今年は統一地方選挙、参議院選挙と、選挙の年だ。
 この選挙の年にゆゆしき問題が起きている。

 あ!小沢一郎さんの事務所資産公開の話ではありません。これは後述。

 与党、野党とわずに頭をかかえているのが、
「人材がいない!」
  というお話だ。

「芸能人が芸能活動の一環として政治家に転出する話ばかりが、、めだっているけど、これが目立つ理由の一つに、著しい人材不足があるんだよ」

 というのは、内閣総理大臣経験者。

 どうも、優秀で野心をもった人達の間で「政治家離れ」がおきているらしい。
 これ書くとあれだけど、ボスの知り合いで、そこそこの官僚さんがいて、某自民党から密かに参議院選挙への出馬を打診されている人がいる。そこでたまたまボスに相談というか酒の飲み話の延長ででてきたらしい。
「今回出馬しても、芸能人出身の候補者の間でかげが薄くなる」ともらしたという。
 ボスはボスで、
「芸能人の出馬は、相対的な票の積み上げをねらっているから、官僚出身の候補者は逆に楽でいいんじゃないの?彼らは、票を相対的に積み上げる。だから、何もしなくても、当選できる。それで6年保障。だまって恭順の意をしめしていれば、もう一期ぐらいやらしてくれるから、計12年。天下り先としては、そうわるくない」
 といったらしい。

 かって参議院といえば、官公庁、労組の出先機関みたいものだった。
 それが、今や、芸能人の出先機関になっている。(注意:ひとつの表現だよ!突っ込まないように!)

 これに忸怩たるものがあるらしいのだ。だから官僚出身といっても、まともな候補者ともいえる。
 
 政治家が芸能人の出先機関となりつつある状況で、もっと深刻な問題がある。
 若者の政治家離れなのだ。
 かっては、「末は博士か、大臣か」といわれた。
 いまは、「末はベンチャーか、外資か、雑誌記者か?」(最後の雑誌記者は余計・笑い)
 となりつつある。そういえば、東大卒業者の官僚離れは著しいし、象牙の塔の大学院もあんまし人気がない。大臣になる最短距離である政治家志望者などは、著しく減っている。
 優秀な人材ほど、政治家を嫌ってきている。

 ま、杉浦太蔵クンみたいに、ニート系の人に政治家志願がふえてくれば、それはそれでおもしろいけれど、太蔵クンをおもしろがってみていても、政治家になろう!とおもっているニートやフリーターが増えているとはおもえない。まさに、政治家は人気薄商売になっているのだ。

 人気薄の理由はなにか?

「だって、あんまし儲かりそうない」
「選挙大変そう」
「落選しても、失業保険がないみたい」
「借金がふえるみたい」
「なんかするとすぐにマスコミたたかれる」
「ひとつ間違えると、刑務所にいくし」
「利権とか、おいしそうだけど、それはごく一部の人みたい」

 といった話が、先日、ボスとその他が、遊びにいった六本木のキャバ嬢の間ででたそうだ。
 平均年齢19歳(自称・ここで年齢詐称問題はおいておく)のキャバ嬢の間でも、政治家は不人気商売なのだ。これはゆゆしき問題だ。
 
 確かに知り合いの政治家の多くは、みな貧乏している。(特に、オレあたりが親しくする政治家。ボスあたりが密かにあっている大物政治家は別だとおもうが)
 かって「井戸塀」という言葉があったが、それを実践していると思われる政治家も多い。
 井戸塀どころじゃない、「借金が増えただけ」という政治家も多い。

 そこに救世主が現れた。
 それは、やはり小沢一郎さんだったのである。

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  これから政治家を目指す方へ。

「心配ない!政治家は儲かる!マンションも、家も建て放題!一般に氷山の一角と申します。表にでるのは、1−2割。残りは、スイス銀行か、バミューダ銀行か?これは、竹中さんにきくと詳しいらしいですよ。心配ない!ホリエモンよりもおいしいのが政治家です。ベンチャーで儲けようたって、だんだん、上場基準は厳しくなっています。さらに経済ヤクザの魔の手が伸びます。下手すると野口さんみたいに謀殺されます。村上さんみたいになります。外資系は給料が1億とか2億とかもらえるとおもったら大間違い。一つ間違えると使い捨てです。表にでていない自殺者もたくさんいます。それよりも売国奴になってしまうかもしれません。これはいけませんね。
 だから、政治家になりましょう。でなければ、額に汗して働きましょう。でなければ、雑誌記者になりましょう・・・・」

