東京都知事選挙・・・・いまいち盛り上がらない。
複数のマスコミのポイント計算でも、石原慎太郎の圧勝という数字がでている。
参考本文記事:東京都知事選挙は石原VS浅野の一騎打ち? 2007年03月21日
東京都知事の日報一部公開! 2007年03月14日
東京都知事は気楽な商売か? 2007年03月13日
東京都知事選挙 弾は後ろから飛んでくる 2007年03月05日
盛り上がらない最大の戦犯は・・・民主党!
自前の候補者をださずに、浅野史郎の無所属から出馬をまつ待機作戦。後出しじゃんけんよろしく、出馬をまって、「推薦」。
石原慎太郎だって、自民党の「推薦」をとるのだろう?だから、どっちもどっち!という人がいるかもしれないけれど、民主党はいってみれば、チャレンジャー。石原都知事のスキャンダルから、公私混同から、ありとあらゆるあら探しでもして、ガンガン攻撃しなくてはならないのでないか?
しかも、そこそこネタは転がっている。ネタの一部ぐらいなら、うちだって提供してもいい。ところが、やる気がないのか?なんかおもしろくないのか?東京都の民主党都議面々の歯切れが悪い。
それもそうだろう、民主党が浅野史郎の推薦をしたのはいいとして、勝手連かなにかしらないけれど、市民グループをなのった応援・支援グループの姿をみて、怖じ気付いたというのだ。いや、週刊新潮風にいうと、プロ市民グループ。
無党派層をとりこもうとして、その一環での市民グループなのだけど、この市民グループ。市民グループが悪いとはいわないけれど、無党派層というよりは、まさに、プロ市民層になってしまっている。
うちは、プロ市民という用語をつかいたくないのだけど、それでもつかわざるえない状況なのだ。
「あいつらが、騒げば騒ぐほど、無党派層は、離れていく」とぼやくのが、民主党の都会議員。
たとえば、「アサノと勝とう!女性勝手連」【呼びかけ人】(19年3月18日現在)の名簿をみると、
辛淑玉・人材育成技術研究所所長/上野千鶴子・社会学者/若桑みどり・千葉大名誉教授・ジェンダー文化研究所長/石坂啓・漫画家/橋本育・アジア女性資料センター/赤石千衣子・ふぇみん婦人民主クラブ/上原公子・国立市長/鄭暎惠・大妻女子大学/中山千夏・おんな組いのち元祖世話人/木村民子・文京区議会議員、全国フェミニスト議員連盟元共同代表/櫛渕万里・NGOピースボート事務局長/北原みのり・ラブピースクラブ/三井マリ子・ファイトバックの会/川田文子・ノンフィクション作家/落合恵子・作家/銀林美恵子・戦争への道を許さない下町の女たちの会/三木睦子・三木武夫記念館館長/澤地久枝・ノンフィクションライター/宮本なおみ・九条でつながろう・めぐろ/柚木康子・労働組合役員/安積遊歩・ピアカウンセラー/望月すみ江・女性ユニオン東京/駒野陽子・元国際婦人年をきっかけとして行動する会/福士敬子・都議会議員/吉田恵美子・東京都の人権意識を考える市民の会/俵萠子・俵萠子美術館館長/坂本洋子・mネット・民法改正情報ネットワーク/深澤純子・日本女性学会/天野正子・お茶の水女子大学名誉教授/井上輝子・和光大学教授/青木道代・障碍を負う人々・子どもたちと「共に歩む」ネットワーク/甘利てる代・ノンフィクションライター/森田ゆり・エンパワメント・センター/阿部愛子・特定非営利活動法人海から海へ/稲邑恭子・(有)フェミックス/大熊由紀子・障害者の欠格条項をなくす会共同代表/皆川満寿美・大学非常勤講師/黒岩秩子・社会福祉法人桐鈴会理事長/加納実紀代・敬和学園大学教員/田中喜美子・ファム・ポリティク編集長/酒井和子・ぐるーぷ赤かぶ/寺町みどり・「む・し」ネット/森まゆみ・地域雑誌 谷根千編集人・作家・農家/橋本ヒロ子・十文字学園女子大学/森屋裕子・(有)ウィメンズブックストアゆう/山崎朋子・女性史・ノンフィクション作家/瀬野喜代・荒川区議会議員/ごとう尚子・日進市議会議員/漢人明子・小金井市議/丸山美子・檜原村議会議員/
と、うちのボスの知り合いの人もかなり混じっているからあまり書くとあれだけど、見事なフェミニスト集団ですね。
プロ市民とフェミが、反石原で勢揃いしたという感じだ。
いや、彼らが悪いとは、俺は死んでもいわない。好きじゃないけど。嫌いだとはいわない。うちのボスの知り合いもたくさんいるし・・・。
しかし、東京都民は、プロ市民やフェミニストだけで構成されているわけじゃないでしょう?という突っ込みはいれたい。
みなさんが取り込もうとしている無党派層には、自民党は嫌い、石原も嫌い、だけど、もっと、プロ市民やフェミは嫌いという人もいる。オレはどちらかというとそっちにはいりそう。こうなったら、共産党にでも投票するか?
本気で、浅野で勝とうとしたら、あまりしゃしゃりでないほうがいいのでないか?と他人事ながら心配してしまうのです。
そうか、もともと勝つ気はないのか?
となると、自己組織、自己グループの宣伝とプロパガンダのため士気発揚の場ということなのでしょうか?だとしたら、組織論自体がまちがえていますね。
この辺は、うちのボスが詳しいので聞いてください。
そういえば、民主党も、勝つ気ないみたいだし?
とういうなかで、でました怪文書!
選挙には怪文書はつきものですが、順に紹介していくとして、
今回は、勝つ気ないみたいな浅野史郎さんのものです。
厚生省のお役人時代の話から、女性関係まで・・・・
あ、あくまでも怪文書ですよ。怪文書・・・・真贋は自己責任で。
というのは、怪文書というのは、最近の傾向として、ブーメラン効果というのもありますね。簡単にいうと、浅野陣営を陥れようとして、石原陣営が怪文書をつくってばらまくとします。ところが、それが逆効果になって、浅野陣営に有利にはたらくという構図です。
最近ですと、2006年4月におこなわれた、千葉県7区の補選ですね。これはブーメラン効果の典型です。参考:千葉7区補選 怪文書・原文ママ 2006年04月19日。
ですから、怪文書の掲載が一方的にどちらかに有利になるとか、幇助とかいうの一概にいえませんね。
だから、浅野陣営も、うちに削除命令などしないでください。
うちは、弱小のブログですから。
別館資料室収納:東京都知事選挙 浅野史郎怪文書 2007年03月27日
以上
担当:北岡隆志