の出来高は13億7918万株。 市場関係者によると「引けにかけて売り直された格好だが、4日連騰した後なので売りが出やすい。ミサイル問題で再び下げたという感じではないようだ。こうした状況下で為替相場も円高に戻していることも注目されている」(中堅証券ディーラー)という。
<14:20> 安値もみあい、全体的に見送りムード強まる
安値もみあい。日経平均は1万5500円をやや上回る水準で推移している。市場関係者によると「朝方はにぎわっていた防衛関連株もダレるなど、次第に見送りムードが強くなってきた。上方修正や下方修正など決算に絡んだ材料で、個別に明暗が分かれているなど、当面は業績を手掛かりにする局面になりそうだ」(準大手証券情報担当者)という。
<13:40> 日経平均は、手控え気分強く軟調もみあい
日経平均は、手控え気分が強い中、軟調もみあいとなっている。 カブドットコム証券マーケットアナリスト、山田勉氏は「4連騰した後で一服。北朝鮮のミサイル発射を口実に、ひと休みとなっている。米雇用統計発表も控えており、休み明けの米国株の方が心配だ。前回98年8月末のテポドン発射の時に株価は上がっていた。休み明けの米国市場待ちで、手控え気分が強い」と語った。
<13:00> 日経平均は軟調、出来高は9.6億株と薄商い
日経平均は軟調、1万5500円台の動きが続いている。鉄鋼、非鉄などのセクターがしっかり。13時現在の東証1部出来高は9億6185万株と薄商い。 市場では「昼のバスケット取引は比較的大きな規模だったが売り買い均衡で材料視されていない。米国市場の休場後で売買高が一段と細っている。方向感の乏しい展開で、市場参加者は全般に見送りムードだ」(準大手証券情報担当者)という。
<10:47> 日経平均は軟調小動き、新日鉄が大商い
日経平均は軟調もみあい、1万5500円台の動きが続いている。新日鉄 <5401.T> が大商い。キヤノン <7751.T> もしっかり。半面、トヨタ自動車 <7203.T> がさえない。 市場では「株価はもともと利益確定売りが出やすい水準まで上げていた。北朝鮮のミサイル発射は格好の売り材料になったようだ。ただ、下げたところでは投信などの押し目買いが入る。新日鉄の自己株取得など好材料に反応しやすい地合いであり、下値は固そうだ」(準大手証券トレーディング室長)との声が出ていた。
<10:05> 日経平均は軟調小動き
日経平均は、1万5500円台で軟調小動きとなっている。 みずほインベスターズ証券投資情報室参事役の大塚徹氏は「北朝鮮のミサイル発射準備は伝えられており、発射はある程度予測されていたので、突然の話ではない。今のところ被害もない。市場は織り込んでいるのだろう」と指摘。 その上で「米国市場が休場でもあり、株式相場はしっかりといった感じ。過去に北朝鮮がミサイル発射した時も、株式市場は高かったり安かったりとまちまちだった。日銀の金融政策への影響は直接的にはないと思うが、不透明でまだ読みきれていない状況だ。今後、被害が出たり、さらに何発も発射するなど拡大すれば、状況も変わってくるだろう」と語った。
<9:40> 下げ渋る、売り一巡後に市場は落ち着き取り戻す
全般は下げ渋り。日経平均は1万5500円台での動き。朝方は主力優良株を中心に幅広く軟化したものの、売りが一巡した後の市場は徐々に落ち着きを取り戻した。北朝鮮のミサイル発射を材料に売り崩す雰囲気はない。 市場関係者によると「ミサイル発射を嫌気して下げたものの、その後、全般が底堅い動きとなっていることから、ファンダメンタルズを大きく揺るがす材料にはならないとの見方が広がっているようだ」(SMBCフレンド証券・投資情報室次長の松野利彦氏)という。
<9:20> 利益確定売りで反落、北朝鮮ミサイル発射で
寄り付きの東京株式市場は反落。日経平均は、北朝鮮のミサイル発射を受け、利益確定売りで軟調に寄り付いた。外資系証券経由の注文状況が差し引き240万株の売り越し観測となったことも圧迫要因となった。その後は弱含みの展開となっている。 安倍官房長官は、記者会見で、北朝鮮のミサイル発射に対して「極めて憂慮すべきものである」との声明を発表。経済制裁など制裁措置を検討していくとの見解を示した。
<8:45> 寄り前の板状況、ハイテク株などが売り優勢
市場関係者によると、寄り前の板状況は、シャープ <6753.T> 、松下電器産業 <6752.T> 、ソニー <6758.T> などのハイテク株の一角が売り優勢となっている。 一方で、三菱重工業 <7011.T> 、武田薬品工業 <4502.T> などが買い優勢となっている。
(東京 5日 ロイター)