正直いってまったく知らない、「初音ミク」なんだけど、騒動らしい。
ひとつが、「初音ミク」を画像検索しても、適切な結果が表示されない。グーグル、ヤフーともに検索できなくなった。ともに「原因は調査中。早急に対策したい」とコメントしているけれど、いわゆるグーグル八分、ヤフー八分といわれる現象がおきたというのだ
さらに、偶然のタイミングか、必然のタイミングかわからないけれど、話題のTBSさんの人気番組「アッコにおまかせ」で、「初音ミク」をとりあげ、最後に和田アキ子さんが、「はっきり言わせていただく、分かりません」という言葉でこのコーナーを締めくくった。
「アッコにおまかせ」で否定的にとりあげられ、それから、検索八分になったと、ネットでは大々的に取り上げられたというのが経緯。
ここは、まとめ上手のネット潜水艦さんのエントリー「酸っぱい蜜柑やるから済州島をよこせ」でなくて、「抹殺されたアイドル、初音ミク」をよんでもらうとわかるけれど、「電通の陰謀」との説もあるようだ。
だいたい、「初音ミク」については知るはずもなく、おまけに「アッコにおまかせ」も見たことがないという、うちのボスが、こんなエントリーに興味をもつわけもないのだけど、ま、「電通には知り合いがいるが?なにか聞くか?」といってきた。
はあ?とおもったら、原因がわかった。
日本経済新聞で以下のようにとりあげられているのだ。
「テレビ関係者は『初音ミク』を侮ってはいけない」日本経済新聞
「アッコにおまかせ」批判を理解してないテレビ関係者
新聞に書いてあることは、「半値八掛けで読め」と普段は、エラソーにいっているくせに、日本経済新聞が「初音ミク」をとりあげたとなると、急に興味をもつという、いい加減さんは、とりあえず棚にあげておくとして、
日経の記事は、江口靖二さんという方のコラムで、なかなかおもしろい。とくに、ボスの年代ぐらいなら、ひっかかりそうな記事なのだ。ま、ネット関係者がどう評価するかは別として。
個人のコラムなので、うちとしては全面転載はさしひかえるけれど、リンク切れになる可能性もあるので、興味のあるかたは個人的に、コピーして保存しておいてください。
江口靖二さんによると、これまでは、分業体制が確立していて、個人で映像作成は難しいとされてきたが、「初音ミク」という強力なツールがでたおかげでその敷居は低くなった。さらに自分で映像を作り出すことをおぼえてきたら、もうテレビなんかみている暇はなくなる。
TBSが番組で「初音ミク」を取り上げたが、テレビはしょせんは、こんなものだけど、テレビ関係者は実は、「何が分からないかがわかっていない」
つまり、ネットを手にした視聴者は強くなった。
というのが話の趣旨のようです。ぜひ、一読ください。ボスが、急に「初音ミクとかのソフトを買ってこい!」といった、いい加減さが、わかると思います。
なお、検索八分にかかっているといわれている「初音ミク」なのですが、当方自慢の、初音ミク-youtubeで見るニュースで、動画がみれますので、 「初音ミク」とはどんなものかわかるとおもいます。「百聞は一見にしかず」です。
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