ちとローカルな話題ですみません。
ボスは嫌がっていたのですが、ボスのお母様の展示会のご案内です。
北海道は、旭川方面の方、必見です。
ボスのお母様は、紫山流の晩景の教授です。
宗家補佐という役職ももっていらっしゃいます。
晩景といっても、奥が深く、晩景、浮彫画、鉱石画とあるそうです。
この鉱石画こそ、紫山流の奥義中の、奥義。
たぶん、日本では5人と、この鉱石画をきわめたうえ、現在も指導している人はいないそうです。
実は、私はボスのお母様のご機嫌をとって、この鉱石画を一枚いただいています。
なんとも不思議な絵なのです。基本は、風景画。
ペンも筆も使わずに描いていきます。
大理石を細かく砕いた砂のようなものを、指先でつまみ、振っていきます。
砂のようなものは、それぞれ染色されていて、それを混ぜることによって、別の色彩をだすこともあります。細い線も、海の白波も、雲のひとつひとつの流れも、湖畔の奥深い色調も、すべて、この砂をまいていくことで、奥ゆかさと、深み、渋み、色調をだしていきます。
源流は中国にあるそうですが、中国の風景画といえば、水墨画がおもわれますが、この水墨画に奥ゆかしい色彩がもられていきます。
ボスにいわせると、「ま、あの、いわゆる奥様芸のひとつだな。ほしけりゃ、いってやるから何枚でももらってやる。でも、お前の家に、絵を飾る場所あるか?」
という調子です。
お母様は、この晩景を50年も教授しています。故お父様が僻地の校長(例の日教組を殴った人。日教組は3代たたる、という名言を残した方)をしていまして、北海道を転勤してあるくたびに、地元の人達にこの晩景を教えたそうです。お弟子さん、3000人以上にのぼるとか。
毎年春、旭川の護国神社では、奉納展示会もされています。
それは、上品で、素敵なお母様です。
それにしても、どうしてこれだけ素晴らしいご両親に恵まれながら、ボスのような「ろくでもない子供」ができたのでしょうか?これは、本当、不思議です。
展示会の日程は、10月27日から11月6日まで。
当日は、ほぼ毎日、お母様も顔をだすそうです。
また、期間中は、旭川FM放送でも、お母様がゲスト出演するはずです。
もし、このブログをみて展示会にいかれる方がいれば、一言かけてください。
多分、ボスのお母様は、
「あらあら、他加志(ボスの名前)が、お世話になって、何かとご迷惑をおかけしていることと存知あげますが・・・・」と大変に恐縮されることはまちがいないでしょう。
うふふふふふ・・・・これでボスの弱みをしつかり握ったぞ!
北岡拝
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