 と結論を先にふっておいて、本タイトル内容にいきます。

(ここまで、担当:北岡隆志)

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「小沢一郎代表の事務所資産公開」(この稿、辻野記者担当)


「何で小沢代表はあんなに多くの資産を持っているのか。政治資金管理団体が資産を持っていいのか。その資産は陸山会の代表・小沢一郎の個人名義になっている。資産固定資産税や遺産相続の税金逃れではないのか」

 永田町では小沢一郎民主党代表に対する、やっかみとともに資産疑惑が噂されていた。
 
 これらの疑問に答える形で2月20日午後3時30分、衆議院第一議員会館第4会議室(すごく狭い)で小沢代表自ら「事務諸費の公開」の説明会見を行った。

 小沢代表は冒頭、
「陸山会の資産は陸山会そのものである。政治規制法にも政治団体が資産を保有してはいけないとはかかれてない。
 しかし、陸山会そのものが不動産登記できないため、私個人名で登記しているが、これはすべて陸山会所有にものである」

「言葉を間違ったらいけないから」と一枚のペーパーを読みながら自分の政治資金管理団体の資産状況を説明した。

 小沢代表は
「陸山会の所有する全ての不動産にはいかなる権利も持っていない。しかし、最近、私が政界を引退した場合、あるいは私が死亡した場合についても丁寧な解説(相続税逃れなど)を付けていろいろ報道されている。
 私が政界を引退した時にこれらの財産が残っていたらその財産は自分のライフワークである日米。日中の草の根交流支援の基金に充てたいと思っているし、死亡した場合も同様の目的のために使われるよう報道機関も厳しく監視されるようにお願いしたい」
 と決して自分の資産拡大のためではないと強調した。

 なぜ、陸山会がこんなに多くの資産を所有する必要があるのか
 
「これらは事務に使ったり泊まったりできるようにするもの。賃貸なら問題にならない。
 不動産を購入するのが悪いのか。政治団体へ献金する人たちの意志を有効に活用するものだ。
 事務所を借りて家賃を支払うのであれば政治団体の資産がなくなってしまう。
 次の世代を担う若者に政治団体として支援できればいいなーと思っているし、私が死んでも私の意志を受け継いで資産を使用してもらいたい。
 いま、閣僚や党の要職にある人はきちんと領収書もつけて政治資金・事務所費を公開すべきだ。
 フリー・フェアー・オープンが私のモットーである。公開された物をみて判断するのは国民である」

 お説ごもっとも!
 とは思うが、若手の政治家は皆な金がなくて「ヒーヒー」言ってるのに・・・・。
 金が余ったから・・それも億単位で余ったからと言って「莫大な不動産」を買う必要があるのかね。
 金が有り余っている人なら別だろうがあまり仕事もなく小沢代表に頼よってる人もいるんだろう。
 小沢さんが領収書までつけて「これは正当だ」と言われても、献金した人の中には「?」と思ってる人もいそうだが・・・・。
 民主党が「格差社会」を強調するなら、代表も庶民の感覚を大事にしてください。

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 再び、北岡の登場です。
 この小沢さんが、会見で配布した資料を、別室に収納しておきますね。
 現物みてください。

  別館資料室収納;小沢一郎代表の事務所資産公開・公開資料の公開 2007年02月22日

 あと、「小沢一郎さんに新たな刺客登場か?」って話しっていますか?
 これは、少々、ブログで書きにくいので、【「現役雑誌記者の裏話・・・・」Mixi版】で、書くことにします。

(なお、Mixiは、規約により当方からご招待はできません。自力でmixiに招待されてください)

以上