福田政権が誕生して、当方もご挨拶というか、政府関係者にご挨拶してきました。ま、内閣がかわる時の、恒例行事みたいものであります。

 そこで、政府関係者にお昼ご飯をごちそうになりながら、あれこれお話させていただいたわけですが、ま、ある種の表敬訪問というか儀礼ですから、

 いきなり、

「福田総理の事務所経費問題はどうなっている?」とか、
「福田赳夫さんがなくなったときの政治資金は、適正に相続してるだろうな?」とか、
「アジア外交を尊重するのは、ま、いいとして、まさか中国訪問時にピンク・トラップにひっかかっていないだろうな?」とか、
「田中真紀子が、機密費で福田内閣をとばすといっているが、逆にどの程度の田中真紀子の金玉をにぎっているのか?」とか、
「当面の政敵は、本当は小沢一郎でなくて、麻生太郎でないか?なにか、麻生のスキャンダルを握ったか?」とか、
「福田政権下での、窓口のCIA担当者だれ?」とか、

 聞きたかったのですが、さすがに雑誌記者クラスに、ましてそのなかでもろくでもない当方の事務所に、総理や官房長官らがお相手してくれるはずもなく、「昼飯食ったらさっさと帰りなよ」という感じで、政府関係者に歓迎されました。

 

 官邸は、いわゆる一般の雑誌記者やフリーのジャーナリストは出入りできません。いわゆる記者クラブに加盟した精鋭の社員記者しか出入りできませんし、直撃取材もできません。官邸の前で、張り込んでいたらすぐに不審尋問されます。最悪の場合は、私服がきて「ちょっとお話を」といって連行されます。

 以前から、官房長官の記者会見の場に、「うちの事務所のスタッフをいれてくれ!いれてくれ!」と、直訴しまくっているのだけど、「記者クラブの方へ」といつも邪険にあつかわれている。官邸の記者クラブのほうにも、試しに「加盟させてくれ。申請用紙くれ!」といったら、あのときの幹事は朝日新聞だったとおもったけれど、「おまえら、アホか!」という顔をされた。(北岡記者談)

 その話をしていたら、「官房長官の毎日の会見は、政府インターネットテレビで毎日、その日のうちにみれます」と政府関係者がいう。

 そか、政府インターネットテレビか・・・・

 以前、みたことあるけど、なんか、えらい遅れてからアップされるので、何の役にも立たないとおもっていた。

「いえいえ、官房長官の定例の午前中の記者会見の模様は、ほぼその日の午前中にみることができます。みなさん、しらないのですね」

 しらなかった。
 今、確認してみたら、政府インターネットテレビ11chが官房長官記者会見で、たしかに毎日更新されている。

「しかしだな・・・・。これでは双方向性にかける。官邸クラブの記者なら質問できるけど、うちらも含めて、一般の国民は質問できない。ご意見拝聴するだけだ。これだとおもしろくない。だいたい、視聴率も低いだろう」とボス。
 ま、視聴率はほとんど関係ないんだけど、ま、しょうがないなんせ、ボスだから。
「そこでだな、オレが、いいアイデアをだしてあげる。ニコニコ動画みたいに画面に書き込めるようにしたらいい。そうすると国民のビビットな意見やら、反応がわかる」
 とボスがつづける。「ニコニコ動画」ね・・・・・。
 
ニコニコ動画ですか?落書きさせるわけですか?」と政府関係者。
「落書きの中に真実の意見がある。その真実を落書きというようでは、福田政権も先は短い」(ボス談)

「いえいえ、貴重なご意見として拝聴させていただきます。(おまら、うるさいな、昼飯くったら、さっさと帰れ!〜)」

 ということで、拝聴していただきました。


 そういうことで、政府インターネットテレビのPR、広報活動でした。
 ま、うちも左サイドバーの一番下に、政府インターネットテレビのRSSはりつけてみました。ご参考ください。

以上